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歯科衛生士としてのふりかえり

久しぶりにnoteへの投稿...実に2年ぶりの投稿です。

現在私は仕事を辞め、ヨーロッパを放浪しています。
ありがたい事にヨーロッパ各地に友達が居るのでお世話になってます。(感謝)
仕事は依頼いただいた時のみこなし、ほぼフリーな時間があるので
改めて、日本で働いていた私の軸である職業
歯科衛生士
にフォーカスした投稿をしようと思い筆を執りました。

歯科衛生士を目指したきっかけ


高校生の進路相談の時に、親と将来どうしたいのか?
という話をして
「女はこれから資格の時代になるから、学生時代に矯正もしていたし歯に関する仕事をしてみてはどうか?」
という親の提案をきっかけに、歯科衛生士という職種に興味を持ちました。
15年前の当時は3年制への移行時期だったので、まだ2年で卒業できる専門学校を選びました。

それから2年後、歯科の世界へ

臨床経験を積んだ11年間と企業2年で経験したことは。
一般歯科、審美歯科、矯正歯科と様々な歯科医院で勤務をさせていただきました。最後に勤務したのは憧れだった企業へ。
どれもこれも自分にとってプラスになる経験でした。

仕事を楽しみ、メンターである先輩に出会う

1軒目で勤務したのは、地元は奈良県の地域密着型の歯科医院でした。
ありがたい事に先輩がたくさん居て、質問も答えてくれ、私が慣れるまでフォローしてくださいました。
メインテナンスも1時間と時間に余裕のある医院で、お話が好きな私は、ケアをしながら患者さんとコミュニケーションを図るという事ができるありがたい環境でした。
ここでお世話になった先輩は本当に私の歯科衛生士人生の見本のような先輩でした。
ワーキングホリデーで1年間カナダへ旅たち(私も年末年始遊びにお邪魔してきました)公私共に仲良くしていただいた先輩です。

そうだ大阪に出よう

地元の歯科医院で約4年働いたのち、勤務地を大阪に移しました。
1軒目はオフィス街の歯科医院。18時終わりなのがよかったです。
2軒目は地域密着型の審美に力を入れている先生でした。
そこにインプラント担当医として来られていた先生は信頼できると感じたので私の前歯のインプラントもこの先生にお願いしました。
この時29歳、30歳を迎える前に自分の人生を謳歌したいと思い、ワーキングホリデーでニュージーランドに行く事を決意。

帰国後

帰国してからは、知り合いの先生を通じて矯正歯科医院でのメインテナンス歯科衛生士という形で働きました。
矯正歯科は月1で先生が診察に来られる医院でしか触れることがなく、四六時中、患者さんの経過を見れるという点ではすごく学びの多い歯科医院でした。
また、矯正歯科は私のイメージの中で、虫歯があっても、歯周病であっても、歯が綺麗に並べばいい。
という考えの先生が多いイメージで(今は、かなり変わっているかと思います)勤務させていただいた先生は、一般歯科の治療枠もあり、メインテナンスを促し歯周病医の先生との連携もありと、歯周病の患者さんでもオペをしながら矯正治療をしていく。という考えを持っておられたので、本当に私の矯正歯科の歯科医院のイメージを変えてくださった先生でした。

1度夢見た企業歯科衛生士への転身


私はデンタルショーが大好きで、近畿デンタルショーには欠かさず訪れていました。
新しい製品を試せたり試供品をもらったり(ここはつい関西人の血が騒いでしまう所でしょうか笑)セミナーもあって自分の知識がアップデートできる場所だと思い友人とデンタルショーがある度に訪れていました。
そこで発見したのが、企業で製品を説明してくださる女性の名札が『歯科衛生士 〇〇』だったのです。
「歯科衛生士って歯科医院で働く以外にもあるの、、、?」
今となっては、フリーランス、病院勤務、歯科医院勤務、介護施設勤務など色々な道がありますが、10年以上前は歯科医院で勤務しか道が無いと思っていた私には企業勤務の歯科衛生士というのは衝撃的でした。
それから転職を決意する度、企業も募集していないか求人をチェックしていました。そしてご縁あり、予防製品を販売している企業で採用いただけることになりました。

ただ何処の企業でもいいのか?

私は自分がいいと思う製品しか勧められないタイプなので、本当に日頃診療で使っていたメーカーで勤める事が出でき、自分の心に正直に製品説明をしながら勤める事ができました。これもまたご縁だなと感じました。

10年振りにパソコンを触り毎日パソコンと奮闘する日々

また、コロナ禍での転職ということもあり、出張もあまりなく、旅行好きの私にとっては過酷な環境でした笑
それでも、企業での歯科衛生士の仕事というのは自分にとっても刺激的であり、いい経験になったと思います。
製品をどのように臨床で使用していたか、歯科衛生士の方が使うには?
学生にはどのように説明するのがいいのか?
見やすい説明会のスライドとはどのような物か?
など学ぶことが多い2年間だったと思います。

そして現在はフリーランスへ


まだまだ駆け出しですが、企業勤務の経験などを活かしフリーランスとして、歯科衛生士の方のセミナースライド作成のお手伝いをさせていただいています。
また医療ライターとしても活動しています。

今の野望は、フィンランドの歯科医院で働くこと!!!

就職活動をしてみましたが、フィンランド語が必須みたいなので日々コツコツとフィンランド語も勉強しています。。。(日本語教師の勉強もしたのですが、フィンランド語って英語やラテン語とは全然ちがう種族の言語なんで、音での予想とかが難しいんですよね)
ちなみに、日本語教師として、オンラインクラスも受け持ってます🤓笑

自分が興味を持った事は素直にやってみる

が私のモットーなので、色んな事に全力で取り組んでみたいと思います。

私にとっての歯科衛生士とは


親に勧められて目指した歯科衛生士。
10年以上経験して私は本当に天職だな。と思いました。

・口の中から患者さんの健康のサポートができる。
(おかげで他人の口をつい見てしまうという職業病になってしまいましたが)
・結婚したりして、ブランクがあっても、いつでも復帰ができる。
・セミナーも多いので、いつでも自分の知識をアップデートできる。
・働く場所が色々ある。(歯科医院・病院・介護施設・企業・フリーランスなど)

色々な職場を通してかけがえのない先輩や、歯科衛生士の方と出会うことができました。
視野を広げて交友もどんどんしてもらいたいと思います。

これから歯科衛生士を目指す方へ

もし、フラっとこの私か書いたnoteに行きついた
将来の仕事を探している人、歯科衛生士を目指している人がいたら……
今やSNSなどでも歯科衛生士の方と繋がれる時代
私も歯科衛生士アカウントを立ち上げましたが
あれよあれよと600名以上の方々と繋がる事ができました。
色んな形で歯科衛生士として活躍されている方が居ますし、
歯科衛生士だからこそわかりあえる話が初めましてでもできます。
是非声をかけて、自分がなりたい理想の歯科衛生士を見つけて目指してほしいです。

長々と読んでいただいてありがとうございました。


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