英語発音でめちゃくちゃ多い間違い
今日は、日本人が絶対間違えて発音している子音をご紹介します。
その子音はずばり、[bridge/brídʒ/]の[dʒ]の発音です。この音が入っている単語は以下の通りです。
gene
general
geography
gym
George
jet
judge
juice
agent
budget
degenerate
endanger
engaged
graduate
major
technology
acknowledge
cage
charge
dodge
edge
太字のところがすべて[dʒ]の発音です。
これをどう間違えるかといいますと、この[dʒ]というのは、弾く音で破擦音の一つです。この「弾く」というのがポイントです。でも、この弾くはずの音が弾かれずに発音されている間違いがとても多いです。どの音で発音されることが多いかというと、[massage]の[ʒ]、もしくは[z]です。
私はいろいろな指導法等を勉強するために、色々な教材、本、雑誌、オンラインで販売されれいるものを購入します。あるオンライン動画、有料英語レッスンを最近購入しました。日本人の講師が動画で単語やセンテンスを話していたのですが、この[dʒ]の音がすべて[z]にしか聞こえませんでした。
確かに[dʒ]の音が文章になったときに、[ʒ]に変化する発音ルールは存在します。例えば、[did you/díd/ju:/]の[d]と[j]は繋がり、まず[dʒ]になります。沢山の教材にも、この音の変化は書いてあります。ただこれが文章で速く読むときは、[ʒ]に変化するのです。速く読むときに[dʒ]を弾いてしまうと、そこでスピードが落ちてしまうため、[ʒ]に変化します。ただ、これはこの[d]と[j]は繋がるときです。これは同化のところで説明させていただきました。
単語レベルでは、例えば[major]という単語に文章上のストレスが来る場合、この[j]は[dʒ]としてしっかり発音されなくてはいけません。スピードが速くなると、弾きが弱くなるものの、弾いている音自体消えることはないのです。もちろん、単語単体で発音するときは、かならず[dʒ]はきっちり発音します。単語を練習するときは、弾いて練習しないと、この音が身につきません。
[technology]は特に生徒さんでも[ʒ]になるか、もしくは[z]っぽい音になるか、どちらかです。意外と注意していないと、最初のうちは弾くのを忘れてしまうということがおきてしまいますので、気をつけないといけませんね。
今日は「日本人がかならず間違える子音の発音[dʒ]」をご紹介しました。