58.三体を読んだらプリンタニアニッポン3の理解が進んだかも
プリンタニアニッポンは去年知ってそこから読んでるけど、あのときはSFの知識がPSYCHO-PASSのアニメのみ知だったのでプリンタニアの世界観も全然掴みきれてなかった。すあま可愛いで読んでいた。
しかし、今回PSYCHO-PASSに加えて中国最高峰のSF三体を読んだことでSFへの知識が少し深まり、余計好きになることができたプリンタニアニッポン。
3巻はそれでも少しずつ佐藤たちの世界観が開示され始めてはいるのかなー！！2巻まではすあまと佐藤たちの日常をちょっと不思議な世界でふわふわやっていくのかなー？っておもっていたけど、3巻を読んだらそうでもなさそう！
今後まだまだあの世界線のことを教えてくれそうだし、割とシリアスそうだなー！プリンタニアの出生とかも偶然ではないかもしれんしな。
あと、２巻までのフワッとしていた部分は三体で補完できたつもりだったけど、3巻発売でいよいよ分からなくなってきた！笑
でも、これはちゃんとこの世界線の説明も今後ありそうだと期待はしている！ハリス、マリヤ様のくだりなども。以下は三体読んで、プリンタニアの世界線ってこういうこと？って思ったことのメモ
プリンタニアの世界線を三体とPSYCHO-PASSの偏った知識から考える。
家族観
三体の未来では家族という構成をやめていて、個人個人で生活してるんだけど、プリンタニアの世界も家族というは取っていない。佐藤たちもおまけページで子供の頃からコンサルと生活し、友達も与えられているけど親がいる描写は全くない。佐藤たちの世界線もまた家族という形で生活していくことはやめたんだろうな。
そもそも佐藤たちは『親』から産まれてきてるんだろうか。3巻では『旧人類』という単語が出てきている。つまり佐藤たちが『新人類』になると思うんだけど。
SFアニメではよく培養槽で人間（またはクローン）を培養したりしてるけど、佐藤たちもそうやって産まれたりしてるんだろうか。佐藤たちの世界に女性が出てこないのも気になる。モブの中に誰一人女性がいないことには理由があるよね。女性の描写はないのに子供たちは産まれてきているので、女性がお腹の中で子供を育てて股から産み落とすことはしてないのかなと思ったり。このテクノロジーを持ってして人間の女の腹から人間を産み落とすのはあまりにも危険すぎるとかで最初から試験管受精→培養されていてもおかしくはない！！でも、女性描写がいまのところ『マリヤ様』意外ないので卵子の遺伝子が誰のものなのか謎。
食事
三体では地表で野菜を育てて、それを食べることは富豪のやること。大体の野菜は倉庫で栽培されている。アニメPSYCHO-PASSでは食事の原料が遺伝子強化された麦でそれを加工して料理にし、それのみで食料供給を行なっていた。
佐藤たちの世界線も例外ではなく、やはり原料配給してコンサルがそれに味付け加工して料理として出しているよう。なんでSFって食事がカロリーメイトみたいな固形食か変な液体なの？ってSF無知のときは思っていたけどだいたいの未来は戦争、地球温暖化、資源枯渇、食糧難なので完全栄養食みたいなものが普及することになるんだろうな。
地下かドーム内に住んでいる？
三体では未来人は地下に住んでおり、太陽の代わりに巨大な照明を使用し、空は画像投影となっている。佐藤たちの世界もそうなのかな？
佐藤たちの世界は開拓地域は汚染されており、防護服を着なければ過ごすことが出来ない様子。
ニッポンのある部分が汚染(それこそ放射線物質などで)されて、佐藤たちは安全地帯で生活しているのか。それともニッポン全体が汚染されて到底住めそうにないから地下に潜ったか巨大なドームを作って地表に住んでいるか、かな？
2巻の外、内部の表現をみると私はドームか地下移住説を信じている。
PCモニター
SFではもうPCモニターって急に空気中にブォンって出てくるので全然気にしたことなかったけど。三体でも主人公が未来の世界で目覚めて驚いたことの一つにPC画面用の機器は消えて、その代わりツルツルした表面であればどんなものにでもネット接続ができるというもの。タバコケースにでさえ。
たしかに、この今後の未来で一番あり得そうだしそういう分かりやすい未来感ってそこかもしれない。
今後も目が離せないプリンタニアニッポン。4巻発売も楽しみにしています。ハリスとマリヤ様のことも説明があると嬉しい。