#2 政略結婚だけじゃない!お江戸の婚活事情
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お江戸の婚活③第一印象が大事!【お見合い】
事前に紹介者から相手のスペックは聞かされているとは思いますが、遠くからこっそり見て、その人の何がわかるんでしょうか?
現代のお見合いみたいに顔を合わせて、「あの……ご趣味は?」と質問した方が早そうですけど。
現代の結婚相談所やマッチングアプリに似てますね。
これが一番、現代の婚活に近いのかも?
お江戸の婚活④気持ちが大事!【くっつきあい】
これが一番幸せそうですが、現代人には難しくなりつつある婚活ですね。
武家のお姫様や商家のお嬢様ではない、庶民の娘さんは自由に恋をしてました。
街でナンパされたり、デートしたり、ラブレターをもらったりと楽しんでいたようです。
お江戸の男子は積極的ですね。
庶民の娘さんの最高峰といえば、茶屋の看板娘!
江戸時代後期では、会いに行けるアイドルとして大人気でした。
その人気ぶりは、浮世絵(今でいうブロマイド的なもの)に描かれるほど!
普通の娘さんのブロマイドが飛ぶように売れるって、すごいですよね。
当然ながら「彼女を妻に!」と望む男性たちがあとを絶たず、争奪戦だったようです。
そりゃあそうですよね。
現代だってアイドルと結婚したい!と本気で夢見る男性は多いですし。
ですが、残念なことに、江戸時代の日本で婚活が大変なのは、女性ではなく男性でした。
お江戸の婚活で大変なのは女性より男性
長男であれば、あれこれと周りが結婚の世話を焼いてくれますが、次男以下は晩婚か一生独身でした。
「跡継ぎ一人いれば、次男以下はどうでもいいかー」という感じです。
そういうわけで、独身男性が余りまくってました。
江戸で遊女や花魁といった風俗業が繁盛したのは、こういう男性がたくさんいたからなんですね。
結婚したい次男以下に人気だったのが、「跡継ぎ指名」を探している大きなお店のお嬢様です。
結婚出来る上に家も継げるので、お婿になりたい人は殺到したそうです。逆玉の輿ですね。
昔も今も婚活は簡単じゃない
どの婚活方法でもいいですけど、相思相愛になって、ずっと幸せに暮らせたら最高ですね。
もちろん、独身でも幸せなら「めでたしめでたし」です!
あらあらかしこ(*ˊᗜˋ*)ノシ
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