樋口円香【バグ・ル】感想とメモと考察
※ネタバレあり
※個人の感想です。実際の樋口円香さんの心情とは異なる場合があります。
※Pまどカップリング推し…ですが今回はそっち方面の感想はあんまりないかも
※また分かったことがあれば追記するかも
メモと感想
bug
「あ、虫(パン)」
夢見鳥=蝶=虫~円香(ノクチル)みたいなので、スタッフ(芸能界)で簡単に潰されかねない虫という暗喩なのかも。
「悪夢が多かった気がします」
→「最悪…あなたの夢を見るなんて」(信頼度12)を思い出すけど、あれはMerryくらいの信頼度だったはず。。
Merryの後の話なんですかね?一応夢見鳥の実装はギンコの後、GRADの前ですけど…
wing終盤でストレスたまってた時期の可能性もある
「え、蝶?…虫の?」
あからさまに狼狽えていてかわいい
シャニp「え…あっ」
円香さんが虫苦手なこと知ってるっぽい(もしくはここで気づいたとか)
or
「そういう見方もあるんですね」
ほー。たぶん、ノクチルが夢見鳥歌ったら「あぁ、このひっそり咲いてる花たちはノクチルのことだなぁ」ってだいたいは思うので「そういう見方もあるんですね」というのはちょっと不思議。
円香さんがこの歌詞をどう見てたのか気になる。
もしくは単純に「そう歌わせたいんだろうけど、全然違うから」って感じなのかな
「空気のようなものなので」
ずっと思ってたけど意外と円香さんのPカードって幼馴染の話出てこないんですよね
カラカラカラくらいで後は世間話でも全然出さない
あれは「あなたと私の二人だけ空間」みたいな意識が働いているのかなと思っていたのですが、今回は違うみたいですね
やっぱりMerryより昔のように見えます。
「いや、俺も駅の方に行くんだ」
懐 か し ー !!!!
なんとか口実をつけて円香さんと仲良くしようとしていたあの頃のシャニPを感じる!!!
ダウトよりは前かな
円香さん的にはダウトの頃くらいから仕事を理由にすると「もうそれ辞めて欲しい」感があった気がする
「理解も共感もできない」
理解できない、というのは引っかかる。
夢見鳥ってすごく大雑把には「幼馴染でアイドルデビューして大変なこともあるけど意外と悪くないって思ってる」という意味に見える(と思う)から(ライターさんから説明も受けてるし)、全く理解できないのとは違うのでは。
どの辺りが理解できなくて共感できないのだろうか…教えて…
「私が感じたことを誰かに伝えたいとは思えないので」
あー昔円香さんっぽい
ギンコ・ビローバで似たようなこと言ってましたね
ちなみにGRADあたりから感じたことをシェアしてくれるようになってきてたように思われます。
円香さんて律儀な性格だから多分「心の底からファンを喜ばせようと思えない自分」について悩む、というか自己嫌悪のようなものがあったと思うんですよね。
だけど自分の気持ちに嘘はつけないから、自分なりのファンとの向き合い方みたいなのをずっと考えてたと思うんですよ。
で、ずっと抱えてたこの問題がLPで決着して、「私は私の衝動で歌う」。と一つの結論に到達したような気がします。
bird
まど「美しいものに棘はない」
これ、シャニpのことを言っているとの感想をお見掛けしてなるほど!と思いました。
「小さいころになりたかったもの」
小さい頃なりたかったもの…でも忘れてしまったもの…
つまり、ピトスの宝石箱…!!!
円香さんがまわりからの評価に臆病になった原因が、小さいころの挫折でそのとき宝石箱に諦めた夢を閉じ込めて、その一件には浅倉透が関わっててそこから浅倉呼びになった…とか思ってたけど、「なにか引っかかる」くらい覚えていないということは直接関係ないのかも。
※追記。ガッツリ関係ありました。(【ダ・カラ】参照)
「言語化できない」
言語化できるorできないという考え方賢くない…?
普段から自分の感情を言葉にする作業をしてないと出てこない発言な気がする。しかもこの年頃で。
円香さんお勉強方面でも賢い可能性…
もしくは普段から作曲して歌詞を自作したりしてるの…?
「悩みますけど…じゃあ、これを」
あぁ、紅茶選んだのかな、と思いましたよ!
歌う前はミネラルウォーター
後で見返すと【or】のムービーシーンでちゃんとミネラルウォーターを手に取っているんですよね
シャニp「いい夢だな」
また適当なこと言って…。意図が読めない発言はとりあえず褒めておけば無難とか思ってません?(自分語り)
単純に「楽しそうな夢だな」くらいの気持ちだったのでしょうか
「残酷でしょ」
飛べない鳥に自分を重ねてるっぽい
ちょうどこの画角、円香(シャニp?)の視点で「背の高いビルの谷間」になっているのがにくいですね。
考察
コミュの時系列について
今までの円香のコミュは実装順=時系列順となっているというのが通説でした。
ただ、今回のコミュはちょっと疑問が残ります。
理由はいくつかあって
①そもそも夢見鳥の実装が2021年1月1日
お話の中心になっている曲、夢見鳥の実装が過去なので、夢見鳥の方の実装順=時系列に合わせているという考え方
夢見鳥の実装時期はギンコの後、GRADの前なので(後ろの図参照)、ギンコの秋からバグルで冬になってしかもWING終盤くらいの話とすると円香のパーソナリティを考える次の根拠ともよく符号します。
②円香の人生観が昔っぽい
「夢なんてない」
「適当に生きる方が楽」
と言っていることから世の中に対して達観して斜に構えている。これはWING初期の円香さんの発言に近い。
GRAD、LPを経てアイドルに対して前向き、というかプライドを持つようになったと思うので、(分からないけど)独白でこういうことは思わないんじゃないかと思います。
③シャニpとの距離感が昔っぽい
このシーンのシャニpは円香が曲の意味について調べてくれたことについて意外そう、というか調べたこと自体を褒めようとしています。
この辺もLP以降のシャニp→円香の信頼感と比べるとまだ「円香がちゃんと頑張ってくれるか分からない」ように見えます。
結論
というわけで時系列は。。。ギンコの後でダウトよりは前、が妥当ではないかと予想します。
ただ、あくまで予想ではあります。例えば「WING途中の新人がソロ曲とかもらえるの?」や「ファッションの方向性がカラメルやオイサラバエルに近くてギンコには遠い気がする」、「悪夢をよく見るってMerryの後じゃないの?」という疑問は残ります。
胡蝶の夢と夢見鳥って関係あるの?
あまりよく分かっていないところ。
夢見鳥=蝶となって夢の話だから「胡蝶の夢」が連想ゲーム的に出てくるのは分かるんですが、実際に夢見鳥の歌詞に胡蝶の夢の要素がある。。の?
ちなみに胡蝶の夢とは
作中ではシャニpが「儚い人生、もしくは夢と現実の境目が曖昧になることのたとえ」と説明していました。
確かに歌詞には「今日がまた訪れる それは儚い夢のよう」とあり胡蝶の夢と対応しているように見えますが…逆に言えばそれくらいしかない
うーむ。円香の解釈を考えると
「飛べない鳥が飛び回る夢を見ているつもりで」となるわけですね。
で、序盤から「この歌詞ノクチルっぽいよね」とあったので、
飛べない鳥=ノクチル の胡蝶の夢
になる?でもノクチルがアイドルなのは別に寝ている時に見ている夢ではなくて現実なんですよね。それを現実と夢を相対化する胡蝶の夢と表現するのはちぐはぐな感じがします。
もしくは、胡蝶の夢を「人生の儚さ」を表す方で使ってる、とか。
そうすると「儚い夢のよう」とは「年齢制限のあるアイドル」を「いつかは醒めてしまう夢」と表現しているのかな
そうなると「アイドルとしてマイナーなノクチル」=「飛べない鳥」が「いつかは醒める夢」=「いつか終わりがやってくるアイドル活動をやっている」という歌になる…それを本人である円香に歌わせてる…
だとすると確かに「残酷」ですね
夢見鳥の歌詞を円香はどう感じていたのか
まったく分かってないところ。
元々、夢見鳥の歌詞について「円香は多分そう思っていない」とは声優の土屋さんのインタビューで言われていました。
(あくまで土屋さんの解釈であって公式ではないのですが、個人的に樋口円香本人コメント並みに尊重している)
なので、今回のバグ・ルで円香が「共感できない」となったことは「やっぱりそうなんだ」という感じはありました。
では、どう思っている(いた?)のか。
ヒントとしてはこのあたり
気をつけなければならないのは、(おそらく)こう感じているのはギンコ~GRAD前の円香であるということです。LP編以降ではまた違う感想が出てきてもおかしくない。
まずは、一般的な解釈を書き出して、どこがどう違うのかを考えていくのがよさそうではあります。
結構大変ですね。
まぁ、これはまた単品で記事を書くかも。