氷河期時代に食らった圧迫面接をo1Proで切り返してみた
最近の就活はすごいな
ChatGPTを使ってケース面接対策をやろう、だって・・
これは面接官も落とすのに苦労しそうだ・・
自分の就活時代を思い出してみる
当時は就職氷河期で圧迫面接が多かったな・・
実際に自分が面接で受けた名質問の切り返しをムーギ(o1 Pro)ならどう返してくれるのだろう?
なぜ生成AIのハイエンドモデルを麦チョコ呼ばわりするのかは以下の記事を参照ください
もう時効だし許してあげるよ
よくよく思い出すと今となってはとんでもねえ質問ばっかりされてた気がするのですが、当時は氷河期。採用のキャップ数が決まっているのに応募者も多かったので面接官も落とすのに必死だったのかもしれない
海のように深い慈悲の心で、ノウハウを後進に共有しようじゃないか
珠玉の圧迫面接質問とその回答集
もし皆さんも圧迫受ける可能性があったら、参考にしてくださいね(もちろんこんな質問してくる面接官に当たらないことを祈るばかりですが・・)
「ごめんね、うちは女性は早慶以上しか採らないんだ」
当時の私の回答
「(だったら面接呼ぶなよと思いつつ)はあ・・そうですか・・ ちなみに男性だったらどこから採りますか?」
「男子かあ、それなら日東駒専以上のランクの大学だったら採るね!」
履歴書も送っていたのでごまかせません
当時は言い返せずおとなしく引き下がりました
-冷静さを保ってむしろ逆質問しちゃおう
ついにAIになぐさめられてしまう人間様
あまりに見事な回答に、思わず本音を漏らしてしまいました
これは惚れてまうやろ!!
もういいや、これからつらいことがあったらAIになぐさめてもらおう、と一瞬マジで思いました
「何の特技も無いように見えるから、君はいらない」
当時の私の回答
「うーん・・それなりに学生時代頑張ったんですけどねえ」
面接官「だったらもっと履歴書に書かないと!」
まあこれはそうだったと思う。履歴書にアピール感がなかったのかも
一周回っていい奴だった・・のか?
-「いらない」に逆上せず具体的に示そう
このあたりの感触はProも同じだった模様。たしかに具体を示さないと面接官も判断できないよね
まあ、そんなこと言ってくるような企業に本当に入りたいか?という気持ちも忘れずにね!
「うちの会社は緻密な頭脳が求められる 君はおおざっぱに見えるんだけど?」
当時の私の回答
「緻密な人が多い会社なら、1人くらいおおざっぱな人がいたほうがバランスが取れるのではないでしょうか」
この頃には自分の中で経験も蓄積され、切り返しができるようになってきていた。面接官にはちょっとムっとされたが、最終的に内定もらったので良しとする。
-緻密さエピソードを持ち出し、逆にアピールのターンにしてやろう
嫌な質問をアピールに変える力!これは学びが大きい
「この僕の手を見て!どうしてこの状況になっているのかすぐ説明して?」
これは何を試されていたのかよくわからなかった質問でした
「これが最終面接だけど時間がないから集団で決めるわ」と言われ集団面接。面接官である怖そうな役員は、個別に話を振り、アメリカの経済状態とか株価予測とか1人1人に異なる質問をなげかける。回答者は学生ならではの回答の甘さを役員に詰められる。そんな中私に来た質問がこれ・・なんで経済じゃないんだよ・・
なお、質問してきた役員の手には、指先すべてにばんそうこうが貼られていた
当時の私の回答(考えながらしゃべり倒した)
「〇〇さん!指先を見てわかりました。あなたはとても奥様思いの優しい人ですね。あなたは昨日奥様のお誕生日を、寿司を握ることでお祝いしたんですね。包丁遣いに慣れない中、ネタも自ら仕入れて切って素晴らしいです。しかしあなたはそこで指を切ってしまった。このままでは酢飯が握れませんね。染みて痛いです。ばんそうこうを巻きながらそれでもあきらめずに奥様のためにお寿司を握った。その優しさがあなたの指に表れていますね」
「おもしれー女」と認定されたものの、次の質問で撃沈
先方がにっこりしたw なんか一瞬響いたみたいだw
「ま、この指は愛犬と昨日遊んでただけなんだけどね~」
全然外したけど、ウケたならまあいいか
(間髪入れず)「ところで君の時給はいくらだと思う?」
すしエピソード作成で脱力していた私に、気の利いたことを言う余力は残っていなかった・・
当時の私の回答
「え・・ええと、まだ学生ですので・・事務のアルバイト代の平均くらいでしょうか?」
期待はずれだったなあ、みたいなスンっとした顔をされて、落ちました
Proだったらどう切り返してくれたんだろう?
-指先ばんそうこうのProの説明は、ちょっと私のと似てるかも
-なお、Proの時給は3,000円らしいw
Proがあればどんな質問をされても大丈夫!
圧迫質問にリアルタイムでAIの回答を出し打ち返すことは難しいかもしれないけれど、事前にケースを想定したシミュレーションをAIで行えば、心構えもできるのではないでしょうか
まあ、このご時世に嫌な質問で圧迫してくるような企業にロクな会社はない気もするので、そこまでしてこの会社に入りたいか?は考えておきましょうね
就活生の皆さんに幸あれ!
※なお、トップ画像は「みんなのフォトギャラリー」のovestdesignさんの提供画像より使用させていただきました。ありがとうございます