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読書感想文

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2024年9月の記事一覧

闇に香る嘘 下村敦史

盲目の主人公の語りなので 自分も疑似体験してるようなきになる し、恐怖を覚えた記憶がある 細かい描写は忘れてしまっているが 中国残留孤児の兄が偽物なのかと真相を追う しかしその先には深い愛があり ジーンと感動し読み終えた記憶だけは今も残っている

黒い羽 誉田哲也

誉田哲也といえば、ストロベリーナイトシリーズが有名だが わたくしもご多忙にもれず何冊か読んでいる この作品はホラー小説?とまではいかないが 少しばかりグロい作品 右肩にある瑕が激しい痒みと痛みなんてそれだけでも辛いわ その治療のために訪れた研究施設 前半はワクワクと読み進めていき 危険なナニカがまさかのG・・・だったとは! どうしてもテラフォーマーズを想起してしまうのは 漫画を読んだことがあるものなら仕方なし それなりに面白かったがラストはほぼ印象に残っていない グロイ作

フォルトゥナの瞳 百田尚樹

このお話も好きだった 人の命の長さが見えてしまう そんな話は他の小説だったか漫画だったかでもあった。 頭の上にその人の亡くなる年齢が浮かび上がっている、 とかローソクの炎の大きさなんてのも昔見た気がする  確か漫画かなぁ そんな持っていなくても良さそうな特殊な能力 はうれしくない 主人公は他人がどんどん透けて見えてくると寿命が近いということに気づく そして居ても立っても居られなくなり、 どうにかして助けようとする 助かると主人公には都度痛みが伴う  他人が目の前で亡くなるの

あなたが誰かを殺した 東野圭吾

東野圭吾の殺したシリーズ 殺したシリーズほぼ読んでいるはずだが コレって見たことないな?と調べたら去年出版だった これは読まなくては! と図書館に予約を入れ忘れたころに連絡が来るのが東野圭吾作品 長いと1年後くらいに連絡が来るので本当に忘れたころなのだ ご存じない方のために説明すると どちらかが彼女を殺した 私が彼を殺した という殺したというタイトルがある 今回も殺したとタイトルにあるので混乱したが念のため確認 さらに調べていくと 誰かが私を殺した なんてのもあったが、これ

神の子 下 薬丸岳

もちろん、上下で読んでいるが、 わたしのnoteは振り返り日記のため 過去に遡っている 従い先に下の画像が出ちゃうよね 薬丸岳という作家をこの時期に知り 読んだ中でも一番くらいに面白かった作品かも 特に上巻が面白すぎて一瞬で読めた記憶がある IQ高い人の話って自分とかけ離れてて まさに異次元の世界なので ただ主人公はそんな良い思いばかりではなく かなり複雑な運命だったと 下巻になると確か失速していったような 上巻が面白すぎて期待が高まりすぎたのかもしれない それでも数奇な