ZweiⅡ!! Plusを遊んでみた。その3
前回はムーンブリア城突入前で記事を切ったので、今回はムーンブリア城攻防戦について。
ムーンブリア城攻防戦(1)~アホ猫への殺意
さて、アルウェンの実家であるムーンブリア城に訪れたものの、ザハールと戦うには彼がいる礼拝堂への道を開かなければならない。
アルウェンが言うには、地下水牢、庭園墓地、城館区画の三箇所を攻略し、仕掛けを解かなければ礼拝堂にはたどり着けないとか。
そんなわけで、素直にムーンブリア城を攻略することに。最初にたどり着いたのは庭園墓地でした。
ちなみに入り口にはアルウェンの両親の肖像画が飾られていました。夫婦仲は良かったようで、アルウェン自体の家族関係は良好だったようです。
庭園墓地あたりから、本格的に敵のHPが高くなってきたので、場合によっては奥義を切って即カウントを回収する工夫をする場面も出てきました。
食べ物も意識的に食べて経験値を稼ぎつつも、墓地最奥部に。経験値稼ぎにはフード合成サービスを利用して、経験値単価の高い食料を意図的に量産していました。
最奥部はザハールの力を借りたモンブランが待ち構えていました。で、コイツとボス戦になるのですが……
うっぜぇぇぇぇぇぇ!
モンブラン自体のHPは3000程度で非常に低く、ラグナで11発殴れば終わるんですが、コイツが召喚したゾンビ達がアホみたいに多いのと、モンブラン自体の回避速度が異様に速いと、初見ではどうするんだ? と頭を抱えてついに攻略サイトを読むことに。
参考にしたサイトには、「苦手な人には今までで一番苦戦する」と書かれていたのですがその通りでした。
そもそもの攻撃方法が分からない、というとんでもない事態に陥りつつも何とかモンブランを撃破。コイツ、アビスフラワー以上に手こずったぞ……
普段はアホ猫だのと言われていたモンブランも、いざ殴り合うことになるとここまでうざってぇ奴だったとは……
単純な総合耐久力がアホみたいに高かったアビスフラワーとは別ベクトルに厄介なモンブランを撃破し、一つ目の仕掛けを破壊。
ムーンブリア城攻防戦(2)~月華の獣人
二つ目に攻略したのは城館区画。この内部はとてもシンプルかつ素直な構成で、道中も特に目立った要素も無く(=スクリーンショットも撮らなかった)、すんなりと攻略。
宝箱もしっかりと回収して、最奥部に辿り着くとそこにはダイガルドが待ち構えていました。
先ほどのモンブランと違って、ダイガルドはシンプルかつストレートなストロングスタイルのバトル。ダイガルド本人も割と正々堂々とした武人然としたキャラなので、気持ち良く殴り合いが出来ました。正々堂々とやり合う方が後腐れが無くて良い。
そんなこんなでダイガルドを撃破。しかし、血の戦士たるダイガルドがコレで倒れるわけが無く……
ダイガルドが立ち上がり、第二ラウンドか!? と思いきや横槍が。その正体は、このイルバードに先に辿り着いて何かの調査をしていた、オデッサという女トレジャーハンターでした。
オデッサ自体は何度か出会って話もしているのですが、ある人物を追いかけているとか。彼女とはある場所で戦ったこともありますがそれは後述。
ともかく、ダイガルドとの戦いに割って入ったオデッサの得物はブーメラン。DQ的にもレンジャーだから違和感はない(?)
そして、帽子を脱ぐと彼女の頭から突如ケモミミが。ともかく、この場はオデッサに任せるとして三つ目の仕掛けに向かいましょう。
ムーンブリア城攻防戦(3)~なんなの、これ
オデッサvsダイガルドを尻目に、ラグナとアルウェンは最後の仕掛けを解くため残っていた地下水牢へ。
水牢というだけにここは監獄。それ故囚人がいるわけですが……
ホントに何なのここ。
罪状が明らかにツッコミどころしかない牢屋も突破し、道中もさして苦労すること無く最奥部へ。
なお、バカップルで投獄されたこぼるとのカップルは鉢合わせるとコレである。スコアのためにもお金のためにも二匹纏めてぶっ飛ばしました。
それはさておき、最奥部にいたのはテルミドール。ただ、コイツはコイツで正直言って弱かった。どれくらい弱かったのかというと……
この通り、1分ちょいでケリが付いたくらいには弱かったです。でもって、アウロン大鉄塔でのラグナの問答の続きがここで行われることに。
アルウェンが持つ真祖の力も遺憾なく発揮され、テルミドールの口を割らせる。
テルミドールの得物はグラムドリオンと言うそうです。それは脇に置いておいて……
ラグナの心の整理が付いていないことを指摘され、ここでもテルミドールを取り逃す。結果的には謎だけが残った状態ですが、三つの仕掛けを全て解いたことで礼拝堂への道が開かれました。
決戦、ムーンブリア城!~絶望と挫折
礼拝堂の最奥部でザハールが待ち構えているのは確かと言うことで、遂にラグナ達は礼拝堂へ足を踏み入れることに。
ステージBGMは主題曲をアレンジしたものとなっており、決戦感が嫌が応にも高まってきます。
仕掛け自体に真新しさは無かったものの、BGM一つで引き締まった雰囲気が伝わってきます。
そんな礼拝堂の最奥部には、威厳ある吸血鬼―ザハールが待ち構えていました。ちなみにザハールの声もギャランドゥと兼ね役で若本さんなんですが、若本さんに威厳ある悪役をやらせるとめっちゃ強キャラ感が出ます。
吸血鬼繋がりで、「悪魔城ドラキュラ」でも若本さんはラスボスのドラキュラ役を演じていたりするので、何か縁があったんだろうか。
ザハールが言うには、魔法大戦ののち、闇の眷属―吸血鬼達の生息圏が狭まっているとのこと。そして、ザハール自身は魔族としての誇りを強く持っており、人間を糧としか見ていない。
しかし、そんなザハールの言い分に対してラグナは……
「誰かを見下すことでしか保持できないのが誇りなのか?」と返す。また、短い時間ではあるものの、人間界で人と触れ合ったアルウェンは、幸か不幸か世間知らずの側面もあります。それ故無垢な彼女もラグナに同調、ザハールに杖を突きつけます。
ザハールとは完全に平行線。というか初めから殴り合う気満々でここまで来たラグナ達なのでザハールと交戦するものの、簡単に言えばここは負けイベントでした。アルウェンで遠間から撃ってみたらダメージが通らず、ラグナで殴りかかろうとした瞬間12×nのダメージを受けて瞬殺されました。
そして、ここで盗まれた虹の宝玉の行方が明らかに。ザハール一味が盗んでいたようです。
曰くの、月の世界―ルナ=ムンドゥスへの鍵にするとか。
そして、ここでフードを被った人物(ラグナの愛機を落とした奴)がフードを外す。名前自体はエクスマキナという事が分かっていましたが、その素顔は―
ラグナの記憶の中にあった、彼の妹ミアとそっくりだった。どう言う経緯があったのかは分かりませんが、ミアが何かしらの理由でザハール達に利用されているのか、それともミアに似せた何かなのか?
そうしているうちに、ピピロ達も礼拝堂に到着。この一部始終を途中から見る事になりました。
失意に落ちたラグナを尻目に、嘲笑うかのようにザハール達はルナ=ムンドゥスへと姿をくらます。一方的な大敗を喫する形で、ムーンブリア城から撤退せざるを得なくなりました。
ラグナ自身も実は負傷してたので、完全に敗北しています。
一行は一度アルッテの町に戻り、コレからどうするかを検討することに。魔女ラーライラはアルウェンの父ギスカール公とも知己がある人物なので、彼女の話は大事な情報。
フィオナの元にも、ギスカール家というか、アルウェンの父ギスカールがかつての魔法大戦で人間側に立っていた事は伝わっていたようで、この場でアルウェンと和解、以後は協力関係に。
ピピロは一体何を言っているのか。そして、ここで今まで黙っていたラグナが立ち上がる。このシーンになるまでラグナは一切画面に映されていなかったので、これは演出的な意図があったんでしょう。
ラグナとアルウェンの協力関係は、初めからムーンブリア城奪還までというものでした。
ザハール達がルナ=ムンドゥスへ向かったことにより、ザハールから「この城は要らないから返してやる」という形で事実上の返還が為されたことにより、契約はここで満了。
ラグナは愛機トリスタンの修理を最優先にし、ここで一行達と別れると言い出しました。
契約内容を考えればこれ以上付き合うのはラグナの義理では無いのですが、アルウェンは明確な違和感を覚えていたらしく。
フィオナの館を脱したラグナをアルウェンが追いかける形になりました。
アルッテの町を去ろうとするラグナを呼び止め、アルウェンは何があったのかを問う。そんなアルウェンに対してラグナは冗談交じりに「俺に恋でもしたのか」と、心にない事を口にしてブラフをかける。
そのことに一瞬アルウェンは「もしかして?」といった返しをしますが、アルウェンが気にしていたことをここで一つ。
ラグナの妹、その名前はミアというそうです。そして、あのムーンブリア城でフードを外した人物―エクスマキナが、ミアそっくりだった。
だからラグナはムーンブリア城で狼狽し、そして失意に落ちる。彼がトレジャーハンターになった理由の一つが、行方不明になっていた妹ミアの捜索にあり、その答えが分かったと思いきや実は違った―そのことをアルウェンに告げたラグナは、そのままアルッテの町を去ってしまうのでした。
とは言いつつも、プレイ的には今までの冒険で拾ってきた宝物を博物館に寄贈していなかったので、それらを博物館へ寄贈。ついでにランクを確認したときに、アクセサリでお箸を貰うことに。
なんだコレ? と思って性能を確認したところ、食べ物を食べた時のHP回復量が増加するというチートクラスの超スペックアイテムでした。勿論装備しない理由が無い。
そのアクセサリ枠は最初は二つですが、ダンジョンの宝箱に「アクセスロット」という物があって、それを入手する度に付けられる数が増えていく仕組みです。
オルディウム神殿で拾ったお宝(その2参照)を元の持ち主に返した事で、アイテムを貰ったのはこのタイミング。
ひとまずアルッテの町ですべき用事は全て終わったので、愛機トリスタンが墜落したブランデーが丘へ。
しかし、ラグナが出来るのは応急処置程度。本格的な修理をするには工具がありません。そんなわけで、アンカーギアを改造してくれた飛行場のガレージへ。
そんなガレージでも、明らかにラグナが落ち込んでいるのがバレバレ。ともかく、修理用の工具を貸して貰ったことで、愛機トリスタンの修理が捗る。んですが……
このブランデーが丘からは、本来はムーンブリア城も見えていたようで、今となっては普通に見えるようになったムーンブリア城もしっかり見えます。そんなラグナの元に、スバルがやってきました。
さて、そんなスバルが何故ラグナの元へやって来たのか? お話は次の機会に持ち越します。
オマケ~実はこんなこともやってたよ
さて、ダイガルド戦のところで出てきたオデッサは、実はギャランドゥが経営している地下闘技場G-コロッセオで戦ったことがあります。
モンスターを倒した時、たまーにフィギュアを手に入れたというメッセージが出ていたんですが、このG-コロッセオで飾られていました。
あと、コロッセオと言うからには対戦も出来るわけで、その中でオデッサと対峙したわけです。
レベルが上がる度に戦えるキャラが増えていくワケですが、その中にはなんとピピロ&ポックル姉弟の名前が。
折角だから、アルウェンvsピピロで新旧主人公対決をやってみました。
ピピロの属性耐性が分からなかったので、ここは素直に無属性魔法で対応。レベル不足が原因かは分かりませんが、ピピロに対しては良いダメージを与えられなかったものの、回復アイテムを併用して持久戦で勝利。
ピピロからの戦利品は、混乱無効化の効果がある「精神安定のお守り」でした。この記事を書いている段階では混乱状態が飛んできていないけど、何かの保険に持っておいて損はしないでしょう。