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17.さんかく窓の外側は夜

原作ファンで映画化に関してはどうかな〜!!って観にいくつもりだったのに、普通に地元ではやっていなくて配信待ちしていた。

映画だけをみたらストーリーのみは面白くないかな。でも、これは半分以上は原作ファンだろうからストーリーの荒い部分は原作で補完できるからよしだし、志尊くんと岡田くんのファンは2人の演技に満足しているので問題ないかなと思う!!

BL実写は好みとしてあまり好きではないので、さんかく窓はどうなるかと思ったけど映画はあくまでも相棒枠だったのセーフ。除霊のえっちさも消えているので大丈夫。

ストーリー自体はそこまで。ただ、音楽がすっごい良い!!!本当に!!!これは、面白いホラーサスペンスになるのでは!?と期待させてくれる最高の音楽たち。

そして本作の音楽を手がけるのは、映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」他、ドラマ、TVCM,アニメ、アーティストへの楽曲提供も多数手掛けるyuma yamaguchi(山口由馬)が担当!映画の中で強烈なインパクトを残し独特の世界観へと誘う音楽は必聴です!!オリジナルスコア全曲を収録!

このYumaさんと挿入歌を歌ってるJulia shortenedさんが本当に良いのでサントラを聴いてます。『舞踏』って曲が良い。

あと、オープニングの真夜中でいいのにの『過眠』もいい!!すごくホラーっぽい!!

細かいとこで、
・冷川さんの常識がない部分で契約で名前を書いてもらって母印押すときに朱肉の代わりに焼肉のタレ差し出すシーン良かった。
・除霊後のご褒美焼肉シーンでは事務所前で2人でBBQしてて可愛かった◎
・教団と先生をわかりやいカルト集団にしたのは2時間の話としてはよかったと思った。
・半澤さんの奥様が原作より年の差あり、ミニスカ黒タイツ元気いっぱいにしたのは安易すぎるだろ。これはかなり解釈違い。

実写化したことで漫画読んでるときは流していたけど、三角くん24歳で書店員のバイトなのかなり自分の人生に対して捨て鉢よね。(1巻でシフト調整してもらって週何日かは全休取っているのでバイトかと)女性関係に関しては原作でもスーパーパーフェクトな田辺さんに告白されてフっているので外見だけではなく、女性に対してもスマートに振る舞えるのに一歩引いちゃうとこは描かれてる。仕事も冷川さんの事務所での働きを観ると事務関係の仕事も有能そう。でも、24歳でバイト。これは、就職出来なかったんじゃなくて就職しなかったのかな。女性関係と一緒で、三角くんって冷川さんに出会わなければずっと自分のことを信用できずに、誰にでも優しく壁を作って距離を置いて、正社員の道も選ばずバイトで過ごしていたのかと思うと、それにもゾッとするぜ。あと、迎くんというまっとうな大人の先輩にも出会えてて良かったよ。

実写化したことで、より原作が好きになった映画でした。

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