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2020/10/01 第104回日本陸上競技選手権大会 観戦記1日目

久しぶりのnote投稿です。
基本的に観戦の備忘録を上げてきているので、今回は新潟開催の日本選手権について徒然と書いていきたいと思います。
相変わらずの長文ですので、読む際はご容赦ください。


【前日譚】

私は何度かツイートしていますが、陸上運が強いです。

〈理由①〉
新年のEKIDEN Newsさんのイベントでじゃんけん大会を勝ち抜きサインゲット

〈理由②〉
今年度から東京から新潟へ転勤に。新潟県在住者しか観戦できない日本選手権への観戦権獲得

という感じです。

なので、10/1-3の日本選手権を意気揚々と現地観戦することとしました。

今回の楽しみは以下のとおり。

1、大声を出しての観戦は禁止されているため、選手の足音や声を生で聞くことができる

2、長距離以外の種目がメインとなるため、長距離種目ファンの私にとってさまざまな競技を知るきっかけとなる

3、早稲田(現役・OBOG問わず)の活躍

4、西村菜那子さんを見つけること


この4つです。
下期が始まる10月頭の開催のため、微妙に会社も休みを取りづらい環境ですが、10/1-2の午後休はなんとかして勝ち取りました。
えらい私。ありがとう職場!

そしていざ出陣です。

【1日目】

会社を昼に退社し、14時ころにスタジアムへ。
スタジアムでは 学生らしき人が誘導や検温などを担当しています。
プログラムを見ると新潟医療福祉大学(SUBARUの牧選手の母校)の学生が補助員として記載されていたので、彼らが動員されたのでしょう。

入口では、新潟県在住の証明書を提示。コロナのこともあって運営側も少人数の配置です。
前例ない運営のため、色々と大変だと思います。

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スタジアムに入るとスポンサーのヤマザキパンのランチパックが売られていたり、飲食の売店があったりと思ったよりも活気があります。

また、東京オリンピックのスポンサーである久光製薬が、運が良ければさまざまな景品がもらえるというイベントを開いていました。
なんに気なしに参加してみると、やはりというか、まさかというか。
当たってしまいました。

ケンブリッジ飛鳥選手の直筆サイン入りクリアファイルが!!!

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一瞬、「レプリカかな?」と思って「ほーん」と思ってると、係員が慌てたようにバックヤードへ。
近くにいた背広のスタッフが「当たったの?運がいいね〜」と話しかけてきました。
結構なレア景品とのこと。
どうやら前日(9月30日)にケンブリッジ飛鳥選手がわざわざサインをしてくれたらしいです。

いやー、やっぱり私の陸上運、侮るなかれ。
でも、このクリアファイルはもったいなくて使えないので、永久保存です。
この件もあって、100mはケンブリッジ飛鳥選手を応援することを即決。
チョロいですね、わたし。

そしてスタジアム内に入ると、まあいい景色です。
青い空にバックスタンドに映えるNIIGATAの文字(この記事のサムネです)
座席も席一つ分離してとなっているので、広々として見えます。
実際に席も結構空いており、望む場所はどこでも座れました。

席を選ぶとき、どの場所を取るか、その人の観戦スタイルが見えると思っています。

ゴールの瞬間を近くで見たい人はゴールライン付近へ
スタジアム全体を俯瞰して見たい人は上の方の座席へ
ゴール後の選手間のやりとりを見たい人はメインスタンドから少し外れた場所へ
棒高跳び観戦ならバックスタンドへ

etc...

どの見方も楽しいと思いますし、座席指定がされていない陸上の大会ならではだと思います。

話が脱線しました。
私はというと、ゴールシーンは絶対に近くで見たい派なので、ゴールライン真横を陣取りました。
(厳密に言うと真横はプレスシートのため、ちょっと横ですが)

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そして14:30。
ついに大会の開幕です。
100m予選から、走り高跳び、やり投げと競技場狭しと次々に競技が行われます。

100mのスタートの時は静寂が。
やり投げが行われると雄叫びが。
走り高跳びでは観客の手拍子が。

走り高跳びを見た後にグラウンドに目を戻すと、宙を舞う槍が。
槍が刺さったと思ったら、今度はスタートのピストルの音が。

もう本当に忙しいです。
目と耳が追いつかない。

観客の歓声はなくても、「自分は今陸上競技を観戦している!」と高揚感が自分の中にあることをひしひしと感じます。

あとはテレビでは決して映ることのない選手の姿を観れるのも良いです。
バーを落として悔しがりながらも、一礼を欠かさない選手の姿。
走り終わった後に後輩を称える社会人のオトナの姿。
はぁ、たまらん。これがあと3日も!


個別の感想の方も書いてみます。

一つ目。
選手が紹介されるときのポーズってあるじゃないですか。
あれが、やっぱり好きです。
早稲田なら両手でWを、法政だったらHを、大東大ならDを。
それを真顔でクールにやる人もいれば、満面の可愛らしい笑顔でする人も。
あんなのを可愛い女子選手されたら、おじさんの私も目尻が緩みます。垂れ下ります。

個人的に一番好きだったのは、女子走り幅跳びの関西学院大学の選手が、片手でユニフォームの月🌙を模したポーズを取ったとき。
撃ち抜かれました。

・・・はい。

二つ目。
早稲田の躍進、すごい。
だってさ、伊東主将も小久保くんも決勝行っちゃうし、400mHでも山内くんが組トップで決勝行くし、OBのディーン元気くんもあともうちょいで優勝だったし。飯島くんもTWO LAPSとなんかよろしくやってるし。
すごい。
もの足りなかったところは、ディーン元気くんがGGPのときみたいにユニフォーム破くのを見たかったなぁくらいで。
翌日以降の早稲田勢の躍進も楽しみになりました。

三つ目。
女子やり投げの佐藤さん。ラストスローで2cm差の逆転優勝。
カッコよすぎる。
でもそれ以上に、投げ終わったあとに逆転した北口さんと讃え合っていたのが胸キュンでした。
所属先のニコニコのり、気になって調べてみたので、今度スーパーで見つけたら買おうと思います。

四つ目。
やっぱり男子100mって注目度合が段違いですね。
選手紹介のときも桐生くんやケンブリッジ飛鳥くんや、飯塚くんのときは歓声が凄い。

予選で桐生くんが後続を引き離してのトップだったときは「おおお!!(驚嘆)」の声。
準決勝で桐生くんがスタートでバランス崩して薄氷の(と勝手に思ってます)トップだったときは、「ほっ。。」と安堵の声。
レースの時は多くのファンがカメラを構え、記録に確と残していました。
こんな中だと翌日の決勝はどうなるのか、ワクワクが止まりません。

五つ目。
これがホットトピック!
1500m。
石塚くん凄すぎません?
並居る選手の中で、最初は集団後方に位置し、ラスト1周でスルスルと抜け出て、ホームストレートで一気に何人かまくって着順決勝を確定。
もうね、石塚くんの将来が楽しみです。
やっぱり若手の躍動は滾ります。

また、1500mのTWO LAPS大運動会も見応えありましたね〜
いつぞやの都大路の東海大運動会を思い出してしまいました。あぁ羽生くん、、!(涙声)
横田さんも草葉の陰から喜んでいることでしょう(違


こんな感じでしょうか。
観戦後の帰り道は新潟にしては珍しく大渋滞でした。
ですが、また明日も来れるかと思うと本当に夢心地です。

ただし、翌日に備えて備忘が一つ。
硬い椅子の上にしく座布団はあった方がいい。
もう薄手のシャツは寒いのでやめること。

以上。
明日も余力があれば、観戦記を書き連ねたいと思います。

それではご覧頂きありがとうございました。

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