マリオ64RTA走者総合ランキングを作成してみた
メインカテゴリーの上位勢
表1は2024年9月4日現在、メインカテゴリー16,70,120枚RTAにおける上位15位の走者を一覧表にしたものである。
※0,1枚RTAには特殊なグリッチ(SideBlj, DDDskip)が要求されるため今回は除外
TOP15にした理由は、現在の上位勢の基準タイム*が、16枚では15分00秒以内、70枚では47分30秒以内、120枚では1時間38分00秒以内であり、3つのRTAにおいて15位のタイムが基準タイム付近であったので採用した。※基準タイムは著者が個人的に作成したもの。
各RTAの上位プレイヤー総数は33人で、このうち3カテゴリーすべてにランクインしているのは3人(9.1%)、2カテゴリーは6人(18.2%)、1カテゴリーは24人(72.7%)であり、このことからメインカテゴリーの上位勢は1カテゴリーに特化したプレイヤーが多いことがわかる。
緑色のプレイヤーは主要3カテゴリーすべてにおいて上位に位置する3カテゴリーマスターであり、マリオ64RTAにおける総合ランキングTOP3であると評価できる。
青色のプレイヤーは短距離寄りの2カテゴリー、黄色のプレイヤーは長距離寄りの2カテゴリーにおいて上位に位置する2カテゴリーマスターであり、残りの1カテゴリーのタイムにも左右されるが、少なくとも総合ランキングTOP15以内であると予想される。
マリオ64RTA走者総合ランキング
表2は、日本で毎年開催されているJapan Summer Cupの配点表を元に作成したマリオ64RTA走者総合ランキング(2024年9月4日現在)である。表3はその配点表である。ランキング対象者は表1の上位勢33名とする。
全体としては、120枚勢が上位、16枚勢が下位となる傾向にある。120枚RTAは70枚RTAのスターと被るため、速く走れる走者が多いことからこのような傾向にあると推測する。
表1で示した3カテゴリマスターはそのままTOP3、2カテゴリマスターはTOP15以内に位置し、表1の予想と合致する結果となった。(走者名の背景色は表1とリンクしています。)
TOP3の各タイムを確認すると、最上位の基準タイム*となる、
16枚では14分50秒以内、70枚では46分55秒以内、120枚では1時間37分00秒以内の少なくとも2つ以上を満たす走者がTOP3となっている。※基準タイムは著者が個人的に作成したもの。
TOP10の各タイムを確認すると、16枚では15分30秒以内、70枚では47分40秒以内、120枚では1時間38分50秒以内であることがTOP10入りの最低条件であることが窺える。
日本人走者(赤文字)を確認すると、TOP10のうち5人が日本人走者であり上位の半数を占めるため、日本のマリオ64RTA走者の総合力は世界的に見ても高いことが示唆される。
あとがき
以上、マリオ64RTA走者総合ランキングでした。
このランキングはマリオ64RTAのうまさ全てを表しているわけではなく、
あくまで、現状の順位と配点表に基づいて算出された結果であるため、参考程度に見てください。
今後は短距離勢のランキング、長距離勢のランキング、シングルスター勢のランキングなどを作成していきたいと考えています。
今回ランキング作成に使用したスプレッドシート(JSCのスプレッドシートから引用したもの)を活用すると、自己ベストの点数を知ることができるので興味がある方は使用してみてください。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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