【美容師向け】コロナ禍のとある美容師の日々。

前回の記事で少し触れましたが、コロナ禍でのゆる美容師の日々を少し。

私の働き方は、スタイリストの予約がかぶらなければそのままお休みになる。
とは言え、コロナ前はたまに早上がりはあるもののほぼフルで仕事が入ってました。

しかしコロナ禍、特に最初の緊急事態宣言の時は被るどころかお店全体の予約が2〜3件というレベルがザラ。(私が働くサロンは委託スタッフメインの10人前後の中規模サロンです。)

なのでお店も私もほぼほぼ開店休業状態でした。

幸い私は夫がコロナ禍にそこまで左右されない職種だったので、家計分担を見直すくらいで経済的にはそんなに問題にはなりませんでした。

まぁ私は体を壊して一度美容師を辞めていることもあり、もともとお小遣い稼ぎのような働き方なので、正直そこまで出勤に拘らず、休みなら休みでラッキー♪くらいの気持ちで生きているので笑

ではサロン目線で見てみたら…?

昨今、フリーランスの委託美容師で構成されているサロンがすごく増えてますよね。

スタイリストは完全出来高制であり、さらにアシスタントはアルバイトという私のサロンは、コロナ禍においてそのシステムにとても助けられた面があります。
まぁ細かい収支はオーナーしかわかりませんが。

もちろんスタイリストたちはお給料が減って大変だったと思いますが、個人事業主なので給付金などを駆使してどうにか乗り切っております。

委託サロンだと、サロン側にはこういったメリットがあるので急速に増えていっているのでしょうね。

アルバイト美容師というスタンス。

その一方で、
アシスタントに関しては意外とアルバイトって浸透していない気がします。

でもほんと、

私は自分の体調に合わせて美容師を続けられる→サロン側は実働分だけ賃金を払えばよく、コンスタントに売り上げを上げられる

でwin-winなんですよね。


美容師という仕事は体を壊したり、子育てや介護など時間的な理由で辞める人がとても多いですが、私のように美容師を続けたい人もたくさんいると思うんです。

主婦層が多いサロンなら、私のような平日朝から夕方まで働けるスタッフ、学生や働いているお客様の多いサロンなら、ダブルワークをしているフリーターのスタッフなど、サロンに合わせて狙いを定めた起用が出来ますしね。

ちなみに私はスタイリストまで経験しているので、ひと通りのことは即施術可能なので、教育などもほぼ不要でした。

美容師って、2年も高い学費を払って笑、資格を取り、そこからまた薄給で不遇のアシスタント期間を過ごし、やっとこさ一人前の美容師になれるわけですよ。

めっちゃコストかけてるじゃないですか。

そうやって手に入れた技術を、もっとライトに活用できる場が増えてもいいと思うんですよね。

辞めるか、長時間拘束フルタイムのどちらかしか選べないのは極端すぎる。

世の中のサロンがもっと柔軟に効率よく稼働できるように、美容業界にもアルバイトという選択肢をもっと浸透すればいいのに、という、前振りの長過ぎるお話でした。


大して読者のいないブログで作文級の長文語りをさせて頂きましたが、誰か読んでるといいな。笑

では、また。

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