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ルミナスアーク3 アイズを遊んでみた。その3

その1 その2


第三回 仲間が増えるよ次々と(Ch.4~6)

ch.4 迷いの森

 アシュレイにフルボッコにされたハイネは医務室送り。グレン先輩とレフィが彼の様子を見に来たところで、第四章の幕が上がります。
 そんなハイネ、フラン先生をして「天使」と言っていますが、あんまり変な事言ってるとフラン先生の注射をブスリ♂されるぞ?
 ハイネは本当に負傷して、学院戻りになったということはフェリシアと戦っていたと想像できるんですが、アシュレイにボコられたのは自業自得だ。
 そんな状況で、グレン先輩は「レフィもハイネも、アシュレイを怒らせるのが流行なのか?」と呆れる。
 ハイネのことを知らないレフィはグレン先輩に尋ねる。どうやら彼はハイネ=モニークといい、五つ星だとか。レフィ達からワンランク下がるものの、彼も特務科のメイガスです。
 第一印象がアレ過ぎるけど、どうやら守りに長けたマギであるとのこと。そんな守備力を買われたのか彼は単独でフェリシアの動向を窺う任務に就いていたそうです。ファイアーエムブレムシリーズで言えばアーマーナイト。
 そういえばアシュレイとハイネはファミリーネーム(苗字)があるんですが、レフィ、グレン先輩、エルルにはあるのかな?
 シリーズ全体を通して言えば、ファミリーネームが判明しているキャラの方がレアなのはそう。分かっているのと言えば、初代主人公アルフ&その弟のテオがアーウィンというファミリーネームを持っている事くらいでしょうか。

不安要素しかない。
流石にグレン先輩もこうなる。

 ホントに大丈夫なのかコイツ? と思いつつも報告を受けるグレン先輩。どうやら、白檀びゃくだんの森と呼ばれる森が大変なことになっているとか。この森は魔力を高める効能があるらしく、そこにフェリシアが出たのか? と思いきや違う。
 「うさぴょん」と呼ばれるマスコットキャラ的な何かに気を取られてる間にボコされたんだろうなー……
 そんなハイネには「可愛い探知機」なる能力? 癖? が備わっており、それが反応したんだとか。可愛い物好きまで被るなんて、私嫌だぞ。
 
ひとまず、ハイネはグレン先輩にボコられる前に司令室へ向かい、ヴァレリ教官に報告を。
 なんでも、教官が言うに白檀の森は特殊な場所で、フェリシアが出てもレーダーに反応しにくいんだとか。不思議な魔力が、結界を歪めているのではないかとヴァレリ教官は推測します。
 そんな森にフェリシアの反応が出て、メイガスが調査に赴いたのは三ヶ月前。そう、その三ヶ月前は―!

忘れ得ぬ、忌々しき記憶。

 その森にまたもフェリシア反応が発生し、今度は聖バルディア王国の王宮。詳細は秘されているものの、近衛騎士団が多数ロスト(フェリシアにより人間の潜在能力ともいえる「瞳」を狩られ、生体機能や記憶、果てには生命を奪われた状態)したという噂も。
 そこで、ハイネが森に派遣されて動向を探っていたようです。負傷したのはフェリシアと交戦したからではなく、自分で仕掛けた罠にかかったから。
 ハイネ先輩らしい、とエルルはフォロー? しますがそれで済む話じゃねえぞ……
 しかし、ハイネが見た謎の発光現象は気になる所。ヴァレリ教官は森の再調査をグレン先輩達に命じました。ハイネは見送ろうとするも、グレン先輩は「お前も来るんだ!」と強引に引き込む。当たり前だ。
 エルルはパスタで餌付けしようとしているし、アシュレイは今すぐハイネを〆たいと言っているし、マジで不安しか無いんだがこの男。
 むしろエルル、君は餌付けが特技なんじゃあるまいか。レフィとの件は、彼の心に触れるためというのもあるから、ちょっと話が違ってくる部分もあるけどさあ。

 ひとまず支度を済ませてから出発するんですが、図書館は章が変わる度に足を運びます。世界設定についての単語が増えていくのは確かなので、そういうのは読んでおきたい。
 追加された項目に「マギのタイプ」なるものがあり、レフィ達マギの騎士は、一つの属性に縛られるとか。しかしレフィは無属性なんだよな……
 グレン先輩はケルベロスフォームになりますが、これは荒れ狂う炎を力に変換して戦うというものであり、アシュレイは肉体の強化変質で闇を纏うものであると。魔法で身体能力を強化する、というのは色んな創作で見かけますが、ここでもそうだった。
 アシュレイの秘密も見ておきたかったけど、お金に余裕がないのでクエストで稼いでからということで。まずは武具の調達だ。
 変更されたクエストをクリアして、アシュレイのレベルをレフィ達に合わせる。するとアシュレイがトリートというスキルを習得。状態異常解除スキルな上に、アシュレイのAO値が9と速いため手早く状態異常解除が出来るのは便利。そして、Lv10のクエストが出現。こっちはまだレフィがやっとLv7なので、顔見せだけしておきましょう。ダメだったら天刻の拍動リセット&ロードだ。

上画面が行動順のタイムライン。

 そのLv10のクエストは、今回初の「特定地点への離脱」ステージ。スパロボやファイアーエムブレムでは偶に見掛ける勝利条件だけど、ルミナスアークでは初めて見ます。
 ステージ自体はヴァレッタの滝なんですが、敵のアーチャーがやべぇ。遠距離武器故の高度制限の緩さがあるのに、威力が重たい重たい。グレン先輩はガード薄めとはいえ50点抜けは流石にビビります。
 モブが全員人間で、ステータスを見ていると移動力2を散見します。今回の移動力は基準値が3って考え方は合ってるかも知れません。

身軽だからってお前……

 ……待てやてめえ。
 
レジスト・ガードともに豆腐で、炎属性ゆえエルルの魔法が弱点とはいえ、まさか自軍より先に移動力4を見ると思わなんだ。しかもAO値が10とアシュレイ以上の俊足。エルルが二回連続で殴られて落ちるという事態が発生してしまいました。ごめんねエルル。
 被ダメージの量が今までの比にならない状況を見て、そういやルミナスアークのダメージレースってこういうのだったよなと思い出させてくれます。全員にバイタルンを持たせておいて正解だった。
 ひとまず山小屋付近の連中を全員片付けたので、宝箱がある方向に進んでいくと麓のソルジャー達が移動を始めました。

HPが可笑しい。

 もっと待てやてめえ。
 
Lv10クエストだから敵もLv10なんだろうなーって思ったら何だよそのHP。さっき本編で戦った敵アシュレイの1.8倍ちょいあるぞ。お前学院に来いよ。
 これは一種の初見殺しと見て良いよね? 流石に今は無理があるので他のクエストでもうちょい育成してから再戦しよう。せめてこっちもLv10くらいにしておきたい。
 恐らく、DP(私がゲージって言ってるドライブポイント)を溜めて、コイツにFDぶち込めって感じなんだろうなあ……。スピードが意外と高いので、DP込みのスキルはちょっとリスキーなのか?
 流石にあの初見殺しソルジャーはアカンと思ったので、リセットして先に装備の再調整。購買部は武器の更新がなかったので、錬成姉妹の方で新しい武器を作りました。
 ひとまずこのクエストは一旦放置して、本編を進めましょう。

 白檀の森は、ラピスを持つ人間からすれば聖なる森と言えるのですが、ラピスを持たない人間からすればただの魔境。どうやら、迷いの森とも言われており、一度迷うと二度と出られないという噂があるとか。
 レフィがハイネのことを知らないように、ハイネもレフィのことを知らない。それで軽く話をしていたら自分で仕込んだ落とし穴に嵌まる。

通称、漢探知。

 どこかの世界にいる柊蓮司っていう男子高生がやってそうな行動だ。
 何かが可笑しい、と訝しむハイネを見て、「可笑しいのは貴様だ」と真っ当に返答するアシュレイ。君に同意だ。
 しかし、それとは違うみたい。どうやら、ハイネは自分が仕掛けた罠に熊のマークを入れているんですが、ウサギのマークが。誰が仕掛けたんだ? となっているとウサギのような何かが姿を現す。どうやらこれが「うさぴょん」だそうです。グレン先輩はコイツをフェリシアと断定。
 しかし、フェリシアがなんと人語を解している。確かにこれまでで見て来た奴らはどう考えても人語を介さないモンスターだらけなので、これは初物。向こうが自分からボナパルトと名乗ってくれましたが、フェリシアにも知能が高い個体が居るって事?
 ……とか言ってたら自分で仕掛けた罠に自分で引っかかってる。世話無いよ。グレン先輩は念のためレフィに「レスト聖会を襲ったのはコイツではないな?」と確認をします。

確かに嫌すぎる。

 ごもっともだ。少なくともプレイヤーの目でもこんな奴は見ていない。
 なんというかあんまりにもグダグダな状況下で、ハイネがイージスフォームに変身。詠唱からして木属性です。
 脱力して仕方ないけど、フェリシアである以上倒す対象であることに代わりは無い。ハイネを追う形で、グレン先輩達も変身します。
 そして、レフィの変身を見てボナパルトは「アイツが現れた」と。まさか、リリの命を奪ったアイツの事か?
 ともあれ、ハイネの得物は重装騎士らしく槍や斧を使うのかと思いきや、なんと盾。某ネトゲの都合で私も親近感を覚えるぞ
 気が抜けるBGMが戻らないままステージ開始。今回はなんとトラップが仕掛けられています。ハイネの置きみやげではなく、ボナパルトのものでしょう。
 トラップそのものは、仕掛けられたマスにキャラが待機した後、次の行動で発動するようです。レフィがトラバサミか何かを踏んで25点貰いました。多分最大HPに対する割合ダメージな気がします。

トラップも3で初登場かな?

 ボナパルトが先手を取ってきた、と思ってAO値を見たら移動力2なのにAO値は10。取説読み落としてたかもですが、今回行動順に移動力は関係無いのか?
 それはさておき、このステージで加入したハイネは木属性で、移動力3のAO7。ガード補強スキル持ちであり、案外スピードも低くない。HPも今の所トップの数値で、確かにアーマーナイトなんだというのは窺えます。
 トラップは漢探知で潰すと開き直って進軍開始。被弾すればその分エルルの経験値になるし、メンタルンはちゃんと用意してきた。
 なんかBGMのせいで気が抜けるけど、敵を着々と始末していくと増援が出てきた。HPがめっちゃ多いんだけど、手数でシバいたらドロップアイテムを貰えました。トレジャー+25%というラピスですが、これは何だろう。ドロップ品の入手確率アップって事かな?
 敵も味方もトラップ踏みまくりというカオスな状況ですが、ボナパルトが動く段階でDPはしっかりと溜めて、ボナパルトはFDを連続で叩き込んでいきましょう。そんな事をしてると、グレン先輩のFDがクリティカルヒット。そして、ボナパルトのFDもクリティカルしてグレン先輩とハイネが二枚抜きされてしまう。そんなの有りかよ!? 二枚抜きを喰らって変な声が出ました。
 クリティカルダメージは本来発生する与ダメージの1.5倍と推測できます。ともかく、グレン先輩とハイネが二枚抜きされたので、幸か不幸かスペースは出来た。レフィのFD《グランドブレイク》をアタックブースト添えで叩き込む事で、一気に211点持っていってボナパルトは撃破。
 もしかすると、レフィに破壊神の片鱗が見え始めている……? レフィ、お前がルミナスアークシリーズに一人は存在する「破壊神」を受け継ぐのか?
 流石にバランス調整が為されている今、初代破壊神レオンのような超火力は出ないだろうけど。レオンはアタックブースト込みでラスボスですら700程度(初代のラスボスはHP999)のダメージ叩き出すから……

可愛いは正義、とは言うけど限度もある。

 そしてボナパルトはウサギ保護団体、ではなくリーンハルトなる人物に訴えてやると捨て台詞を残してこの場を去って行きました。
 ボナパルトが逃げた後、ハイネは「やっぱ盾は重たい」と言い、レフィはお腹が空いてエネルギー切れ。
 そんな二人を見てエルルが苺キノコパンを差し出します。待て、それは塩と砂糖を間違ってないな!?
 ともかくエルルはレフィに苺キノコパンを差し出すと、それをハイネが恨めしそうに見るので、仕方なくレフィははんぶんこ。
 エルルが「どうお?」と言って味の反応を見ていたけど、ポケダン空の探検隊のパートナーが過ったのはここだけの話だ
 ……で、案の定塩と砂糖間違えてやがる!

 そんな茶番? をよそに、アシュレイとグレン先輩は真面目に議論する。人語を介するフェリシアは史上初だそうです。そして、ボナパルトがレフィを見た時の反応といい、リーンハルトという存在といい、謎が残りました。
 うっすらと考えていたんですが、フェリシアの中にも知能が高い個体が居て、そいつが指揮官を担う―つまり、人間と同じ組織構成をしているとすれば? その推測の欠片が当たったかも知れません。
 司令室に戻り、今回の戦闘をヴァレリ教官に報告。どうやら、人類はフェリシアについて殆ど知らないようです。何故人間を襲うのか、どこからやってきたのか。
 レスト聖会の仇なのかもしれない、と思うとレフィの気が立ってしまいますが、今は焦りは禁物。
 ヴァレリ教官が離席する際、下画面のSDキャラでアシュレイが敬礼をするのは律儀というか、彼女のキャラクターを表しているなって。
 ともかく今回の事件は一旦収束。お腹が空いたハイネとレフィに、今度こそエルルがパスタを振る舞う事になりますが、アシュレイだけは断りました。どうやらお風呂に入るようです。

アシュレイがこの場にいなくて良かったな。

 そんな事言ってたら、ハイネはエルルにどつかれました。当たり前だよ。「今度こそアシュレイ先輩に殺されますよぅ?」ってエルルが釘を刺したと言うことは―ハイネ、お前前科持ってるだろ!?
 何というか、違う意味で「防御の男」たらしめる部分を見せつけたハイネです。コイツ、戦力的にはともかく人間として本当に頼って良いのか……?
 案の定図書館で見られる秘密の項目、初っぱなから「ハイネ先輩の撃退法」なんて項目だし。

そっち方面の人がいたか。

 今はあえてなにも言うまい。私とてリアルに腐った女子を見て来た男だ。そこについての是非は何も問わない。

 とりあえず、拾ったトレジャー+25%というラピスを調べてみたところ、獲得資金増加という効果でした。クエスト報酬以外にお金を手に入れられるって事なのか……?
 ひとまず、!マークがあるという事はアフターブレイクがあるということ。!マークに向かって移動しようとしたら、今まで女子が塞いでいた階段が解放されて、大浴場に行けるようになりました。そんな大浴場の隣には占い小屋があり、中から占い師のサマンサが出てきます。なんでもレフィが持っている「双紋のラピス」に興味がある模様。恋愛相談も受け付けるらしいけど、今のレフィは食欲とフェリシアへの復讐が全てな気がする……
 その占いも、一回5000リコと今のレフィにとっては超高額。使う機会はかんなり遠そうです。
 そういえば、あのLv10クエストはちょっと頭を捻ってやり直してみました。何をしたかっていうと、グレン先輩とアシュレイのジャンプ力が高いのを活かして、本編と同じようにチームを分けて進む。
 これが功を奏して、層が薄い麓の東側(マップが45度のクォータービューなのでこれで合ってるか分からないけど右側)からグレン先輩とアシュレイが踏み込み、件のバカタフいソルジャーを引きつけ、レフィとエルルが残りの敵をシバく。これで、クリア出来ました。
 ただ、うん。アシュレイでソルジャーのトドメを刺そうとした時にレフィまで巻き添えになっちゃうので、被ダメージ予測を見て確定耐え出来ると踏んだら、なんとクリティカルしてレフィもソルジャーと一緒に落ちる。やっぱり、胸を触られたことを根に持ってるんじゃないのかアシュレイ? なんでこう、変な方向でネタになる現象が起きるんだ、全く。

 アフターブレイクも良いけど、寮の部屋に入れないかを試してみたところ、エルルやグレン先輩、ハイネやアシュレイの部屋とおぼしき部屋には入れました。各々の個性が反映された内装なのも良き。グレン先輩の部屋は武具が置かれており、色んな武器を扱うための勉強をしてるんだなって想像できたり、エルルの部屋は年頃の女の子の部屋って感じで可愛く飾られていたり。
 アシュレイの部屋は黒薔薇模様の絨毯が敷かれているので一目瞭然。ぬいぐるみ等が置かれているのは、図書館で知った彼女の好きな物だから。良いんじゃないでしょうか、好きな物は誰にだってあるんだ。
 そんなアフターブレイクはハイネ。どうやら大浴場に迷い込んだ本物の猫を探しており、森に返してあげたいそう。
 彼は貴族で、森の中に家がある(本人曰く「森が家」)そうな。といっても没落貴族なのですが。そんな事があったからか、動物と仲良く出来るようになっていたようです。ただ、そんな生活をしていたからか森に順応できているのも分かります。白檀の森で単独任務に就いていたのもそう言う事か、とレフィは納得していました。サバイバルスキルを磨くのもまた、防御力に繋がるというのがハイネの持論です。

 そして翌朝。レフィは食堂で朝ご飯を食べていると、アシュレイがやってくる。朝練をサボってたみたいですね。レフィが言うには「朝練が義務づけられているのは三つ星以下」といっても、アシュレイには関係無いよなあ。
 六つ星ともなれば指揮官級だから、朝練に出なくて良いという理由にはならないんだとか。六つ星は軍の階級的に尉官くらいにはなるのかなあ?
 そんな規則に煩いアシュレイに、レフィは「お前には規則以外の物はないのかよ」と返すとアシュレイの口が止まる。そんな時、エルルが食堂に入ってきました。「レフィ君とアシュレイ先輩って、珍しいコンビだなあ」と彼女は思っていたんですが、確かにそうよね。最も、アシュレイは否定してましたし、レフィの場合相手はエルルの方が絵になってる気がする。餌付けは多分関係無い。
 エルルが食堂に来たのは、「王宮の舞踏会にメイガスが招待される」というニュースを持ってくるためでした。
 選ばれた貴族しか参加できない舞踏会という事で、村娘のエルルはニッコニコで説明していましたが、レフィは興味が無いみたいだし、アシュレイは以前参加したことがあるけど「来ているのは脂ぎった貴族の親父ども」だとか。
 そんなへっこんでるエルルをよそに、アシュレイの後輩達(クロエ、エマ、ケイト)が飛び込んでくる。ハイネから逃げてきたのは分かる。
 今までが今までだけに、レフィはハイネを「あんな不審者」呼ばわり。ハイネがアシュレイを誘おうとしたらそりゃまあ彼女にぶっ飛ばされる。
 と、いうわけで次のステージは舞踏会みたいですね。レフィ、グレン先輩、エルルは平民で、アシュレイとハイネは貴族。この辺りの身分の違いは何か後々有りそうだなあ。

ch.5 王宮の舞踏会

 そんな舞踏会ですが、メイガスが招待されたのはあくまでも護衛のため。実情を知ってエルルはしょんぼり。
 だけど、メイガスとはいえ所詮は学生。王宮であれば近衛騎士団だっているし、そうでなくても常駐している衛兵が必ずいます。
 その実情は、なんと近衛騎士団が三ヶ月前に全滅していた。第四章でちょこっとあった話はコレだったのか。現実世界の軍隊における「全滅」の定義と同じであれば、戦闘員の半数程度が死亡したと考えられる。騎士団クラスであれば、軽く千人単位の死者が出ている可能性もありますね。再建するのも一朝一夕で行えるものではない。
 レスト聖院は「ロスト」してしまった人達もいたので、レフィは「ロスト」の実情をいくらでも知っている。現実世界に照らし合わせたら、障碍者といえるのかな?
 とはいえ、その近衛騎士団全滅事件は本来秘されていたはず。どうも真相は「王宮から魔道具が奪われた」事を隠すためだった。星の鍵と呼ばれるそれをフェリシアが奪ったという事は、再び王宮を襲撃するかも知れない。
 そんな危険な状況下で何故舞踏会を開くのか? とアシュレイは疑問に思うと、ヴァレリ教官は呆れて「あの方の思いつきでしょう」と零す。
 グレン先輩も心当たりがあり、「あのお姫様ですか」と。イナルナというお姫様のわがままが原因なのでは、と。
 ともかく、今回の任務は王宮の護衛。準備はしっかりバッチリと。ハイネの秘密が増えていたので読んでみると、彼は手先が器用で大浴場の修理も担当しているとか。アレ過ぎる性格が相殺してる気がする。
 こんな事してるとお金が僅か2リコになってしまったので、クエストを周回してハイネとアシュレイのレベルを追いつかせつつ金策。場合によっては、「ふんばりスパイク」というノックバック無効のラピスが1000リコで売れるので、これを売ってしまうのもやぶさかではないか? 
 お金がなくなったのは、エルルとアシュレイの武器を新調したのもあります。どうやら物理攻撃の場合武器の属性が変わっても、スキルの属性は変わらないことを確認したので、アシュレイは武器を風属性にして通常攻撃は風、スキルは闇という使い分けを。エルルは光属性の笛を錬成で作ったので、通常攻撃は光、魔法は水という感じ。
 ひとまずハイネの使い方を確かめるためにも、クエストで戦闘行動を重ねていくにつれ、彼が初めから習得しているガードブーストでガードを上げ、敵にボコされながら経験値を稼ぐというなんともマゾい芸当が役割に合っているという事に気付きました。確かにこれは壁だわ。
 しかし、ガードブーストが「次の自分の行動までガード+60」という中々強力な性能をしており、クリティカルを喰らっても一桁なんて事も。いずれはレジストを強化する手段も出てくるんだろうか? こういう役割であるなら、両受け出来る位じゃないと後半がキツい。
 そんなレジストはエルルがぐーんと伸びており、Lv9の段階で85。この成長が続くならLv12~13辺りでレジストが100に届きそうです。まだ敵に魔道士がいないので死にステだけど、いずれ魔道士は出てくる。

 ともあれ、レベルを1程度上げてから本編を進めしょう。王宮に辿り着いたレフィ達ですが、やっぱエルルは後ろ髪を引かれる思い。村娘だからね、こういう場に憧れるのは仕方ない。
 そんなエルルに対して、ハイネは「可愛いウシガエル柄のドレスが似合う」とか言い出すものの、なんでウシガエルなんだよ。

デフォルメすれば可愛いのか……?

 アシュレイはどんなドレスで舞踏会に参加したのかをエルルは尋ねるも、アシュレイ本人はもう忘れていました。ハイネが覚えていたのか、深紅のドレスを着ていたと答えますが、そういやコイツも貴族だった。そんな雑談をしていると、イナルナ姫がやってきます。彼女のフルネームはイナルナディア=イスタシアと言います……けどあれ、居ない?
  サルモン王も「あれほどイナルナを捕まえておけ」と従者を叱ってるし。どうも相当な親馬鹿みたいです。そりゃわがままに育つわ。
 とはいえ、流石にほっとくわけにも行かないので会場はアシュレイに任せて、残る四人でイナルナ姫を探すことに。

スマホが写り込んでいるのはご容赦いただきたい。

 離脱すると、そのキャラの装備品が自動的に外されるみたいですね。ともかく、イナルナ姫を探しているとハイネの可愛い探知機が反応。エルル曰く「雑貨屋さんなんかに行くと、必ず掘り出し物を探し当てる」そうなので精度は高いんでしょう、きっと……
 髪の毛の一房がピンと立つというベタな演出のもと、なんとハイネはイナルナ姫を発見しました。すげぇ。
 ここでしれっとモニーク家が実は伯爵だったという事実も判明。何がどうなって没落したんだろう。
 イナルナ姫はレフィに興味があるみたい。しかしレフィは元々孤児だし、形式張った事なんてぜんっぜん興味持ってないからめっちゃやる気なさげ。手にキスをする権利を与えられた時、ハイネが羨ましそうにしていたのでエルルが怒ってました。

嫉妬してる?

 あくまでも任務だ、とグレン先輩はレフィの背中を押して、レフィはイナルナ姫の手にキスをした後で突然レフィが倒れましたが、何故か痺れてる。
 早い話このイナルナ姫、バッタもんでした。その正体はボナパルト。また自分のトラップで自滅してやがる。
 エルルはボケキャラかと思いきや、より一層ボケるハイネに対してはツッコミも入れる。
 とりあえずボナパルトがレフィに仕込んだのは猛毒。しかしあくまでも即死させられるのは子犬程度なので、人間のレフィには効かないよね……
 毒が効かなかったからと、ボナパルトはフェリシアを多数召喚。ここで戦闘に入ります。相変わらず敵のAO値が平均的に高いので先手を取ってきます。AO値については補強する手段が今の所ないので、先手を取られるのを前提に考えた方が良いかもしれません。
 このステージではマーメイドという新型のフェリシアが出現。HPが高いもののガードがぺらっぺらで水属性なので、グレン先輩で焼けば良いか。
 ステージ内の雑魚フェリシアはLv6前後。こちらはハイネでもLv8はあるので、警戒を強めすぎたのかも知れない。
 そんな感じでボナパルトを挟み撃ちにしてFD連打してボコって終了。目的は何だとグレン先輩が問うと、あっさりボナパルトは陽動作戦だと自滅してました。コイツダメだ。
 しかし、リーンハルトの目的が「瞳狩り」である事が判明。舞踏会の人達が危ないので玉座へ戻ります。
 その玉座では善戦空しくアシュレイが倒れる。

忘れがたき仇。

 コイツは、オープニングでリリの命を奪った奴……! プレイヤーもレフィも忘れているはずがありません。謎の男もまた、レフィのことを気にしていたようです。コイツこそがボナパルトの君主リーンハルト。フェリシアの王であるスミルサフに仕えているアルケーの一人であると自己紹介してくれました。私の読みは当たってましたね。フェリシアにも人間同様の指揮系統がある。
 そんな「アルケー」という概念を知っているサルモン王。アシュレイが言うには神話に語られる精霊だと言われてます。
 こんな状況で、今度こそ本物のイナルナ姫が玉座に現れる。「よくもあたしの王宮をめっちゃくちゃにしてくれたね!」と啖呵を切ってきたので、エルルも驚く。近衛騎士団をられた恨み、星の鍵を奪われた屈辱。それらを晴らすと言い、姫として、そしてマギとして戦うと宣言。
 なんと、イナルナ姫まで変身しました。そして、リーンハルトは「星の瞳」という新たな単語を。と言うことで今度はリーンハルトと戦う形で連戦。アシュレイも戦線復帰をしたので、装備などを再確認しましょう。
 イナルナ姫はイシュタルフォームで、光属性。得物は鞭で、消費MPこそ高いものの魔防レジスト上昇の魔法を覚えています。AO値は8ですが、待望の移動力4! しかしAO値9のアシュレイが先に動くので、過去作と異なって行動順の決定優先度はAO値の方が上と言うことが分かりました。
 鞭の射程は2-2と、ファイアーエムブレムシリーズの標準的な弓と同じ。ただし、射線自体は直線上しか取れないため弓のような曲射が出来ません。
 槍を装備しているグレン先輩と異なって、味方を巻き添えにする可能性はないです。
 そんなこんなでなんとリーンハルトが意外と速く行動し、レフィが落ちたー!?
 
幸い奴は水属性なので、相克ながらグレン先輩で叩く。と思ったらリーンハルトのFDがクリティカルしてイナルナ姫とグレン先輩がオーバーキル。どーすんだこれ……
 前衛二人が落ちるという状況なので、流石にマズいなんてレベルじゃない。以前のクエスト報酬で貰っていた一本限りのリヴァイブボトルは持ってきていたので、相克なグレン先輩ではなく有利不利がないレフィを起こして戦線を立て直す事を選択。幸いレフィは殆どリソースを使うことなく落とされたので、MPはほぼ満タン。まだ立て直せる。
 と思ったら、またリーンハルトのFDがクリティカルしてレフィがオーバーキル。ふざけんなてめー! お前の鎌はキラーアクスか!? リーンハルトの攻撃が当たった回数が8回で、クリティカルしたのが合計4回。何コイツ、隠れ必殺補正でも持ってんのか?
 リーンハルトのガードがアホみたいに高いせいでダメージが録に通らないものの、クリティカルダメージの見込みが3倍ではないかという推測も。
 と、いうわけでリーンハルトのHPを30前後、MPも残り1まで追い込めたもののルミナスアーク3初の全滅敗北を喫することに。まだ5章なのに敗北って早すぎないか私……
 諦めずにアシュレイで何度もFDを叩き込んだけど、そもそもリーンハルトのガードが高すぎる。お前ここでガード100オーバーはないわ。水属性なのでエルルとイナルナ姫の魔法も録に通らない。
 連戦ステージの場合、負けても後半戦の最初からやり直せるのは有情でした。章始めか最後のセーブポイントに戻される(前半戦からやり直し)のを覚悟していたので、一旦気持ちを落ちつかせて戦術を練り直します。
 雑魚に魔法攻撃を使う奴はいたけどそれはもう無視して、固定ダメージを与えるクラッシュボムなるアイテムを拾ってたので、イナルナ姫はそれを投げつける役。ハイネはリーンハルトとの交戦距離に入るまでにゲージを溜め、レフィかグレン先輩にクロスガードを投げる役。若しくは、ハイネでリーンハルトのFDを受けてもらって、ゲージを無駄打ちさせるか……?
 レフィとグレン先輩が落とされたらどうしようもないので、この二人は少し引き気味に動くかなあ。
 リーンハルトが、というより敵が全体的に速すぎる。AO値10を平気で出してくるし、別のクエストで移動力5も出てきてたし。
 このステージから、今までスキルを持っていなかったフェリシアもスキルを使い始めました。しかも、ゲージを吐いて性能を強化する挙動まで。
 再戦も結局グレン先輩、イナルナ姫、エルルが落ちるというていたらくですが、二回目で雪辱を果たしました。スキルの射程・範囲が見えないのは本当に困る。今回味方が落とされたり負けた理由の一つに、射程と範囲の見極めが出来なかった事にありますし。
 中抜けの菱形だったり正方形だったりと、スパロボやバハムートラグーンでもそんなに見ない変則的な攻撃範囲を持つスキルも見受けるので、ホントにどーしたものか。
 敵は味方が隣接させていたりして複数範囲に入れられると判断したら範囲攻撃を仕掛けてくる傾向にあるのは分かったので、出来る限り分散した方が良いのかなあ……
 ともかく、レフィを温存したことでやっとこリーンハルトを倒しました。彼曰くの、フェリシアとアルケーは別物であり、人間を下等生物と見做している。イナルナ姫に対して「瞳狩り」をする必要も無い、とリーンハルトがイナルナ姫を殺そうとしたら、咄嗟の動きでレフィがリーンハルトと切り結ぶ。

あの日の誓い。

 「お前だけは、絶対に許さねえッ!」と激昂するレフィから不思議な光が。凄まじい力でリーンハルトを圧倒します。リーンハルトは「アウラ・ルー・ミリア」という意味深な単語を残して撤退すると、レフィは本当にエネルギー切れを起こして変身まで解けてしまう。
 レフィが気を失っている間に、イナルナ姫がウルガルドに行くという話にまで発展してました。確かに近衛騎士団も機能できない状況であれば、むしろメイガスが集うウルガルドの方が安全かも知れない。

FEシリーズの王族はむしろ異例。

 こんな状況下で舞踏会を開きたいというのは、武闘会を開きたいというオチでした。近衛騎士団の補充要員を募るためだったようです。
 舞踏会であれば、王様はイナルナ姫の結婚相手を探すのに相応しいって思ってたようですが……

やっぱ親バカだ。

 とまあ、イナルナ姫もウルガルドに編入。エルルと同じ四つ星です。ここでイナルナ姫、ハイネのことは「モニーク家の犬ころ」、アシュレイのことを「アナン公爵家の強がり」なんて異名を出してくる。

Wikipediaより引用した現実世界の爵位。

 ここで、爵位について現実世界と照らし合わせることに。これを見て貰えれば分かりますが、アナン家は結構な地位に就いていることが分かりますね。
 さて、夜の自由時間になりました。リーンハルト戦でリヴァイブボトルを空打ちさせられてしまう(イナルナ姫復活後にFDが飛んできてエルルもろとも二枚抜きされた。結局固定ダメージアイテムは使わずじまい)事態になったりして物資が幾らか減ったし、まだレベルが足りていないのでしっかりと稼ぎを足していく。むしろ、稼ぎよりは戦術かも知れないけど、地力があるに越したことは無い。
 ひとまず錬成姉妹のところで「熟練錬成」の条件を満たした(錬成した装備で一定数のキルカウントを溜めると解放される新しい錬成)のを確認してから、教官のところへ向かってアタックを2強化。既にアタック3桁が見え始めているレフィなので、このまま破壊神の座を受け継いで貰おう。
 それが終わったら、エルルのところで1カウント消費。残る1カウントで、2カウント消費のイナルナ姫のところへ向かいましょう。
 さてエルルとのアフターブレイクですが、何やら彼女らしくないため息を吐いています。舞踏会で何も出来なかったことを悔やんでるようですね。
 エルル、戦術面でも本当にごめん。リーンハルトのFDで巻き添え食らわせちゃったし。
 綺麗なドレスを着たかった、というのは女の子の憧れ。しかしエルルは意外とドジっ子だから、レフィはスッ転ぶだろうなーってあしらう。プレイヤーの視点でも想像に難くない。

ドジっ子なエルルちゃん。

 演出上だけとはいえ、ちゃんとドレスを着る2のエンゲージシステムがあれば……!

 そういえばアフターブレイクへ入る際、初代ルミナスアークで鳴っていた魔法詠唱の効果音がする場合は、仲間になっているキャラクターという識別法が出来ました。
 そんなわけで次のアフターブレイクはイナルナ姫。彼女はエルルの推薦で購買部で買い物をしてました。王宮と違って日用品は自分で買わないとですからね。
 早速イナルナ姫、枕が合わなくて唸っているご様子。枕が変わると眠れなくなるタイプの人だった。どうやらレフィと同じく硬い枕を普段から使ってるという事ですが、ここでも出自の違いによるギャップが、レフィは硬い枕しか知らないんですよ。レスト聖院の経営状況がどうだったのかははっきり分かりませんが、あまり良くなかったんでしょうね。
 王宮生活をしていたイナルナ姫は物にあふれかえっていましたが、それは「選択をすることが、物事を正しく判断するための鍛錬になる」という父の持論なんだとか。
 ウルガルドは同年代の子しかいないので、イナルナ姫にとって新鮮な場所でもあります。枕が購買部になかったので、仕方なく医務室へ。
 ここの枕はお気に召したのか、そのまま寝落ちちゃった。どうしようか、と呆れていたレフィにイナルナ姫は寝ぼけて抱きついてしまう。抱き枕か何かと考えていたらイナルナ姫が目を覚まし……ってタダの自爆じゃんコレ。
 レフィはそのことをしっかり言い返すと、そのままイナルナ姫は「今日のことは誰にも言うんじゃないわよ!」と言い捨てて立ち去っていきました。枕をパクって

翌朝どうなったのやら。

 そして翌朝。イナルナ姫も編入されるワケですが、そりゃあみんな驚くよ。なんてったって王族が来たんだから。日本で言えば、皇族の方々が普通の学校に来たようなもんだ。そりゃビックリするでしょ?
 座席で一悶着してると、イナルナ姫は目が悪いことが分かりました。すったもんだと有りましたが、シオンの席をイナルナ姫が使い、空いていた場所をシオンが座るという形に。
 全員着席したところで、ベルガム教官から「魔女祭」という祭りについての取り決めの話が出てきました。学園祭的な物か? 今年はシオンが実行委員長をするワケですが、信頼も厚いようです。どうも優しくて思いやりのある子ですが、今日編入してきたお姫様とはえらい違いだとレフィがさらっと零す。
 魔女祭では、学院の創始者である聖魔女シヴィルを生徒達が演じるという伝統の芝居をする事が、グレン先輩から語られます。そんな芝居に興味を持ってしまったイナルナ姫、レフィを無理矢理引っ張ろうとするが、ここで風紀委員長としてアシュレイがしっかりと諫める。話の〆はグッダグダであった。

ここまでの第一印象:
イナルナ姫:やんちゃなお姫様。しかし、ちゃんと民のことを考えているあたり、教育はしっかりされているんだろうなーって。わがままに育ったのは、親馬鹿のせいだと考えられるので、ウルガルドに来た事で良い方向に育てば良いのですが。戦術面では待望の移動力4。スタメン入りは間違いないと思います。
 エルルと同い年で、身長156cmと大きさも近い感じ。あの部分はCだそうな。多分逆鯖読んでる。

ch.6 魔女祭

 あの後どうなったのかって? イナルナ姫が無理矢理押し切ってしまいました。レフィにとってはホント良い迷惑。
 芝居において、聖魔女シヴィルの相手はアーノギアなる人物。第一章で名前だけ出てきた七つ星のメイガスですが、彼は紫雲のラピス―つまり、グレン先輩と同じラピスを持っていたとか。
 で、レフィは「グレンがやれよ」と押しつけようとしますが、既にグレン先輩は別の配役が決まっていた。広場の群衆Aエキストラだけど。

名誉らしい。

 天使の役は誰なんだ? とグレン先輩が喋っていたら、シオンが食堂に駆け込む。なんでも、イナルナ姫とアシュレイが小道具で大喧嘩になってしまったとか。
 で、司令室にレフィ達が駆け込むとバトってますね。タマゴキノコというキノコ狩りのためにメイガスを出向させる事にアシュレイは抗議中。
 現実世界のタマゴタケみたいなものでしょうか? アレは食用キノコですので。エルル曰くの「マベイル山に生える貴重なキノコで、生卵のように中身がとろっとしている」とか。で、そんなタマゴキノコをイナルナ姫が求めているのは、ウィッチーズ・アイと呼ばれる魔女の慈愛を象徴するアイテムがタマゴキノコである事から。
 なんでも、聖魔女シヴィルとアーノギアが、天使に捧げた物がそのウィッチーズ・アイもといタマゴキノコだそうです。で、それを作り物の卵で代用されてしまったからイナルナ姫は怒っているワケ。
 そのマベイル山、ベヒモスが生息していて危険な場所だという事をグレン先輩は思い出しました。

実は作中の時系列が初めて出てきた。

 危険だから、と諫めるアシュレイをイナルナ姫が挑発し、アシュレイがそれに乗ってしまった結果、タマゴキノコ採取に向かうハメになってしまいました。アシュレイの性格にうまーくつけ込んできましたね。
 図書館で世界設定のインプットをしていると、今回向かうマベイル山は王国の北方にあり、麓にはヴァレッタの滝が流れているとか。
 本編開始から千年前に「刻の審判」と呼ばれる大災害があって、それを解決したのが天使ミリアと呼ばれる存在。リーンハルトが言い残した「アウラ・ルー・ミリア」という単語と関係するんでしょうか?
 お金がかかるのは承知で、秘密情報もしっかりと回収。それによると、イナルナ姫は幼い頃に母親を亡くしている事、格闘技好きだと言うことが判明。
 そして本編開始前のクエストでしっかりと稼ぐ。リーンハルトのような化け物が出てきた時に備えて、レベルはちょっとやり過ぎくらいに上げておいた方が良いのかな。
 そういやイナルナ姫が加入してメンバーが六人になったんですが、今回の出撃枠も前作同様六枠ですねコレ。アクションオーダーの画面(上画面)を見ていると、自軍側は六人で埋まっちゃってましたから。
 こうなると、スタメンをどうするかを考えていく必要がありそうですが、状況に応じて誰でも出せるように、クエストを介して全員育てるくらいで考えた方が良いかもしれません。
 少なくとも、現状レフィ、エルル、イナルナ姫はほぼ外さないと思います。レフィは最大火力としてボス戦の切り札になるし、リーンハルトクラスの化け物が来た時はレフィが落ちると本気で詰む。
 エルルは初代ヒロインのルーシャ同様、回復に専念して貰う。いずれ彼女以外の回復役も加入すると思いますが、「いのちだいじに」の戦術を取りがちな私の場合、回復役は2~3人入れますので、両立は視野に入れています。
 イナルナ姫は移動力4というだけで採用。魔防レジストのバフも旨い。

 育成をちょっとだけしてから、本編を進めましょう。イナルナ姫だけまだLv9ですが、移動力の高さもあって敵を狙いやすいのでフォローは利きます。最大MPが心許ないので、メンタルンを常備して貰おうかな。
 マベイル山に向かったレフィ達ですが、早速エルルの息が上がってしまう。元々発作持ちなので、登山は中々酷です。

喘息持ちなのかな?
ちゃんと謝れる子であった。

 そんなエルルの実態を知らなかったイナルナ姫は、エルルに「ごめんなさい」と詫びを入れる。そうだと分かっていれば馬車を手配するつもりだったようですが、今は無いので駄犬ことハイネにエルルを背負わせようとする。
 レフィは何故、タマゴキノコに拘るのかをイナルナ姫に尋ねようとした時、ベヒモスの鳴き声が山道に木霊する。
 そんなわけでステージ開始。ベヒモス四匹のうち、半分を倒すと増援が出現。キングベヒモスという色違いの個体がボスクラスでしょうが、リーンハルトクラスの化け物ではないためセオリー通り戦えば問題ないはず。
 むしろ、あのリーンハルトが登場時期から考えて場違いな強さだったのだろうか……?
 というわけでベヒモス達は難なく撃破。イナルナ姫に経験値を優先して回そうとしたら、何故かハイネがMVP。入手経験値量はMVPの判断基準ではないのだろうか?
 あんまりにもあっさりベヒモス達を退治できたので、連戦なのかと思いきやここでおしまい。やっぱり、リーンハルトが強すぎただけなのか?
 ベヒモス達を退治したら、タマゴキノコ採取を始められます。ここでハイネの「可愛い探知機」が何故だか活躍。生体レーダーめいたこき使われ方をしています。そんなハイネを見て、レフィは森でキノコを探すのが得意な動物を思い浮かべました。そう、ブタだ。

 そんなタマゴキノコ採取を終えて、いよいよ本番。イナルナ姫は流石の貫禄といった感じなんですが、レフィはというと……まあ、ボロボロだわな。

2ch風にしてまで強調してる……

 お前がどうした。ニッコニコでそんな事言う子だった?

 で、天使役はシオン。劇中の台詞と共に進めていくと、タマゴキノコが突如光り出しました。突然の事に戸惑う面々の中で、サラは冷静に「愛の目覚め」というタマゴキノコの別名を説明してくれました。どうやら古代の魔女が秘薬として使っていたとか。

あーもう滅茶苦茶だよ!

 そんなタマゴキノコ、何故かレフィやイナルナ姫にくっつこうとする。そして、更に何故かシオンの顔面に直撃する。
 タマゴキノコはどうなったかって? エルルがパスタに調理してレフィ達の胃袋に収まりましたとさ。
 イナルナ姫はタマゴキノコの別名を知っていたのか? という話題になったところで、サラがイナルナ姫にそのことを教えたのではないかとシオンが推論。古代の魔女について研究をしていた関係で、秘薬の材料が欲しかったと捕捉してくれます。

あぶねー……

 そんなサラの部屋にカメラが移ります。星劫せいごう?の魔道書とは一体なんぞ? 
 謎が更に増えてしまいましたが、ここでイナルナ姫とハイネがFDを習得。今回のFDはレベルではなくイベント習得なのか? ハイネは攻撃手段に乏しいので、高火力で絶対命中のFDは本当にありがたい。
 自由時間になったので、錬成できるかの確認をしたり学院内を歩き回ったり。教官の下でガードを2ポイント増やしてから、アシュレイのアフターブレイクが出ていたので、まず彼女と話をしましょう。
 相変わらずフラフラしているレフィを一喝しようとするアシュレイ。そんなだから舞台で失態を見せたんだと言いますが、そもそもあれレフィは望んでなかったよなあ……

望まぬ配役。

 そもそも練習が殆ど無い状況で舞台を演じろっていうのも酷じゃないか……? レフィもそこを突いて反撃し、更に「お前がやってみろよ」とアシュレイに返しますが、彼女は私は別に良いんだと逃げてしまう。

Eに近そうなDカップのエルルなら天使役をやれそうかな?

 (アシュレイに)効果は バツグンだ!!

 2カウントを要するアフターブレイクはグレン先輩。何やら考え事をしていました。力を手に入れたグレン先輩とレフィ。しかし、まだグレン先輩は「仲間を守れるのだろうか」という不安を抱えていました。
 とはいえ、今はやるしかない。悩む暇があれば身体を動かすのがグレン先輩の流儀。レスト聖会時代、レフィはグレン先輩に無理矢理鍛錬に引っ張り出されていたみたいです。
 それでちょっとした口論になったものの、悩みが解決したグレン先輩でしたとさ。込み入ったことを話し合えるのはレフィくらいしか居ないですし。
 あんまり悩んでてもしょーがないから、星でも見ようぜとレフィは提案する。昔はレスト聖会の近くにあった小高い丘で天体観測をしていたとか。

あの日の記憶。

 プロローグで、リリが亡くなったあの日も満天の星空でした。こんな事になるなら俺も流れ星に願いを託しておけば良かった、と悔やむレフィにグレン先輩は「リリならお前の分も願っていたはずだ」とフォロー。その上で、改めて「お前は何を守りたい?」とレフィに問う。
 レフィは、「生命を守る」と答える。リリの事があるまでそんな事考えたこともなかったのに、メイガスになった事で、生命の大切さを理解したようです。
 なんというか、グレン先輩は元々コメディ要素が無い人なのでアフターブレイクもかなり真面目。その分は、待遇も結構良いですね。

書類の山。

 そして翌朝。サラは図書室でタマゴキノコの学説を読み返す。どうやら姉シオンのために何かをしようとしてるみたいです。封印の鍵盤ってなんぞ?
 ドアがノックされてサラはビクッとしますが、入ってきたのはエルル。レフィを探しているようですが、部屋には居なかったの? 図書室にも居なかったのでサラはエルルを追い出そうとしますが、誰かの寝息が聞こえてきました。うん、何故かレフィが図書室にいた。

こっちが聞きたいよぉ。

 なんのこともない、朝練をサボってました。アシュレイブチ切れるだろうなあ……
 で、エルルにパンをねだるレフィですが、もうこれ完全に餌付けされてるだろお前。エルルも「あのねぇ、私の顔を見るなりお腹減らすのやめて?」と困惑する始末。レフィからしても、条件反射的にお腹が空いてしまうって……やっぱりエルルに餌付けされちゃってるよ君。
 サラは昨夜から図書室に居たんですが、レフィが図書室に入ってきてたのも気付いていませんでした。サラはレフィに教官室まで書類を運ぶようねだる。確かにサラは小さいし、書類の数も膨大だし、やむなし。
 どうやらサラが七年間もの間、魔女について研究していた集大成らしいです。しかし粗野というか不良学生めいたレフィは「めんどくせー」と断って食堂に向かおうとしますが、サラは風紀委員に「図書室で夜中にレフィに襲われたって言っちゃうぞバカヤロー」って言いふらすと彼を揺さぶる。
 エルルは真に受けちゃいかけましたが、「だってレフィ君だし」とあっさり冷たい一撃。仕方なくレフィはサラの書類を運ぶことになりました。
 「馬鹿力のグレンに頼めよ」とぼやくレフィですが、装備抜きのアタック最大値は君なんだよ……? 多分君のが力あるよ?
 と、ここで次の第七章「星劫の記憶」へ物語は進みますが、レポートはここで一度切ります。
 出撃枠漏れもそろそろ発生しそうですが、今回は属性相性による補正がバカにならないので、クエストを活用して全員満遍なく育てようかなと思います。何を習得するのか、どういう使い勝手になるのか。そういうのをちゃんと調べたいですから。

おまけ

 さて、ルミナスアークシリーズは属性相性が意外と複雑です。
 3だと木水火風光闇無+銀という組みあわせ(初代のみ木水火風光闇雷無+竜)なんですが、これに「優位属性」「対立属性」「同属性」という相性が入り交じります。無属性は何処に対しても有利でも不利でもありません。

地水火風光闇属性は、実は初代と相性が変わっている。

 3だとステージ中でもこの相性表を見ることが可能で、自軍敵軍でその属性のユニットがいくら残っているのかも分かるようになっています。
 優位属性はいわゆる「効果は バツグンだ!!」にあたる物で、与ダメージ増加+被ダメージ低下になります。
 これについては木・水・光と風・炎・闇が三すくみになっています。木属性は水属性、水属性は光属性、光属性は木属性に対して強く、炎属性は闇属性、闇属性は風属性、風属性は炎属性に強いです。
 対立属性はいわゆる「相克」にあたる物で、与ダメージが増える反面被ダメージも増えます。
 これについては炎属性と水属性、木属性と風属性、光属性と闇属性が該当します。今回のレポートで、水属性のリーンハルトに対してグレン先輩を温存しようと考えていたのは、炎と水が相克でダメージを多く与えられるから。
 同属性は「効果は いまひとつのようだ……」にあたる物で、与ダメージも被ダメージも減ります。
 そして、銀属性は全ての属性に対して優位を取れる特別な属性です。あるクエストのボスが早速銀属性を持ち出してきたので、ビックリしました。
 私はこの属性相性について、案外さっくり受け入れることが出来ました。

約30年前から運用されていた属性相性。

 ポケモンという、もっと複雑な属性相性を持つゲームをプレイしているからでしょう。18属性あって複合するし特性による耐性の増減まであるゲームだ、コレを超える複雑さのゲームを、私は知りません。

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