【魚】Le / モダンホライゾン3 新カード所感
2年に1度のお祭りエキスパンションがまたやってきました。
巷ではここ一ヶ月「どうせモダホラ3で環境変わるよ」って言われまくっててみんな環境の変化が気になってる様子の中スポイラーが出たので一通り目を通したのでレガシーの魚に入りそうなカードをピックアップして勝手にコメントしたいと思います。
《無霊破》
とりあえず買う⭐︎⭐︎⭐︎
おすすめ度★⭐︎⭐︎
環境依存度★★⭐︎
青は盤面に触るのが苦手な色なので青でも盤面に触れるカードには一応触れておこうかな。くらい。
そもそもレガシーって多色環境ではあるけど多色呪文環境ではないんですよね。
思いつく多色呪文ってほとんどなくて、パッと思いつくのだと《破滅的な行為》とか《洞窟のハーピー》くらい?
それなら《意志の力》や《もみ消し》で充分なので今のところはおすすめしづらいし、使う機会もないだろうなぁ。と思ってます。
ただ、今後多色呪文で強力な呪文が出てきたら必要になる場面はあるかもしれない。くらいです。
急いで買う必要なし。
《拒絶の閃光》
とりあえず買う★★☆
おすすめ度★★☆
環境依存度★★★
結論から申し上げますと「とりあえず様子見」してます。
正直値段が3,000円くらいなら4枚買っておいても良かったんですけど、予約段階では4,000円近いショップがほとんどだったのと先に試したいカードがあったので今回購入は見送っています。
見送った理由は自分のプライベート環境の変化などもあり詳細は割愛しますが、悪いカードではないと思ったのですがレガシーだとやはり《意志の力》があるのでそこと比較してのメリット・デメリットを下記に記載します。
■メリット
1.打消し用にクリーチャーカードを手札に入れておく必要がない。
コンボと相対した際に《意志の力》を構えたいけど、クロックも詰めたい。って時には《拒絶の閃光》はクロックも出せるのが良いですね。
2.通常コストが3マナなので素撃ちも容易である。
《意志の力》は5マナ。素撃ちしない事もないですが、機会はかなり少ないです。《拒絶の閃光》は《ティシャーナの潮縛り》とダブルで構える事ができるのはメリットと言えるでしょう
■デメリット
1.後手1T目のコンボ始動には無力である。
ここに尽きます。
2.ハンドの青い非クリーチャー呪文をコストに出来ない。
クリーチャー呪文がほとんどなのでここは気にする必要無いように見えますが、後述する採用予定の新ボルトランドも非クリーチャー呪文ということもあってここはちょっと採用しづらいポイントになりそうです。
■結論
環境次第でサイドボードに入れてもいいかもなぁ。
1T目以降にどうしても打ち消したいクリーチャー呪文があるとか、コンボも始動が遅いコンボが出てきたときに選択肢に入る「かも」くらいと見てます。
値段が落ち着いたらEDHにも使いたいので揃えたいところ。
値段に関してはEDH需要が高そうなカードなので落ち着かなかったらゆっくり集めてみます。
《記憶への放逐》
とりあえず買う★★☆
おすすめ度★★☆
環境依存度★★★
この呪文は《もみ消し》と《無効》を足して2で割って、複製つけた感じですね。
エルドラージ呪文の能力と本体を打ち消してくれ!って感じのデザインですね。
サイドボードの選択肢としては先述した《もみ消し》と《無効》が両方欲しい!ってときに活躍しそう。今のところそう思った事あんまりないですけど・・・
とりあえずのんびり揃えようかな。と思います。
《朦朧への没入》
とりあえず買う★★★
おすすめ度★★★
環境依存度★★☆
待ってました!!!と言わんばかりのマーフォーク用に作られたデザインのボルトランド。
前回のボルトランドはマーフォークではとてもじゃないけど使いづらいカードだったので待望と言ってもいいでしょう。
マーフォークは元来、マナフラに弱い弱いと言われ続けてきた中で、後半引いても腐らないマナは非常に貴重です。
バイアルが出ているときと出ていないときで必要な土地枚数が変化するデッキなので、バイアルを対処された時に役割を可変出来るのはかなりベネ(良し)
呪文バウンスとして使う場合は打ち消していないので打ち消せない呪文も差し戻しのような使い方も出来るので12ポストが繰り出す魂の洞窟経由の緑タイタンをとりあえず呪文の状態でバウンスすることも出来ます。
他にも罠の橋の為に仕方なくサイドに採用していたバウンスもこれでメインから対処出来るのは構築の幅が広がったといえます。
しかもアンタップインということもあり、これは文句無しで4枚採用からスタートして調整をしたいと思っております。
《大梟の小夜曲》
とりあえず買う★★☆
おすすめ度★★☆
環境依存度★★★
実は1マナで条件付きクリーチャー打消しはかなり少なく、まともに使える呪文だと厳しい説教くらいでした。
しかも、おまけでPWとアーティファクトも消せてしまう便利っぷり。ただし、相手には2/2飛行を与えてしまうデメリット。
構築戦での2/2は決して無視出来るサイズではないのですが、マーフォークだとバウンスはさほど難しくないですし、クリーチャーの効果でバウンスすればアド損も無いので十分採用圏内と言えるでしょう。
ただし、今レガシー環境でどうしても打ち消したいクリーチャー呪文は少ないので環境次第では採用。くらいなイメージになっています。
ただ、アド損せずにクリーチャーを打ち消せると考えたら前述の《拒絶の閃光》や《記憶への放逐》よりは出番がありそうだな。と見てます。
《荒れ模様のストームドレイク》
とりあえず買う★☆☆
おすすめ度★☆☆
環境依存度★★☆
ぶっちゃけ《金粉のドレイク》でええやろ感がすごいですし、ほとんどの場合は《金粉のドレイク》で間に合うのですが、ストームドレイクだと一応疑似除去にもなるのでバウンスなどを警戒したい相手には《金粉のドレイク》よりも優先する事があるかもしれないしないかもしれない。くらいです。
一応触れたレベル
《海の先駆け》
とりあえず買う★★★
おすすめ度★★★
環境依存度★★★
今回のマーフォークの目玉カード。巷では「弱い」「マーフォークには入らない」とか言われてますけど俺から言わせたら「うるせぇエビフライぶつけんぞ」って感じです。
誤解ないように言うんですけど、試す前からそんな事言うなよ。って話であって、もしかしたら発売してから1ヶ月後くらいに弱いって言っていた方々に稲穂ばりに頭垂れてる僕がいるかもしれないです。
強いと思う点や小テクっぽい事いくつか思いついてるのでとりあえず列挙していきます。
1.相手の除去手段の色を島に出来る。
月やメイガスと圧倒的に違う点は青が除去の色ではないと言う点です。
今のレガシー環境だと単色でも基本土地しか使わないデッキはほとんどおらず、赤プリやペインターですら特殊地形の単色土地を使っています。
そのため、相手が除去する為に採用している色を海の先駆けで縛って除去が使えずモタモタしてる間に殴り切る。と言う場面が多く起こり得ると思います。
2.非青相手に島を渡れる。
魚の不利デッキは主に「青くない」デッキが筆頭。
青くないデッキも基本土地だけで構成されているデッキはかなり少ないので、今まで島渡れずにもじもじしていた相手のブロッカーを一切無視して殴り切る事が出来るようになります。
3.目くらましと組み合わせてボルトランドを呪文として再利用
今はあまり採用されていない目くらましですが、ボルトランドを呪文として再利用出来るようになることで一つ役割が増えます。
反復環境だった時のデルバーが神秘の聖域を目くらましで戻して、反復をトップに積むほど強くは使えると思っていませんが、このカードゲームは「役割が一つ増える」だけで急に強くなる事があるのでとりあえず何処かで試してみたいです。
4.激浪の形成師専用疑似ロード
非青デッキ相手限定ですが、1T目に1/1だった激浪の形成師が3T目に急に2/2になることが出来ます。
バイアルが3で止まっている状態で相手に島がなければちょっとしたバットリとしても使えるので覚えておくと何処かで役に立つかもしれない。
5.バイアル3を空起動で相手のマナ使用を強要
デルバーや多色コン相手に頻発しそうなシチュエーション。
除去色を立てられている状況でバイアル3を空起動すると、相手目線だと「海の先駆け出されたら除去撃てなくなる」ので除去色で出さざる負えません。
バイアルは解決時にクリーチャーを出すので海の先駆けが出てくるのを確認してからマナを出す事は出来ないので相手の動きを強制出来る点は強いでしょう。
もし、本当に海の先駆けを出したい場合は相手のエンドに3のバイアルを起動を見てマナを出して来たら、先駆けを出さずに解決して、自分のターンに安全に先駆けを出すことが出来ます。6.不毛の大地使用にバイアル3で使用してフィズらせやすい。追記:MTGwikiの血染めの月で確認したところ、島になっても特殊地形ではあるので不毛の大地で破壊されます。
あまり起こり得ないシチュエーションではありますが、バイアル3の状態であれば相手の不毛の大地に合わせて海の先駆けを出す事で不毛の大地をフィズらせる事が出来ます。滅多に起こり得ないシチュエーションではありますが、とりあえずこれも覚えておくと良いことあるかもしれない。
(未確認の為次回ジャッジ確認して追記します)
参考: http://mtgwiki.com/wiki/血染めの月/Blood_Moon
7.除去を使わせてロードの生存率アップ。
相手が多色デッキだった場合は海の先駆けに除去を当てないと自分の動きが取れない為、何としてでも除去を当ててくると思います。
先駆けは3マナ、ロードは2マナで微妙に噛み合わせ悪いんですけどね・・・
今挙げただけでもこれだけの小テクがあるので一旦強い弱いに関わらず試したいと思っています。
尚、Xで話題の青単デプスコンボは食指が動かなかったので他の人に任せようと思います笑
以上が今回のモダホラ3新カードの所感になります。
発売は6月14日なのでもう1週間で新環境突入です。めちゃくちゃ楽しみですね。
しばらくはマーフォークで遊ぶつもりなのでまた戦績や使った所感なんかは載せていきたいと思います。
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