結局ダメになってしまった

私は高校を出たら一人になると決めていた。
多分中学ごろからずっと。
一人にならなきゃいけない気がしていたのだ。
一人にならないときっと私は親のすねを齧ったダメな人間になると思って
専門学校進学とともに上京した。

専門学校時代は1年の頃は無事に進級できたものの
生来の虚弱体質が災いして
2年の時にこのままでは単位が取れませんよという通知を
何枚か貰った。
持ち上がりで仲の良かった子たちも私を見捨てた。
仲のいい子を見つけて近寄ろうとしたら
壁の様にカバンを置かれた記憶を
私は墓場まで持って行くと思う。
そしてここにも記す。
言葉でしか人を殴れないと私は知っているから
わざと書く。
暴力性を逆手に取って復讐している。
どうしようもないな。

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