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読書感想文

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辛口に書評しています。
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#frenchbulldog

黒い羽 誉田哲也

誉田哲也といえば、ストロベリーナイトシリーズが有名だが わたくしもご多忙にもれず何冊か読んでいる この作品はホラー小説?とまではいかないが 少しばかりグロい作品 右肩にある瑕が激しい痒みと痛みなんてそれだけでも辛いわ その治療のために訪れた研究施設 前半はワクワクと読み進めていき 危険なナニカがまさかのG・・・だったとは! どうしてもテラフォーマーズを想起してしまうのは 漫画を読んだことがあるものなら仕方なし それなりに面白かったがラストはほぼ印象に残っていない グロイ作

神の子 下 薬丸岳

もちろん、上下で読んでいるが、 わたしのnoteは振り返り日記のため 過去に遡っている 従い先に下の画像が出ちゃうよね 薬丸岳という作家をこの時期に知り 読んだ中でも一番くらいに面白かった作品かも 特に上巻が面白すぎて一瞬で読めた記憶がある IQ高い人の話って自分とかけ離れてて まさに異次元の世界なので ただ主人公はそんな良い思いばかりではなく かなり複雑な運命だったと 下巻になると確か失速していったような 上巻が面白すぎて期待が高まりすぎたのかもしれない それでも数奇な

ナオミとカナコ 奥田英朗

わたしの好きな作家の一人に奥田英朗がいる 彼の作品は結構読んだ この、ナオミとカナコは中でも上位に着ける面白さだ わたしは読みやすい小説が好きで 頭の中で描写が容易になる ふたりでカナコの夫を殺害するが 読んでいるこちらも同情してしまい 犯罪を犯しているのだが それが悪いことなのだろうか 現在の法律がそうなだけで人を殺しても良い時もあるのではないか そんな話 ラストも秀逸奥田英朗っぽさがでてる これはドラマにもなり、後に広末涼子と内田有紀が演じていたが、 コレがまたピッタ