フィンランドで観光客らしいことをようやくしてみる
ヘルシンキのホステルでこの記事を書いている。
日本の4連休の間、私はフィンランド各地にいる友人に会いに旅行にいくことにした。
書きたいことはたくさんあるけれど、とりあえず強調したいことは、私の旅行にしては珍しく買い物や食事にお金をたくさん使っているということだ。
ヘルシンキから高速バスで一時間弱程度の場所にある、ポルヴォーという街にて。高速バス乗り場(Linja-autoasema)のすぐ近くにある、Rafael's Steak House and Grill というレストランにて、昼食をとった。
日替わりランチ(10.9ユーロ)。サラダバー、コーヒー・紅茶、クッキーつき。メインディッシュが日替わりで、この日はスモークサーモンパスタだった。サラダも少しおかわりして、お腹いっぱい。
フィンランドで外食するときのコツとして、夜よりはお昼時を狙った方がよい。お昼時はlounas buffet (ランチバイキング)と称して、安いところだと10-12ユーロ程度でお腹いっぱいご飯が食べられる。夜は同じ値段でメインディッシュしか頼むことができない。ことが多い。
お腹いっぱいお昼を食べたくせに、およそ2時間後にはカフェでコーヒーとケーキを注文していた。
ポルヴォーはBrunberg(ブルンバーグ)という会社のチョコレート工場があるという。工場直営のお店では割安でチョコレートが買えるらしい。けど、買えなかったとしても最悪地元のスーパーに行けばこうして売られていることが殆どだ。しかも、多分お土産屋さんで同じものを買うよりは安くで買える。はず。
フィンランドのチョコといえば!でおなじみ(?)Fazerのチョコレートも、スーパーの方がお土産屋さんより種類も豊富で安価だ…と思う。
ポルヴォー市街地からおよそ3キロ離れた宿まで行く途中、Brunbergの工場を見つけた。
工場直営のチョコレートショップの場所を示す地図。
工場にでかでかと掲げられたBrunbergのロゴをみて思う。やっぱり工場直営のチョコレート屋さんに行きたい。
チョコレート屋さんのドアを見てみる。日曜は休日、平日は9時~17時、土曜日は15時まで営業しているらしい。
これなら、ホステルを早めにチェックアウトしたら1時間程度お買い物できるんじゃないか。
そんなわけで翌日…
行きました。
「チョコ♪チョコチョコ♪」とうたいながらお店に入っていった私は、相当変な人だったと思う。
同じ商品はスーパーだと確か3ユーロぐらい払わないといけないんじゃなかったかな。安い。
チョコレートが山盛り…
どこを見てもチョコレートだらけ…
1キロ8ユーロのチョコレートだって…。わくわく。
工場で一生懸命袋詰めしている様子も見ることができた。
レジのお姉さんがくれた、試食用チョコレート。すっごいピンボケ。でも味はとってもおいしかった。上品な甘さ。
ヘルシンキについた。カンッピ(Kamppi)というショッピングモールで、タイ料理を食べた。9ユーロ弱。
ムーミンショップで少しお買い物して…
美術館を二つ巡ったら…
とっても疲れてしまった。現代アートって、考えさせられる分、見た後どっと疲れが出るよね。
疲れたなあ…と歩いていると…
Fazer Cafeなるものを見つけた。フィンランドを代表するお菓子・食品メーカーが運営するカフェである。
夏の限定商品・ゲイシャ・アイスラテ発売中という。
これは飲まなきゃ。
お店の中はこんな感じ。ランチセット(サラダバイキング付き)も12ユーロ程度で提供されてた。
で、ゲイシャ・アイスラテを頼んでみると…
こんな立派なのが来た。隣にあるチョコレートも添えられて出てきた。
紙のストローで飲んだ。クリームは甘くて、ラテも程よく甘くておいしい。底の方にあるナッツかチョコチップみたいなつぶつぶが、本家ゲイシャチョコレートを彷彿とさせる。
ちなみにゲイシャチョコレートとは…
写真右上のピンクのチョコレート。大抵のスーパーで手に入る。中にナッツの入ったあまーいチョコレート。私はビターチョコの方が好きなので自分では買ったことがない。けれど、ゲイシャ・アイスラテはおいしかった。クリームのピンク色はゲイシャのパッケージを模しているというわけ。
ちなみにゲイシャという名前だけど、味に日本要素は全くない。
あー、やっぱり疲れたときは甘いものに限るなーと思って、カフェを後にする。
そのあとはマリメッコでお買い物するなど、観光客らしいことをした。
明日はフィンランド東部・サボリンナに行く予定。