#09 今だ!Q-MHzを聴こう!
こんにちは、the band apartの4ヶ月連続でリリースされたシングルに付属のメンバーインタビューを読んで “#02 the band apartを語りたい” を書き直したいと思っているまりなです。
鬼滅の刃流行ってますね。いや、もう下火ですか?歳をとるにつれ流行へのレスポンスが遅くなっているのを感じます。アニメ版映画版共に主題歌を担当したLiSAさんは今やアニメのオタクのみならず名を広く知られる存在になりました。この言い方をすると決まってオタクが「いやLiSAさんはそもそも有名で〜」「自分はガルデモの頃から聞いてて〜」とすかさずマウントを取り始めます。ここでガルデモの曲やcrossing field、rising hopeは名前が挙がるのにQ-MHzは曲は愚かそれ自体の名すら挙がらないのを見ていて「これだから流行りのアニメしか追ってないオタクは...」とマウントを取る私です。
とにかくQ-MHzの素晴らしさをもっと多くの人に知ってほしい、そしてあわよくばまたアルバムが出てほしいと思い、この記事を書くことにしました。Q-MHzを知らないという人はぜひ最後まで読んでほしいです。
Q-MHzとは?
アニソン界の大物4人による音楽プロデュースチームです。メンバー全員が一線で活躍するアニソン作詞家、作曲家でこんな豪華なコラボあっていいのかよって感じです。
メンバー紹介
畑亜貴
言わずと知れたトップアニソン作詞家。この人の詞を聞いたことがないオタクがいるだろうか、いいやいるはずがない(反語)。その偉業はここには書き切れないが「涼宮ハルヒの憂鬱」、「ラブライブ!」シリーズ等数多くの作品に関わる。
田代智一
2000年から活動するベテランアニソン作曲家。やはり代表作は「ハレ晴レユカイ」。ポップ系の曲が多く今の「アニソンといえば」な曲調は田代さんが作り上げたイメージと言って過言でないかもしれない。
黒須克彦
作曲のみならず多くのアーティストのサポートベーシストも手がける。アニソンに加え、声優やアイドルへの楽曲提供も行い、提供してきた楽曲の数は業界内でも随一。おそらく黒須さん作曲で一番有名な曲は「夢を叶えてドラえもん」(作詞も担当)
田淵智也
「シュガーソングとビターステップ」等で有名なバンド UNISON SQUARE GARDENの作曲兼ベーシスト。「見切れまくるベーシスト」として彼を知る人も多いだろう。バンドとしても個人としてもアニメソングを提供している。最近ではアイドル DIALOGUE+のプロデュースも行っている。
如何にメンバーが豪華かお分かりいただけたでしょうか。こんなんアニオタの考えるTOTOやんけ。(注 : トイレメーカーでもサッカーくじでもない)
そしてそのQ-MHzが2016年にリリースしたアルバム「Q-MHz」を是非聞いていただきたいのです。2020年12月時点で彼らのリリースしたアルバムはこれ一枚のみ。このアルバムに参加しているボーカリストたちがまた豪華で小松未可子、鈴木このみ、東山奈央、南條愛乃、そしてLiSA(やっと記事の冒頭に戻ってこれたね)という錚々たる面々なのです。これだけの名盤がなぜここまで無名なのか不思議でならない。
YouTubeの試聴用動画のリンクを貼っておきます。是非購入ご検討ください。私が特に好きなのは6トラック目 I, my, me, our Mulberry。(ダイジェストその2で聞けます)
2020年現在もQ-MHzはグループとして楽曲提供を行っているのですがアルバムはこれ一枚で二枚目が出るという予定もありません。LiSAのブレイクでこのアルバムが再評価されて売れたら二枚目ワンチャンあるか!?と思っております。気になった方、是非購入してください。各種サブスクでも聞くことはできるのですが装丁もちょっと凝ってて歌詞カードもカッコいいので物理媒体で購入することをお勧めします。それでは。