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家の片付けと、もしもの場合のエンディングノートを作る

AWSの試験が終わったあと、最近はメルカリに本を売るのも落ち着いてきて、ゆったり過ごしている。

「遊んで暮らしている」という言葉がぴったりかもしれない。遊んで暮らしている。
こんなにタスクがなくて、やるべきこともなくて、ただ家にじっといるということが幸せなことだと知らなかった。
11時頃起きて、夫の12時の昼休憩を目指して昼ご飯と作り置きを準備し、お昼を一緒に食べる。その後は大逆転裁判をのんびり進め、気ままにnoteを書き、眠くなったら昼寝をして、youtubeをぼんやりと垂れ流している。デイリーポータルをのんびり読んで、オモコロをチラ見する

怠惰!!!!!
怠惰の極み!!!!信じられない!!!!

生産をしてない!!!
いいのか????
これでいいのか????
わからん!!!

私は忙しいほうが好きで、スケジュールを詰め込みまくってしまう人なのだけど、人生でこんなに気ままに過ごしたことはない。それも三ヶ月。すごすぎる。三連休があれば技術的な勉強をし、一年目のときはGWにアプリを作りリリースしていた私がこんなに気ままに過ごしている。

産休に入ったときは、もったいない時間を過ごさないようにしようと思って、規則正しい生活、夫と同じように働いている間は勉強しようとおもってAWSの試験が終わるまでは頑張っていたが、それが終わると糸が切れたように何もやる気が起きなくなってしまった。怠惰・・・・。仕事復帰できるのかな・・・・。
自分の過去のnoteを読み返してみると、信じられないほど予定を詰め込んでいて超人かよと思った。筋トレとカンファレンスと大学院と仕事と妊活を両立していた。本当に同一人物なんだろうか。疑惑。

後期の妊婦は信じられないほど生きてるだけで疲れる。とにかくお腹がでかすぎて移動するだけでお腹が痛くなる。100m先のコンビニに行くのに20mごとに小休憩を挟んでいる。
座っているだけでしんどい。ゲームの集中力が3時間位で切れる。
妊娠中期頃は平気で毎日3kmくらい歩いてたのに・・・・

加えて、産後の生活に備えて、体が眠れないようになっているらしく、夫と同じような規則正しい生活が出来ない。胎動が激しすぎるのと、なんか具合が悪くて、夜眠れないんですよ・・まじで。産むまでは寝かせてくれよ体。今準備しなくてもいいじゃん。なんでそんなに、何もかも母体に厳しいんだろうか。ホルモン、頼むからやさしくしてほしい。
妊娠するまで知らないことだらけだった。しかも、妊娠は人によるから、誰かが体験したからと言って自分にも当てはまるわけでもないのが困りものである。

今は、いつであろうと眠いなと思ったときに寝て、体力を回復させている。怠惰な生活をする私に対して、夫も別になんとも思ってなさそう。

ホントは筋トレしたいし、プールにも行きたいし、温泉にも行きたいし、遠出もしたい。仙台のキツネ村にも行きたかった。
働いて社会に貢献して、社会と繋がりたい。今回なんにもしない休暇を過ごしてみて、老後の生活をイメージできたことが良かった。私に足りないの、自分で自分をごきげんにさせる趣味と、貢献を実感できるコミュニティがいるのかも

そろそろ、やってみたい次の分野を探して自主制作を始めようかなと思うんだけど、あまりに怠惰な生活が楽すぎて実行に移せない。
これと目標がないことが、自分の中でもやもやしてしまい、こんなに幸せな生活をしているはずなのになぜか暗い気持ちになってしまう。自分の性格難儀過ぎる。社会とつながってないって、虚しさを感じてしまうのであった。無職向いてない。

ちまちまと家の片付けをはじめ、段ボールをしばり、押入れの中を整理した。再来週はいよいよ臨月に入る。もう一ヶ月後には出産である。長い長いトツキトウカであった。

臨月に入るときに用意しておこうと思っていた、もしもの場合のリストを書いて夫に共有した。いわゆるエンディングノートである。
出産は命がけで、ものすごーく運が悪いと死ぬかもしれないしな〜と思い、万が一そういうことが起きてしまった場合に備えて、一番困るであろう夫がなんとかなるように用意しておくことにした。

死んだ場合はどうしてほしいのか、延命治療はしてほしくないとか、遺影の写真はこれを使ってほしい、友達に連絡してほしいなどと、希望をつらつらと書いておく。
書いているうちに悲しくなってしまったが、書き出しておいて良かったと思う。私は本当に運が良くて、これまで心の底から手に入れたいと思ったものは大体手に入れてきたと思っているのだが、それは周りのお陰でなんとかなっているのだなと改めて親と夫と周りの人に感謝した。

こういう「もしもの場合どうしてほしいのか」を準備しておくのは悪いことではないなと思った。親にも、準備しておいてよと声をかけておこうかな。死んだあとに、本人がどうしてほしいのかを知るすべはないので、希望を書いておけば、残された人がそれを淡々と実行していくというのが心の慰めになるのではないかと思う。



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まりーな/エンジニア
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