【就職面接で夢を語るべき?】日本人は夢がない?!

こんにちは。
渡辺真梨奈です。

先日、シンガポール出身の方と友達になりました。恵比寿にあるイングリッシュPUB的なところにつれていってもらいました!

とても貴重な体験をしました。日本人もほぼ知らないのか、来ているのは外国人ばかりで公用語が英語!!

実は私、35年間英語から逃げてきました。。翻訳が進んでいるし、翻訳のスピードもこれから格段に上がると思っているからです。

シンガポール人の友人は日本に来て1年半ほどなのに、驚くほど日本語が上手でした!(なので会話は日本語にしました・・汗)

そこで「マリナの夢は何?」と聞かれました!
そんなにストレートに聞かれたことがなかったので少し戸惑いました。
夢が明確な私でも、「夢」を聞かれると、戸惑ってしまう。
「恥ずかしい」こと「どんな風に思われるだろう」という感情が勝ってしまうのでしょうか。

これは学校教育や、周りの環境が大きいのでは?と思いましたので、調べてみました。

日本人の特徴と、転職について考えたのでまとめたいと思います。

日本人の特徴

・日本教育について


小学校の時はずっと団体行動でしたし、自由に行動する生徒は怒られていました。答えがある問題を解いて、全員同じ回答になる。
目立とうとする生徒は「変わりもの」だったし、静かにしなさい、席に座りなさいと怒られてました。
答えがあるものに関しては、とても従順。早く正確に答えを導き出せるのではないかと思います。
ただし、答えがないこと(将来どうなりたい?これはどうおもう?)というオープンクエッションがとても苦手です。
将来の夢さえ、みんなと同じ答えにしていたのをいまでも同じです。
それは大人になってからもそうだと思います。
「この目標って現実的ですかね」と聞かれたりします。
夢をどこまでも描くということができなくなってしまったのです。

・調和を重んじる

会社は「平均的な人」を作りたがります。
それは、有能な人は役職者の仕事をどんどんとっていくからです。
役職者は天才が現れて自分の地位やポジションを奪われることを怖がっています。
よって、「平均的な人」が評価されるようになり、それが正義になります。
出る杭は打たれる、ということが根付いているように思います。
海外ではどうでしょうか?
有能な人がポジションをとっていき、さらに有能な人はすぐに転職する。
言われたことだけしかしない人は地位も給与もあがっていかないのです。
日本企業が現状維持なのはこう言ったところに原因があるのではないでしょうか。
調和は良いところと、そうでないところが表裏一体なのではないかと思います。


・就職面接で「夢」はどのように扱えばよいか?

そんな、調和を重んじる日本企業の面接で聞かないでほしいのに聞かれてしまうのが「夢」です。
これは、何の目的があって聞くのでしょうか・・。(謎です)
人の採用には100万以上のコストがかかっているといわれています。では夢がある有能な若者、すぐこの会社を去って行ってしまいそうな若者を採用するでしょうか・・・。
上記でも、書いたのですが残念ながら面接で自分の夢やビジョンは多くは語らない方が良いです。
一般的には「辞めないか?」を見ていると思ってください。
ですので、「御社で●●という経験や技術を身に着けていき、自分のこういった目標に生かしたいです」「●●というポジションに行き、〇〇という仕事をしたいです」などと答えるのが無難かと思います。

まとめ

残念ながら、就職の面接では夢を大きく語れないのが事実です。
夢を語る、ビジョンを語る相手は会社の人ではないと思っています。
自分の目標とする未来がそこにあればいいかと思いますが、そういうものでもない。
そんなときは、目標やビジョンを掲げ、それを達成している人や友人に思う存分語りましょう。
アウトプットすることで、明確になり、より夢を実現しやすくなります。
別の世界と思って、いい意味で割り切って転職活動を続けてみてくださいね。

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