「ひざきつね」購入まで自分のカスタマージャーニーを作って分析する
はじめに
顧客が購入するまでの心理から施策に落とし込むという仕事をするチームの近くにいるが、自分があまりそういった分析をやったことがなく、どうすればいいのかわからないのが課題だった。
その課題を解決するための取り組みは?
「実践 顧客起点マーケティング」を読んでみると、
それぞれのセグメントごとの1人のお客様の声を聞きアイディアを創出させるということが書いてあった。
会社で実施したユーザーインタビューの動画を見ても、そのN1を深堀りできる気がしなかったのだ。N1の情報を引き出すのがそもそも大変で、その人自身も認識していないキッカケを口に出すのって難しいのではないかと思った。なかなかこれがキッカケだったんです!と、ド直球に言ってくれることなんてなかなかないのではないだろうか。
そもそも、自分がなぜ購入したか、キッカケはなにかなんて、人に聞かれてパッと言えるだろうか?なんとなくで選んでいるということも多いのではないか?。
私は昨日の買い物で、どうしてこのパンを選んだんですかと聞かれたらなんとなく。。。。。と答える自信がある
だが、多くの人に使ってもらいたい。できるだけ、使った人が幸せになってほしい。そういう思いで、エンジニアとしてものづくりをする仕事をするならば、お客様の声を聞いて改善していく、誰かをさらに幸せにできるという技能は大いに役に立つのではないだろうか?
そうだった。誰かが作った商品を買い、生活している以上N1は自分になりうる。
「今、なんて思ったっけ?」
「今、なぜこれを手にとったんだっけ?」
「今、これを検索しようとしたキッカケはなんだっけ?」
など、自分が買い物をするに当たり、心が動いた瞬間を意識するようにした。
ここ最近だと特に心が動いたのが「ひざきつね」という商品だ。
この商品について、「私がなぜ、これを買ったのか」
心の動きを赤裸々に公開しようと思う。
おむかえした「ひざきつね」のワッフルちゃん
リピート買いをしてしまったひざシリーズ
うさぎの杏仁
きつねのワッフル
かわうそのCC
みんな可愛がっている。
ペルソナを作る
相当プライベート情報を含むので、有料のエリアに黒塗り箇所を外した部分を入れている
こうやって見て、カスタマージャーニーを自分で作ってみると、消費傾向に今回は珍しくあらがったのだが、それはなぜだろうという背景がわかる。
カスタマージャーニーをつくる
これは自分の心が動いた瞬間をピックアップしてイラストを描いたもの
カスタマージャーニー
これを参考にして自分用のものを作った
気づく前
商品に出会う前の自分の状況
自分の家の向かいから猫が見えており、ペットを飼いたい欲が増していたがペットを飼う契約にしてない&お世話できないと思い一歩踏み出せないでいた。
猫を見るのが楽しみだったのだが、最近引っ越してしまったため日課だった猫を見られなくなってしまったのが残念だった。
出会い
たまたまエスカレーターを登って、お店の中の見える位置にぬいぐるみが横たわっているのをみた。赤い屋根の上に何匹か寝そべられされて展示されていた。
だらんとしたぬいぐるみという認識をした。遠くから見ると、猫が寝そべっているように見えた。
他にも、うさぎや、おおかみがいたが、私はコーギーが好きで、それに色味似たきつねがいるのを発見し近づいた。
手にとって触ってみると、他のぬいぐるみと違って重たい。
ずっしりとしていて、飼っていた犬を思い出した。
重りが入っているところが秀逸でお尻と足先しっぽに入っているため、だらんとした生命感を感じさせる作りになっていた。
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下記以降は更に詳しくペルソナ像、購入に至った経緯まで書きますが、プライベート情報をかなり含むので、有料にします。
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