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🐇②ただの素人だった私が【大和なでしこ】になるまで

↑の続きです。

<前回までのあらすじ>
小学生のときに読んだ歴史漫画ですっかり歴史好きになり「大きくなったら【大和なでしこ】になる!」という前例のない将来の夢を抱いたが、成人してもその熱は一向に下がらなかったのだった。

大和なでしこって何?どうやってなるの?

社会人になり、やっと大和なでしこになれる時間とお金が出来ました。

(よし! これで大和なでしこになるための準備はバッチリ!)

そこで、はたと気づきました。

(大和なでしこってどうやってなるんだろう?)

大和なでしこという職業はありません。
当たり前です。
大和なでしこは褒め言葉なのですから。

これは困ったぞ。何をすれば大和なでしこなんだろう。

お茶の先生が大和なでしこなのか。着付けの先生が大和なでしこなのか。舞妓さんや芸妓さんが大和なでしこなのか。

(うーん……どれも私が目指す大和なでしことは違う気がする)

既存の職業を思い浮かべても、私が理想とする大和なでしことは何か違います。

私が目指したい理想の大和なでしこってなんなのか。
なんとなくイメージしていたものを具体的に書き出してみました。

私の考える(目指す)大和なでしこ

  • 普段着のように着物を着こなす

  • 立ち居振る舞いや所作が美しい

  • 伝統文化の知識が一通りある

  • 日本の歴史や礼儀作法に詳しい

  • 奥ゆかしくて凛としている

  • 日本女性であることに、自信と誇りを持っている

さて、これになるためには、どうすればいいのか。

まずは着付けが必要だと思いました。
着物を普段着にしたいなら着付けを覚えないことにはお話になりません。

それから、立ち居振る舞いとか礼儀作法は、茶道で学べそうな気がする。いや、分からないけど。
茶道は習っている人も多いし、素人でも習いやすそう。

その他の伝統文化は、追い追い学べる場所を探せばいいか。

着付けと茶道。これを学べばなんとかなるんじゃないか。
そうと決まったら、着付け教室に通おう!

こうして私は、大手着付け教室の体験レッスンに参加することにしました。
ショックで逃げ帰ってくることになるとも知らずに。


続きます。


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