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#2リベラルアーツゼミ、振り返り
今回も、旅行総合メディアTABIPPOのゼミ「リベラルアーツゼミ」の2日目のテーマ"地理"について、自分の経験談を混ぜながら振り返ってみます!
この授業では、地理学を専門とされている方がゲストとして来てくださいました。この講義の中でも、一番印象に残ったキーワードが、"感覚距離"です。
そもそも、地理学には『4つの距離』があり、それらは、
1.絶対距離
2.時間距離
3.経済距離
4.感覚距離
というものです。中でも、感覚距離というワードは"感覚によって表す距離"という意味だそうです!
はじめは抽象的で理解するのが少し時間が掛かったのですが、講義を聞いていくうちに例を取り入れながら理解できました。
例えば、アメリカという国は、日本人の私たちから見てそんなに遠い国には感じませんよね。アメリカのアーティストの曲を聴く機会だって多いし、アメリカの会社の製品や食べ物など食べることも多いからそう感じません。
しかし、、ここで、トルクメニスタンはどうでしょうか?人によっては、わたしも含め、この国にあまり接点がないので、遠い存在の国だ…と思ってしまうかもしれません。これが、"感覚距離の遠い国"と言えます。
ただ、この感覚距離を縮めるには、地理を学んで、その国のことをよく知ることがカギとなることが理解できました^_^
実際、このような感覚距離を縮めた経験は、思い返してみると何度もあったかも!と思いました。
自分の体験談
私は、大学3年の時に、1年間交換留学でオランダに行きました🇳🇱✨カバーの写真も、1年間滞在した南のマーストリヒトという古都です。
帰国した今はオランダという国はアナザースカイと言いたいレベルで好きな国で、馴染みのある国ですが、留学するまではオランダのイメージと言ったらチューリップ、風車ぐらいでした…(でも実際、オランダでチューリップと風車の景色が同時に見られるところはあんまりないように感じました💦)
ただ、オランダと私の中の感覚距離が近くなった理由というのは、ただ渡航して生活をしていただけだからではなく、有難いことに現地の大学で勉強することができ、さらに沢山のオランダ人の友達が仲良くしてくれて、お互いの文化に興味を示し合って、日本ではなかなか体験できないことを経験したからだと感じています。
また、オランダは非常に多様性を大切にする国でも有名です。例えば、同性婚が認められたり、世界の至る所からの移民でいっぱいでした。グルジア系やモロッコ系の人だったり、インドネシア系、南米系の人もいました。
(この辺りの話は長くなってしまうのでまた次回に書きます❣️)
中でも、オランダにいたことによって、感覚距離が少しだけ縮まったなと思う国が、モロッコです。
実はモロッコには留学中旅行に行けなかったのですが、モロッコ系の友人と接したり、モロッコ系オランダ人のアーティストが大好きになったりで、そのような気持ちになりました😊Numidiaという名前のアーティストが好きで、彼女の音楽を毎日聴いています😂ミュージックビデオも自分のルーツをテーマにしている曲が多くて、エキゾチックで控えめに言って超カッコいいです…😳日本ではまだまだ馴染みがなく、Wikipediaもオランダ語版しかないのですが…世界観が魅力的なので、是非チェックしてみてください❣️
こんなに些細なことでも、今まで遠い存在だと思っていた国や地域が、ちょっとでも自分に近い存在になったんではないかな、と嬉しく思いました!
話がだいぶ逸れてしまいましたが…感覚距離を縮めた経験って、意外とあるな、と気付くことができました。地理学は非常に奥深いな、と思いました!!!!!
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました💓