2016年4月 初めてのサラリーマン、入社式。
さて。思いつくままに書いていくから時系列ガン無視で行きたいと思います。
2016年4月1日。今の会社に入社。
入社式はアイドルがコンサートをやるような大きな会場。こんなに沢山の同期がいるんだ、そしてわたしはそのうちの小さな歯車になったんだなって思いました。
ずっと「好き」だった。
高校生の時にわたしが父と車でドライブに行った時、「将来はあんな会社で働いたらどう?」って言ってた会社が今の会社です。
中学生くらいから慣れ親しんできた会社だし、大学の時は実際にその会社で働く人に会ったり、本を読んだり、もちろんインターンに行ったり、自分なりに「好き」な会社でした。
いざ入社式。新聞や本の中でしか知らなかった人が会社の代表としておはなしをされている。すごい。ずっと好きだったあの会社に本当に入社したんだという不思議な感動があった。講話の最後に質問はありますか?と新入社員からの質問コーナーが始まる。わたしはすごくどきどきした。もし話すことができたら、なにを話そう?なんて今まで一度も考えたことなかった。でもこのチャンスを逃したらもう二度と話す機会はないかもしれないと思い、どきどきしながら震える手を挙げた。
どんなに大きく手を挙げても見えない。
見えないんだ...。「これで質問コーナーは終わります。」の司会者の一言でそう思った。すごく呆気なかった。
どれだけいい質問を考えて手を挙げたとしても、見て、当ててもらえなかったら何の意味もない。手を挙げたから評価されるわけじゃないけど。質問ができたから昇進するわけでもないけど。
どれだけ自分が頑張ってもトップには届かないのかもしれないと実感した。小さな小さな歯車になったんだなと改めて感じた瞬間だった。
30歳の誕生日まであと1,411日
読んでくださり、ありがとうございます。 記念すべきサポート第1号になりませんか◎