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どうしたらもっと英語が通じるようになりますか?と相談を受けました
わたしの生徒さんから、「どうしたらもっと英語が通じるようになりますか?」と相談を受けました。
最近レッスンを始められた生徒さんで、海外在住で英語について切実に悩んでいらっしゃいます。
よく外国人が集まる「Meetup」に参加されています。そこで自己紹介をされるのですが、「あなたの英語は聴き取りずらい」「わかりにくい」と言われると悩んでいらっしゃいました。
そこで一度質問してみました。「自己紹介文は事前に考えたものですか?
それとも毎回行き当たりばったりですか?」と。
返事は「毎回適当です。」でした。
「アウトプット大全」感想でも書きましたが、自己紹介は事前に用意していないといけません。まずはそこが適当ではちゃんとした自己紹介が最初はできません。
レッスン中に、自己紹介を少しだけでいいので、英語で今話してくださいとお願いしました。
早く話しているのですが、ひとつひとつの単語があまりよくわかりません。例えば「contract」がどう聞いても「contact」、「work」がどうきいても「walk」っぽいなど。
発音のレッスンですでに「母音のr」は練習済みですが、全く活かせていません。
まだやってない発音はおいておいても、一つ一つの単語の発音がすごく雑だったのです。
なぜそんなに早くしゃべろうとしているのですか?と質問すると「Meetup」ではみなさん英語が上手で、みなさんのスピードに合わせようとしています。とのこと。
まとめると、
①相手のスピードに合わせようと無理に早く話そうとしている。
②自己紹介が行き当たりばったり。
③1つ1つの単語の発音が適当。
ということがわかりました。
そこで、メールで自己紹介はどんなふうにしたいかを考えて、送ってくださいとお願いしました。
早速お返事をいただき、チェックしました。最初のパッと見の印象が「堅い」英語でした。海外に派遣されている方なので、とても英語もよく知っていらっしゃいます。ですが、「書く」ときのように、英語を「話そう」と
されていました。
アメリカでは特に難しく話す、難しい単語を使って会話すると、「頭がいいのを鼻にかけた嫌な奴」と印象を悪くしてしまいます。なので、会話のときは特に簡単に話します。あとは同じ単語を何度も使われていました。
もう一度まとめると、
①相手のスピードに合わせようと無理に早く話そうとしている。
②自己紹介が行き当たりばったり。
③1つ1つの単語の発音が適当。
④英語が堅い
⑤同じ単語を使い回す
ということがわかりました。
そこでアドバイスしたのが、
①通じない間は早く話そうとすると、焦って逆効果。ゆっくり話して通じるのを目指す。
②自己紹介文を考え直す。
③発音がわからない単語はすべて辞書で
調べなおして、音声を聞いて練習。
④書くときの英語と、話すときの英語を使い分けよう。
⑤同じ単語は2回目から言い換える。
というものです。
②の自己紹介文はお手伝いしました。こんな感じはいかがですか〜?とメールすると、早速練習されたらしく、現地の人に試してみたそうです。かなり手応えがあったととても喜んでいらっしゃいました。
自己紹介文は、笑顔で始めましょうというアドバイスもしました。第一印象大事ですよね。あとは俳優になったつもりで、セリフのように自己紹介を暗記してくださいと言いました。
そうすることで、Meetupの自己紹介は完璧になっていきます。
①は、レッスンを継続して練習していけば、どんどん発音も改善されるので、ここは焦らずやっていきましょうとアドバイス。
③は習慣づけるように、④は意識して使い分けるように、⑤は書いているうちに慣れるので、ここも意識しましょうとアドバイスしました。
こうして生徒さんが少しずつ自信をつけていかれるのを見るのが、とても嬉しいです。
今日も仕事頑張ろう!と思わせてくれますね!
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