カフェのトイレットペーパーと、フリーランスのいいところ
昨日、こんなツイートを目にした。
わかる。めっちゃわかる…。
昔ファミレスで働いていたときに、店舗の業績をめちゃくちゃ上げた店長が「いい店はトイレがきれいなんだ!」って言ってて、トイレ掃除を自ら率先してやっていたので、いつのまにか飲食店とかのトイレをチェックする癖がついちゃったんだけど、
・アメニティが充実している
・ハンドソープが女子の憧れブランド
・お店の世界観がトイレまで行き届いている
こんなお店って、本当に「また来たいな」と思います。
ところで、ここ数年で、チェーン系カフェやファミレスのトイレットペーパーが、「え、こんなに?」ってくらい薄く、カサカサな紙になっているのにお気づきでしょうか?
フリーランス&リモートワークでカフェに行くことが多くて、あるとき気づいたんだけど、ギリギリまでコスト削減した感満載のトイレットペーパーなんですよね。
それ自体が悪いとは思いません。トイレットペーパーのコストを抑えるのは正しい企業努力ですし、もしかしたら再生紙を利用していたりして、環境にやさしいのかもしれません。
でも、でも、
私が飲食店の店長をやるなら、あのうすうすカサカサのトイレットペーパーは使いたくない。トイレという1人でほっこりできる空間には、もう少しやさしいペーパーを提供したい。
だけど、チェーンのカフェだったら、基本的には会社の方針に従うしかありません。こだわりたいところにこだわれないわけです。
その点、個人経営の店だったら、お客さまに好まれるであろうトイレットペーパーを選べますよね。ハンドソープだって、「これがいいやん」ってやつを自分で決めて使っていい。
この「コストをかけるところを自分で選べる」のが、フリーランスのいいところだなぁって思う。
あるクライアントに対して費用対効果が合わないような時間・コストをかけてしまっても、誰かに怒られるわけではない(自分は苦しむかもだけど)から、「自分にとって大事にしたいもの」を好きなように大事にできる。
会社員でもできる人にはできるんだろうけど、もう圧倒的に気楽にできる。自分のしたことの責任は、自分に降りかかるだけだから。
ちなみに、姉が結婚するとき両家顔合わせ食事会で行ったミシュラン一つ星のお店のトイレットペーパーは、「ふわっふわ✨」でした。
思わず席に戻って、姉に「トイレットペーパーが異次元のふわふわ感だよ!」と報告してしまい、ひと笑い起こせたのもいい思い出です。
お尻にやさしいトイレットペーパーを使う飲食店が増えますように。