ZweiⅡ!! Plusを遊んでみた。その5

その1 その2 その3 その4

ルナ=ムンドゥス攻防戦~真実の敵

 前回までの戦いで、ダイガルドを下したラグナ。いよいよザハールがいるであろうルナ=ムンドゥス最奥部へと進みます。
 まずは最奥部のダンジョンにあたる「封印庭園」の攻略。オデッサは離脱しているため、完全にラグナ一人での冒険になります。
 途中の仕掛けはさして風変わりな物はなく、途中インディージョーンズめいた事をしつつも難なく突破。

拘束されているアルウェン。

 そんなアルウェンは、何やら祭壇で拘束されていました。ザハールもここに居たわけですが、ついにラグナはアルウェンと再会。
 ザハールはザハールで「ダイガルドめ、コイツを通すなんて無様だな」めいた事で死後の彼を侮辱するも、それはそれでザハール本人の品位に傷が付くだけよ?

月並みな台詞。

 で、アルウェンの後ろにある黄色い物は一体何なのか?
 これはザハールが言うには、黄金の魔王ルシアンを封じたものであり、あろうことかこれをアルウェンに植え付けて新しい魔王に仕立て上げようという、とんでもない計画があったことが判明します。
 元々はザハールが依代になろうとしたものの上手く行かず、どうせなら女性の方が良いだろうというだけの理由で姪のアルウェンを利用したと。
 どこまでも人間を見下しているザハールに対して、ラグナはこれまでの冒険でアルウェンやダイガルド、テルミドールといった魔族の面々とあらゆる形で触れ合ってきた結果、一つの結論を見いだすに至ります。
 それは、「魔族だろうが人間だろうが、色んな奴がいる」―とても簡単だけど、難しい答えでした。

ラグナの結論。
追撃の一言。

 ともあれ、アルウェンの拘束が解けたことで無事に彼女と合流。何処まで行っても相容れないザハールとはここで漸く決着を付けられそうです。

アルウェンも拒否する。

 ザハールはHP5502と非常に低い代わりに、モンブラン同様攻撃出来る機会が少ないタイプでした。
 とはいえ、ザハール自身の回避運動は遅く、衝撃波で近寄らせないようにしてくるだけなので正直楽勝でした。モンブランという前例が余りにも強すぎた。

モンブランスタイル。

 で、そんなザハールを倒すと力を解放し、まあお約束な第二形態へ。巨大化したその姿は、吸血鬼ではなくただのモンスターでした。

確かな絆。

 ザハール第二形態(真ザハール)については、ここまで戦ってきたボスでは間違いなく最強と言って良いレベル。
 HPも20万オーバーの大台に乗り、ラグナとアルウェン、それぞれでしか攻撃が通らないタイミングがあるのでチェンジも頻繁に行いました。
 ルナ=ムンドゥス内部にあった重力の球体もあって挙動が安定せず、攻撃出来るタイミングも少ない。
 何より被ダメージが相当きつく、回復アイテムは足りていたものの文字通りの死闘を演じることになりました。
 吸血鬼だからと言って別段光属性を弱点にしているワケでは無いのか、光属性魔法ホーリー・レイでも有効とはいえず、ホーミングする火属性魔法ファイヤー・ボルトに頼りっぱなし。
 戦闘時間としてもここまでで二番目に長い3:47。G-コロッセオでリベンジできるみたいなんですが、そもそもレベルが本当に足りてないから後回しかなー……

今までで最も過酷な戦い。

 そんな真ザハールを辛うじて撃破し、それでも生きていたザハールはルシアンの力を封じたオーブに手を出し、その力を我が物にしようとした矢先に、突如ザハールに剣が突き立てられる。
 その形は、まさしく―

お前だったのか。

 なんと、テルミドールがザハールに引導を渡す。そういえばザハールは過去の戦いで一度死んでいたはず。

淡い夢。

 しかして、これによりザハールが本当に死んだことで、アルウェンに闇属性魔法ダークネスが宿されることに。図らずして形見を受け取ることになりました。
 そんなテルミドールが何故ここに来たのか? 今までの戦いに参加していなかったのは何故か? その答えはミアにありました。

役者は揃った。

 テルミドールに反応する形で、ミアがルシアンのオーブに手を触れる。すると、その力がミアに反応。

な、なんだってー!?

 そんな伏線どこにあった。厳密に言えば、ガルガリオン撃破後にラグナがミアを説得した際、彼女が「このままの方が良い」とかそんな事を言っていましたが、ここに繋がるの?
 あろうことかミアが魔王ルシアンの転生体という、とんでもない事実が判明してしまいます。

過去の真実。

 そして、ルシアンの力を取り戻したミアは、魔王ルシアンとして復活を遂げてしまいます。

今際の別れ。

 ただ、こんな急転直下の展開ではありながらルナ=ムンドゥスへの門の維持もいよいよ限界。途中で離脱したオデッサを回収し、一度ラグナ達はイルバードへと戻ります。

ヴェスパーの時より確かにヤバい。

 異変については魔女ラーライラが把握していたらしく、直後イルバードに巨大竜巻が発生。

大陸を飲み込む暴風。

 この巨大竜巻に包まれる形で、巨大要塞が姿を現しました。その名は「螺旋要塞メルセデク」。生半可な航空戦力では撃墜されるのがオチという、超巨大竜巻に守られたこの要塞に、魔王ルシアンが居るとアルウェンは指摘。
 ひとまず、アルッテの町のフィオナ邸へ戻り対策会議。対策を練るにも妙案が浮かばない。

あの時ラグナが発した言葉。

 ちなみにシーン的にはムーンブリア城攻防戦の後に近い構図で、今回もラグナは居ませんが彼は別の用事があって居ない模様。
 そして時間だけが過ぎていく中、ラグナが戻ってきました。愛機トリスタンの事もあって別行動を取っていたようです。
 そんなラグナは、ある意味決死の作戦を提案する。それは、「魔法で竜巻に人為的な綻びを作り、僅かな時間を使って要塞へ突入する」という極めて危険なもの。
 魔法を使えないが飛行機の操縦が出来るオデッサはこれに協力、結果的にほかの面々も協力するに至ります。
 なお、飛行機そのものはアルッテ飛行場に数機存在しており、クロードもパイロットを務めるとか。
 フィオナを乗せるのはクロード、ピピロを乗せるのはポックル、そして魔女ラーライラを乗せるのはオデッサとなります。当然、アルウェンはラグナが乗せる。

生まれた絆は、消えない。

 そんなこんなで決戦準備のフェーズですが、プレイヤー(私)としては行き忘れている場所があるので、そこに向かってからにする方向で。なにせ、アンカーギア用の改造パーツをあと二つ拾いそびれていますし、レベルもこの段階では22とかなり低レベル進行。真ザハールの推奨レベルが25だったので、かなり下回っています。
 しかし、契約はまだ残っているとはいえ、ここまで来るともうラグナとミアの問題。にも拘わらずアルウェンは協力してくれます。

アルウェンの答え。

 その答えは、彼女自身がラグナの力になってあげたいというもの。契約も関係なく、ただ単に彼の力となりたい。それだけが理由でした。

決戦準備~忘れ物は何ですか?

 忘れ物の一つは、星が峰で訪れていなかったダンジョンである吹雪が原。剣の参道を先にクリアした結果、ガルガリオンと戦う羽目になったのでこっちはまだ行ってませんでした。
 闇属性魔法ダークネスの試し撃ちに丁度良いので、近くのモンスターに撃ってみたところ手が出てきた。一発の重さはかなり上位で、出が早い上攻撃範囲の広さも中々悪くないです。
 問題は消費MPがかなり重たいこと。光属性魔法ホーリー・レイの消費MPが特別少ない事を考えると、やはり最後まで光属性魔法ホーリー・レイに頼りそうです。トータルダメージで一番高いのも、実は光属性魔法ホーリー・レイ
 光属性魔法ホーリー・レイは射程が短く直線範囲上しか攻撃出来ない代わりに、ヒット数が多くヒットストップによる固め性能があるため、実は最も打点が伸びるのがコレかも。拘束性能の高さから、撃った後にラグナへ繋いでも良いし、ラグナでダウンを取ったところに追い討ちで設置するとか、そんな活用法も出来ました。
 そんな吹雪が原をクリアすると、やっぱり取り残していたアンカーギア用の改造パーツが。これを親方のところに持っていくと、飛行能力を持つ「グライドギア」への換装が解放されました。
 武器としてはバーニングギアやフックギアに劣るものの、これで一時的ながらラグナが飛行能力を得られるようになりました。

二人乗り。

 しかしこの滑空スタイルは危なくないか? 飛行能力、と銘打ったものの実際は壁越えや崖を越えたり出来ないので、ステージ中の穴を飛び越える程度のホバー移動といった所が正しいでしょう。
 回復アイテム探しも兼ねて、あれこれダンジョンを巡っていたらテンザンと再会。

回復した老師。

 ガルガリオンを倒し、ルナ=ムンドゥスも訪れたラグナ。テンザンも今の状況を把握できているのか、「後は頼むぞ」とラグナに告げる。
 後は、G-コロッセオにも足を運んでみる。ピピロを倒した後に残っている対戦相手を見てみると、スバルやフィオナ、クロードの名がありました。
 なお、スバル本人は星が峰のモンブラン襲撃事件で負傷したためか、本人を真似たアンドロイドめいた何かが代役でした。
 そんなわけで撃破報酬を貰っていると、「姐御のグローブ」なるアイテムを入手。どんな装備なのかを確かめてみると「HPが満タンの時に限り、魔法の消費MPが無くなる」というある意味とんでもない代物。
 消費MPが多い闇属性魔法ダークネス火属性魔法ファイヤー・ボルトも多少使いやすくなります。
 その他、埋まっていなかった「大事な物」リストを埋めるためイルバード全域を改めて歩き直してみました。

ラグナの苦手な物。

 色んなアイテムとのわらしべ交換を経て、最終的にはアンカーギア用の改造パーツに変化。最後の改造パーツで「ブレードギア」という形態への換装が出来るようになりました。特性としては「全ての攻撃がクリティカルヒットする」という、火力面で最強クラスの装備です。

親方もビックリ。

 どうやら親方が言うには、かつての「魔法大戦」において籠城戦をしていた人々が使っていた兵器だそう。これでラグナの武器は全て揃ったようです。
 なんだかんだで一番愛用してたのはフックギア。相手を捕まえてぶん投げて、で擬似的な範囲攻撃が出来るのは本当に偉かった。
 そんなアイテム探しの旅の途中、星降りの里の井戸にお金を入れるとカッパが出現。何やらミニゲームが出来るようになりまして。
 ただ、このミニゲーム。めっちゃ操作性が悪い。グライドギアをスノーボードに見立てて壺や土偶を壊すというものですが、その上でパーフェクトを取らないとクリアとして見做されないシビアな判定。
 10回くらいパフェを取れずにいると、カッパが「難易度下げるからお金ちょうだい」という感じで緩和をしてくれることに。そうしてレベルが上がっていくと……

累計20回目の失敗でこうなる。

 一回目は100ペンネ(この世界の通貨)の上乗せでしたが、二回目はこう。確かに私はアクションが得意とはいえない方ですが、まさか二段階措置とは恐れ入った。
 ちなみに緩和されると、パフェでなくてもクリア出来るようになる(目標個数が減る)他、トラップに被弾しても目こぼししてくれるようになりました。まあ、それでも失敗するのが私ですが。
 三つ目のレベルではあろうことか30回失敗してしまい……

今までの画像の所持金にも注目。

 遂にここまで落ちた。ちなみにレベル3の目標値は21個だったんですが、ここまで来ると目標値は5個、被弾も5回までOKという状態に。流石にここまで来たらクリア出来るように。累計で5000ペンネほど飛んでった。
 そんなミニゲームの報酬は……

5000ペンネの奥義。

 前作では無かった、光属性の奥義ホーリーブラスト。カッパが言うには、アルウェンの母がこの星が峰に来たときに持っていたらしいです。
 実際使ってみたところ、ラグナ&アルウェンの周囲にレーザーが放たれた後、説明文通り光の槍がしばらく二人の脇を固めてくれました。
 元になる光属性魔法ホーリー・レイ自体が恐らく本作で最も使い勝手が良い魔法であるのに対して、この光属性奥義ホーリーブラストも非常に使いやすいです。
 そんなこんなで、忘れ物というかやり残したことは大体終わったので、次の記事ではいよいよ最終決戦。螺旋要塞メルセデクの攻略を進めようと思います。

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