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金沢21世紀美術館の館長トーク with ユーミン


☆美術館の友の会限定のイベント「館長トーク」は、前回の「森山未來」さん以来の参加です。長谷川館長とゲストとのトークは、ゲストのお話を引き出す適度な相槌と時折飛び出す飛躍的?なレスポンスが楽しい時間でした。
☆今回のゲストはデビュー52周年を迎えるというユーミン登場とのことなので、楽しみにしていました。
☆金沢には何かと縁の深いユーミン。金沢の観光大使も務めてらっしゃいます。21世紀美術館もよくいらっしゃるようで、タレルの部屋がお好きだとか。(私も大好きです!)
☆館長曰く「ユーミンの詩の世界はじめじめしていない、過干渉でないクールな優しさが好き。除湿してくれるようだ(笑)」。(激しく同意です)
☆能登や金沢に対する思いを聞かれたユーミン。「能登の天然塩がとても美味しい。その塩を食べたときに、能登の風景を思い出す。それが復興につながる」「ものはいつか無くなる。でも人の思いは残る。」「今ここにいる自分という感覚は、AIでできることと真逆の世界」「金沢は町中のいたる所に文学の香りのする町。以前、西茶屋街にあった古い遊郭を改装した宿に泊まっていた。とても不便で綺麗な宿ではなかったが、建物に残る人の思いが感じられて好きだった」。
☆お話の中で「人の思いは残る」という言葉を、何度も繰り返されていたのがとても印象的でした。

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