浅倉透【STEP編】メモ　浅倉透のパーソナリティについての考察

※ネタバレあり
※あくまで一つの考察です。実際の浅倉透とは異なる場合があります
※気が向いたら画像とか入れるかも
※『夜はなにいろ』は持っていない人の考察です

現在の私の透観
大雑把なイメージは「自由を愛するパンクロッカー」
・透は普段おおらかで何のこだわりも無いように見えるが、周りから「（自分と仲間の）自由を抑圧されそうになる」と「怒る」ことがある。（ただし、その怒りの矛先は怒らせた「人」ではなく、そうさせた「雰囲気」や「社会」に対して向いている節がある）
・透は「てっぺん」や「上」を目指しているらしい。普段のほほんとしている透がなぜトップ（アイドルとしてのステータス）に拘るのか。わりと謎。（透のパーソナリティに一貫性が無いように感じられる問題）
・透が自由を愛し束縛を嫌う性格だとすると、シャニpがときどき透を束縛しようとしているのは気になる。
透は自分の自由を侵害する存在と好き好んで一緒にいることになる。わりと謎。（透はシャニpのどこに惹かれているのか問題）

今回のSTEP編で、こういう透の人間性の謎がかなり明らかになったと思われます。

本編のメモ
同級生「アイドルとか目指さないの？」
透「どうでもいいよ」
→透はラベリング（束縛）されるのが嫌い

スカウトに対して
透「飛べる？」
→透が目指している「てっぺん」は社会的な地位や名誉ではない
もっと概念的（透の中でも多分ふわふわしている）な「上」を目指している

透「予想もしなかったでかいやつが」
（変わらない）日常に対する忌避？
縛られた「現実」に対する忌避？→自由への渇望？？

登れないジャングルジム⇔束縛の象徴？

透「来たかも　予想もしなかったでかいやつが」
透は変革を求めていた⇔円香は不変を求めていた
ずっとすれ違っていた。ってこと…

透「プロデューサーって何するの？」
透「へぇ忙しいね」
シャニpのことを知ろうとしてる
透はアイドル自体には興味がないんだ
プロデューサーが見せてくれる新しい景色に興味がある？？

透「望む、空…」
冒頭のスカウトに対する「飛べる？」と対応している
透は恐らく「同じ空を目指す人種だ」と、シャニpにシンパシーを感じている

透「大丈夫。分かったから」
ふむふむ！！！シャニp目当てだ！
アイドルとして何をするかは全然興味がない！

透「向こう側に誰かがいたって」
自分の感覚（漠然とした自由を求める気持ち）に先駆者（シャニp）がいたことを発見したという気持ちではないか

まとめ
透の目指す「てっぺん」や「上」は「（恐らくかなり精神的な）束縛の無い自由」を指している（透の中でも多分言語化はできていない）。（究極的なゴールは「悟り」とかになるものなんじゃないかな）
透はシャ二ｐを「同じ自由を目指す同志」と感じている
かつ「先にジャングルジムを登った（束縛からの脱却を目指した）先駆者」と感じている
シャニｐが透を束縛しようとしても、透がシャニｐを嫌いにならないのはこの根っこのシンパシーがあるからと思われる。

一方シャニpは透が「概念的な夢を追い求めている」とは思っていない（アイドルとして成長するのを楽しんでいるくらいの認識だと思う）。なのでたびたびすれ違いが起こる。



蛇足
P透とPまど
円香はシャニpの人間性に惹かれていて、透はシャニpの目指す夢に惹かれている、感じがする

もしかすると実は透の方がシャニpに厳しい視線を向けているのかもしれない