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FPの勉強は面白いよ!ライフプランニングと資金計画「教育資金のプランニング」編

前回は、「FPの勉強は面白いよ!ライフプランニングと資金計画「住宅資金のプランニング」編をご紹介させていただいたが、今回は「教育資金のプランニング」についてご紹介したい。

FPの科目は6つのパートに分かれている。
①ライフプランニングと資金計画
②リスク管理
③金融資産運用
④タックス・プランニング
⑤不動産
⑥相続・事業継承
の6つだ。

この6つから色々な内容にさらに、枝分かれしている。

今日は①のライフプランニングと資金計画の続きの項目をご紹介したい。

〜ライフプランニングと資金計画〜

今日はその次の項目、「教育資金のプランニング」についてお話したい。

子供たちが成長したときに必要となる教育資金をどうするか。自己資金(預貯金等)があれば問題ないが、ない場合や足りない場合はどうするか。

一つ目の方法は「学資保険」。これは満期が15.18.22歳と色々なタイプがある。この保険は、教育資金の預金と親の死亡保障が一緒になった保険と考えるとわかりやすい。

特徴は、契約者である親が死亡、高度障害となった場合、保険料払込みが免除される、満期祝金・入学祝金は契約通り受け取れるというもの。

保険は途中解約すると元本割れすることが多いので、注意が必要です。

二つ目は「公的な教育ローン」に申し込む。日本政策金融公庫の「教育一般貸付」は、学業成績が問われず、学生1人につき上限350万円、固定金利で原則15年以内に返済するというもの。これは成績が問われない代わに、世帯収入の制限がある。

三つ目が「日本学生支援機構の奨学金」。家計を支える親の所得と、本人の学力による判定がある。そのうち第一種奨学金は判定が厳しく、第二種奨学金は判定が緩い。

上の「教育一般貸付」との重複利用が可能。第一種は無利息の代わりに学業優秀者でかつ、経済的に苦しいという厳しい判定。第二種は判定が緩いものの、卒業後は利息がついてしまう。

四つ目が祖父母からの一括贈与。1500万円を上限に「教育資金の一括贈与に係る非課税措置」という特例がある。

祖父母が比較的裕福で、贈与が期待できるのであればこの特例を利用し、資金援助してもらうといいだろう。

一般的には親が、子供が小さいころから学資保険をかけている世帯が多い。

教育費は学費だけでなく、塾代・クラブ活動費・学校が遠い場合は交通費・大学なら下宿代など諸々の費用も含む。

公立で小中高ならまだ安く済むが、全部私立となると、さらに費用はかさんでくる。

子供がほしい世帯は、子供が産まれる前から、もしくは子供が小さいころから資金計画を立てるのが理想だ。

我が家では学資保険はやっていないが、子供預金を長年やっている。子供の塾代・予備校費の一括払いとか、まとめて必要なことが結構あるので、満期まで引き出せないのはちょい不便かなと思っているので、保険はやっていない。その代わり、必要なときに他の預貯金には一切手を付けず、この子供預金から全て出すようにしている。

これもそれぞれ世帯ごとにやり方の違うところだろうが、早めに対策をするというのに越したことはない。

次は「社会保険の概要」についてお話したい。

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