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質問通告ツイートまとめ 松井孝治先生による『令和の統治機構改革を』
一応、私が当時何を申し上げていたか、リツイートしておきますね。
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
玉木代表がお詫びをされたことへのレスから始まっています。
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
私が知る限り、今まで党の幹部がこういうことを言ってくれたのは、25年前に志位書記局長が小官(内閣副参事官)に通告遅れをお詫びをして下さって以来です。私の知る森さんは本当は弱いものいじめは嫌いな方。何でこうなったのか?今後は是非見直して欲しい。現場の官僚を敵視して何の意味もありません。 https://t.co/dntKhfOz5k
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 11, 2019
質問通告の問題は、国会の深刻な問題のひとつですが、その根源を辿ると野党の一部の方だけの問題に留まらない日程政治に行き着きます。国会改革は実は野党が本気にならないと進みません。そちらもよろしくお願いいたします。あの超党派議連の意義も否定しませんが、より本質的な問題を御議論ください。 https://t.co/nxAzhoAch2
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 11, 2019
本当にその通りです。野党固有の問題もありますが(かつての社会党はここまでではなかった)、我が国国会特有の日程政治の根っこに何があるか、55年体制時には考えられなかった政治主導。官(の一部)がその担い手になっていることへの野党の反感が、現場に皺寄せされている事実。中公に少し書きました。 https://t.co/W8oWDylyhw
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 12, 2019
ある筋から情報提供。どうも事の発端は完全な行き違い。御本人は早く項目通告して、(通告先は議員の問題意識は知っているので)関係ない部署の役人は解放しようとしていたとの事。委員部と事務所のやり取りが焦点。かの党の参議院は国対が通告を仕切るからそこの証言も大切。週明けの調査を待ちたいです https://t.co/PRVvcDUWHb
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 12, 2019
森ゆうこさんはかつての同僚。政策的に見解を異にすることはあっても、本来正義感が強く、弱い者苛めをする人とは私には思えない。御本人が呟いておられるボタンの掛け違いとか、委員部や秘書さんとのやり取りとか全部きちんと説明して欲しい。森さんが現場の官僚達についてどう思っているのかも含めて
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 12, 2019
四半世紀前副参事官時代の昔話。議員から正式な文書通告があっても、基本、御本人と接触して真意を確認するまでは対応済みにはしなかった。大出俊先生の部屋の前の廊下でアポなしで一時間待って1分立ち話でレクしてもらって想定対応したことも(それでも土日待機だけは一度もかけなかった)。(続く
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 12, 2019
何が言いたいかというと、議員の「文書通告」だけでは内参としては責任もって問取り終了とはしなかったということ。各省待機にも限界はあるのでケースバイケースで想定対応に切り替えるけれど、特に議員が会館にいて通告が抽象的なら粘ります。通告したしないのボタンの掛け違いは常にあるものです。 https://t.co/iaI5V3eyj9
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 12, 2019
国会待機はどうやら平成初期と大差はない模様。本当の国会対応をご存知ないで議論する有識者が殆どだが、確かなことはこの仕組みが相当軋んでいること。実務を知る政官関係者がきちんと国会質疑のルールを一度話し合った方が良い。日本の国会は内閣不関与だが、内閣としても協力要請すべき時期では? https://t.co/xsQa4pvw5e
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 12, 2019
こちらこそご無沙汰しています。今呟きましたが、内総は通告されたらそれで対応済とはならないものなのです。今回の件はその通告さえも行き違いがあった模様ですが、委員会の日程決定も含めて一連の経緯や官僚への思いを明らかにしてください。これを機に与野党で国会のあり方を前向きに御議論下さい。 https://t.co/B4IdofToaN
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 12, 2019
↓「若手官僚の悲鳴を受け止め、令和の統治機構改革を断行せよ」という大袈裟な表題で中公11月号に寄稿しています。ソサエティ5.0時代の新たな政府や国会像を!という議論は、次代を担う若手の方々としたいものです。平成を語る昭和のオッサンの話は中公読んでください→https://t.co/8z8LmPKXBz
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 12, 2019
答弁作成事務は誰よりもやって来たので熟知してます。大臣経験者なら項目だけの通告で当日クイズのような質疑に対応することがいかに困難かは実感している筈。項目通告だけで今の国会質疑に答えられる大臣は絶無。あの天才・与謝野先生をもってしても無理。副大臣経験者はその辺わかって欲しいという事 https://t.co/yu7NPfFRbk
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 13, 2019
官僚は誰が大臣であれ(党派に関わらず)、野党のアドリブ質問で大臣が立ち往生しないように執念で問取りして想定問答を立てる。残業徹夜休日出勤お構い無し。野党の皆さんもかつて支えられた筈。それを忘れて通告すれば可という立場には疑問を呈してます。このご時世官僚の我慢も限界ということです。 https://t.co/XA5FBnagWu
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 13, 2019
そうなんです。ただその矜持が内部崩壊の危機な瀕しています。私が知る官僚達はギリギリ堪えているけれど、例えばその家族から悲鳴が上がっているし、病を得る官僚、退職の道を選ぶ官僚が後を絶ちません。野党の一部の問題ではなくシステムとして守りきれない与党にも責任があります。国会改革急務です https://t.co/QGAZhYMPB7
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 13, 2019
もはや「新しい公共」はほぼ死語に。でも官民連携は常識に。東大も含めて公共=官でなく、民間でも十分に社会の役に立てるという気運か高まっています。公務人材も採ってやるという時代でなく、積極的に優秀な人間をスカウトにいくべきだし、官僚の働き方を変えないといけません。その意味でも国会が… https://t.co/8YSCF0oGOs
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 13, 2019
あえて表に出したのは、与野党問わず政治家の多くはこの実態をご存知ないからです。個人攻撃ではなく、こういう深夜休日出勤を強いる国会対応やめませんか?という提案。そのためには日程設定含めて国会の仕組を変えないとダメ。野党の先生もいずれ大臣になって支えられる立場目指しておられるでしょう https://t.co/26GlzgdBL0
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 15, 2019
業界用語で失礼しました。この場合は質疑者となる議員さんのところに官僚が出向いて、質疑の内容や出来れば問題意識なども含めてインタビューすることで、質問取りとも言います。それが終わったら問い起こし→割振り→答弁作成→総理・大臣等レクと続きます。後者のレクは答弁や更問いの内容の説明です https://t.co/5EdJ4xmC0V
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 15, 2019
昭和に育てられた私の吏道は平成改革どまりで令和の時代では新たな政官関係が必要だと痛感します。中公にはさわりを書かせて頂きましたが、質疑レクにせよ与党内調整にせよ官僚が身を粉して全て調整するモデルにもはや持続性がなくなっているのかも。次のモデルを若い人も交えて議論したいものです。 https://t.co/fXf0llarze pic.twitter.com/7vRbCOfDdi
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 19, 2019
「官僚の悲鳴を受け止め、令和の統治機構改革を」。中央公論11月号に寄稿しました。今の政官関係ではあと10年霞が関が持つかどうか、私には危機感があります。与党審査の在り方の改革は10年前に高転び。国会改革は20年前の大改革以来停滞しています。今一度検討の場を立ち上げて欲しいものです https://t.co/mZ3txXp21O
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 24, 2019
↓随分と議論してきました。過去のように、政治改革、行政改革、国会改革をバラバラに行わず、統治機構改革として一体的に実行に移す時期です。霞が関の中堅若手まで(一部を除き)渉外、調整、苦情処理に追われ、政策という商品開発・設備投資に時間や情熱を割くことが困難。国民に皺寄せされます。 https://t.co/ujAbhmjWsS
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 24, 2019
これは与野党の問題。そして本質的には「政治の場」である内閣が、その統括のもとにある官僚組織たる行政各部にどこまで仕事を委任し、どこから先を議会と連帯した政治的統治組織である内閣が引き受けるのかという問題でもある。国会と内閣が連帯して政と官の仕切り線を引き直さないと国が滅びかねない https://t.co/B8BgG4nU8J
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 24, 2019
若い政治家(与野党)とこれから霞が関を担う中堅や若手がざっくばらんに議論する場を作れないものか。当初は非公式・クローズドで本音をぶつけ合うものから始めて、ある段階からオープンに討議すればよい。 https://t.co/mZ3txXp21O
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
質疑通告について一言。かつての政府問取り責任者として、自分の時代よりも通告が粗く遅くなっていて、台風の週末や、テレビ中継で通告した・しないの騒ぎを前にこれはいくらなんでもと思って呟いた。ただこれは偶々名指しされた議員のみの問題ではない。一部野党自民議員の方々の通告も酷かった。(続
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
私の問題提起が特定個人議員追及や官僚の犯人探し、与野党・政官の相互不信や憎悪の連鎖・過熱、一行通告などの結果を招いているなら本意の真反対。今の日程政治を何とかしないと早く通告したい野党議員も前日夜から質問を考えるはめになる。官僚は疲弊の極みで家庭も破壊、心身損傷で国家的損失。(続 https://t.co/cZJMtFqvnb
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
過去雑多の呟きをしていて、細切れではわからない私の真意をご理解頂きたいと思い、リツイート致しました。私が申し上げたかったのは、委員会設定が前日の午後で、それから質疑者が通告し、その後役所がレクを求めるという現在の標準的な国会日程だと質疑者に関わらず官僚は深夜残業や徹夜対応を(続く
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
深夜徹夜作業をせざるを得ない。これは個々の質疑者の通告やレクの早い遅いを超えた、日本の国会の構造的な問題です。こうした日程政治の背景には、与党事前審査で議員修正困難であること、会期不継続の原則で会期末廃案を目指す日程闘争の恒常化があり日本の国会や意思決定の慣習の見直しが急務です。 https://t.co/xjiqoSM56p
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
森議員は質疑通告の期限は守られていたことは後に確認されています。ただ、内総としてはもう少し細かく質疑内容を教えてもらうまでは各省を待機させる判断をし、森さんは夜間に内総などの求めを受けレクに応じられたため、各省に問表が提示された時刻は森議員の通告よりも相当遅くなったことでしょう。 https://t.co/ExwXA86Oku
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
森議員が通告後接触不能なら夕刻段階で通告項目に応じて想定対応に切り替えるという対応もあり得たが、森さんが会館にいらしたので、内総は通告だけでは不明な質問詳細を把握しようとして夜間にレクを申し入れ、そのレクの結果問表の配布が遅くなったというのが現段階で整理可能な事実だと思います。 https://t.co/lB6Jfdzgk9
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
質疑通告の難しい点。質疑者は項目を通告したらあとは役所は自分の問題意識はわかっていて答弁資料作成可能と判断する。役所は大臣などの指示もありできるだけ細かな質問を教えてもらうまで粘るし、そこまで待機を解除しない。結果として屡々質疑者の問表確定は深夜になり各省は徹夜で答弁資料を作成。
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
問題解決には、委員会の日程の確定を例えば一週間前にして、質疑通告を委員会の三日前などに早期化すべき。質疑通告の早期化は過去与野党で申合せされてますが空文化。それは既述の通り背景にある日程闘争、日程政治の根源が是正されてないから。質疑通告問題で個別議員を責めても本質を外すのです。 https://t.co/QYZUIoFz89
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019
以下申し上げたのは私の過去の呟き(その時点で私が知り得た情報に基づく)とその後私が確認した諸方面の情報に基づき事実関係を整理したものです。本来政党ないし政府の情報提供が正確だし正当と思われますが誤解が多いので。私としては用事もあるのでこの辺りで一区切りにします。土曜朝に失礼しました
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) October 25, 2019