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逃げるは恥だが役に立つ

原作は漫画で、脚本野木亜紀子さん、そして星野源さんと新垣結衣さんのダブルキャストで2016年に放送された大ヒットドラマ。
毎週火曜はハグの日というワードも生まれたほど日本中をホットにさせた作品。星野源はまだ駆け出しの頃からファンだったので、このドラマをきっかけに2人が結婚して夢が叶ってよかっったと感動したものだ。

さて、このドラマのタイトルにもなっている「逃げるは恥だが役に立つ」について私の過去の考えや今思うことを綴っていこうと思う。

逃げるは恥だが役に立つとは……
「自分の戦う場所を選べ」というハンガリーのことわざが元になっている。
今いる環境にしがみつくのではなく逃げることも選択肢にして、自分の得意な事が発揮できる場所に行こうというものだそう。
当時はいい言葉だなくらいにしか思っていなかったが、今もう一度見直してみると昔の自分にかけてあげたいと思う言葉だと気づいた。

私は1度始めたことはやり通さなければ駄目だと、習い事や部活そして仕事…途中で投げ出す事はしなかった。「真面目だよね」と言われることもあったが、私にだって辞めたい、逃げ出したいと思うこともあった。
社会人1年目の時も、同期が辛いから辞めたい、仕事行きたくないと言ってすぐに仕事に来なくなった時にもなんでそんなにすぐ辞められるの??
と自分の事ではないのに、イラっとしたくらいだ。

そんな私がなぜ逃げる選択をしてこなかったのか……

それは、誰かに迷惑をかけていると自己犠牲な考え方をしていたからだ。
周りがよければ自分はそれでいい。周りの評価で自分の価値が出来ている自己肯定感の低い人間だった。習い事も部活も、仕事も自分で決めたものだから親に支援してもらってできている事だから辞めたらいけない。そうやって自分で自分を苦しめていた。
何かを続ける事は大切な事だけれど、それは自分を大切にしたうえで成り立つものでありむしろそれが大事でなければすぐに辞めるべきなのだ。
そのような考え方ができるようになったのは、社会人5年目くらいの頃だろうか、、、自分の仕事について考えてみた時に色んな考え方を受け入れられるようになったように思う。

今だったら、仕事が辛いという人がいれば続ける事よりも違う環境に身を置く事や、辞めてもいいという選択肢があるという事を伝えていきたい。

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