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パンドラの箱
junとであって最初の一年は
神社めぐりばかりしていた
その都度junの体に強烈なデトックスが
おこりお腹をこわして大変だった
そしてjunはなぜかわたし以外の
誰ともラインやメールが
できなくなってしまっていた
わたしがそうして欲しいと
頼んだわけでもないのだけど
誰かから連絡がきても
どうしてもそれを返せないというのだ
共通の友人からはjunと連絡がとれないと
わたしあてに連絡がくることも
しばしばあった
ほぼ毎日のように会っていたが
会えない日は1日何回も電話や
ラインでずっとやりとりをしていて
会えた日もお互い家に帰ってから
眠るまでずっと話をしていた
よくそんなに話が続くものだと
自分でも思うのだけど
興味の対象や感覚がほんとに似ていて
とにかく話はつきなかった
一年を過ぎたころから
junがようやく他の友人とも
連絡のやりとりができるようになったころ
今度はわたしの強烈な膿だしがはじまった
いままでの結婚生活や過去生からの
ままならなかった思いのたくさんつまった
私のパンドラの箱の蓋が
開かれてしまったのだった…
誰にもみせられないような醜態を
junにはすべてさらした
数えきれないほどの喧嘩をした
ほんとに消耗してオーラも
ザクザクになるのに
それでも片時も離れず
一緒に居たいとおもうのだった
ずっとわたしは自分のすべてを
さらけだしておもいっきり
喧嘩をしてみたかったんだなって
今になっておもえばわかるのだけど
この時期ほんとに大変だった…
mari