見出し画像

オーストラリアのコーヒー文化

G'day mate! みなさんこんにちは、marikuroです🐨
前回は、私についての自己紹介記事を投稿しました!(https://note.com/marikuro2525/n/neb17acb0ab75?sub_rt=share_sb

今回は、前記事でも書いたように「オーストラリアのコーヒー文化」について紹介しようと思います☕


オーストラリアのカフェ

さて、みなさんはオーストラリアについてどのような印象がありますか?
「コアラの国」「リゾート地」「サーフィン」などが思い浮かぶ人が多いのかなと思いますが、実は「カフェ」の国という一面もあります

歴史的に見ると長年イギリスの植民地であったことから、文化面や言語など様々な面でイギリスの影響を受けています。食文化の一つとして、イギリスでは「紅茶」が有名ですよね。もちろんオーストラリアでも紅茶は大人気で、紅茶ブランド「T2」も有名です。
ただ、戦後多くの移民が入国し、イタリアや南ヨーロッパの移民などが飲んでいたエスプレッソなどのコーヒーが浸透していき、コーヒー文化が定着していくきっかけとなったそうです。

特に「メルボルン」という都市はオーストラリアのカフェ文化が
最も盛んで、街を歩けば至る所にカフェがあるそうです(ちなみにまだメルボルン行けてない😭)日本では大人気のスタバが撤退するほどということで、ローカルカフェの存在感や人気、そしてオーストラリア独自のコーヒー文化がいかに浸透しているかわかりますよね。

日本のコーヒーとの違い

では、日本で私たちが飲むコーヒーとオーストラリアのコーヒーでは何が違うのでしょうか?

まず、コーヒーが広まり始めた頃を見てみましょう。
オーストラリアではエスプレッソを用いた本格的なコーヒーが一般的になっていきました。戦後、イタリアからやってきた移民たちによってエスプレッソが持ち込まれ、それが徐々に定着していったということです。
それに対し日本では「コーヒー=高級品」、つまり庶民の人にとって身近なものではありませんでした。戦後、インスタントコーヒーが開発されようやく庶民の人々も飲める環境ができました。みなさんもご存じの「上島珈琲店」が世界で初めて缶コーヒーを発明しました。場所を問わず好きな時間に缶一本でコーヒーを手軽に楽しめるというのも、日本のコーヒー文化の特徴ではないかと思います。

そして、コーヒーに対する価値観にも違いが見られると思います。日本ではスタバやドトールなどのチェーン店や自販機などで買えるコーヒーが主流であると思います。仕事に行く前や休憩中などに手軽に、そして比較的低コストでコーヒーを楽しむという特徴が見られます。
一方オーストラリアでは、多くの人がが行きつけのローカルカフェを1つは持っていて、そこでコーヒーを買います。仕事の前に一杯、休憩中にカフェに入って一杯など1日に飲む量も多いです。コスト面重視というよりは、お気に入りのカフェを見つけてそこで自分の好きな一杯を飲むという考えの方が、日本人より強いのではないかと思います。

オーストラリアのコーヒーメニュー

ではオーストラリアで見るコーヒーメニューについて1つずつ紹介します
まずはエスプレッソメインのコーヒーから!

✓ショートブラック・エスプレッソ (Short Black)
espresso (1 or 2 shots)
オーダーではほとんど「エスプレッソ」と呼ばれます。エスプレッソ1ショットだけを使い、ミルクやお湯などを一切足さないためコーヒー豆本来の味を楽しめます。
さらに強い風味を楽しみたい場合は、ダブル・エスプレッソ(Doubble Espresso)/ ドッピオ(Doppio)と注文することができます。(エスプレッソ2ショットで提供されます)

✓ロングブラック (Long Black)
Espresso shot + hot water
エスプレッソにお湯を注ぐ、日本では「ブラックコーヒー」としてなじみがあるコーヒーです。ロングブラックは、カップにお湯を注ぎその上にエスプレッソのショットを落とします。日本で飲まれる「アメリカーノ」はロングブラックの工程を逆にしたもので、飲み始めからすっきりした味わいです。ロングブラックはエスプレッソが上に来るので、飲み始めはエスプレッソの強い風味が味わえ、飲み進めていくうちにすっきりした味わいに変化します。

✓マキアート (Macchiato)
Espresso shot + dollop of milk
エスプレッソにミルクをほんの少しのせるタイプのコーヒーです。
            ↓↓↓
ショートマキアート(short macchiato)は、エスプレッソ1ショットにティースプーンですくったミルクを数滴たらします。
ロングマキアート(Long macchiato)は、エスプレッソ2ショットにティースプーンですくったミルクを数滴たらします。
上2つの大きな違いはエスプレッソの濃さのみで、ショートブラック同様にエスプレッソの風味を楽しめます。

✓リストレット (Ristretto)
⇒ Espresso (15-20 seconds )
イタリア語で「限られた」を意味します。エスプレッソよりもコーヒーの抽出時間を短くしたものです。
普通は28-32秒の抽出時間が必要ですが、リストレットを作る際は15-20秒ほどで抽出を止めます。エスプレッソよりもフルーティーで甘みのある味を楽しむことができます。


~ここからは、ミルクを用いたコーヒーを紹介します~

✓フラットホワイト (Flat White)
⇒ Espresso+steamed milk + little foam (0.5~1 cm)
オーストラリア・ニュージーランド発祥のメニュー。エスプレッソショットにスチームして温めたミルクを注ぎます。フォームとは「泡」のことで、注ぎ終わった後に上に浮かぶミルクの泡を指します。
フラットホワイトはこのフォームがとても薄いこと・ラテよりもミルクの割合が多くなるのでよりミルキーな風味とエスプレッソのマッチが楽しめます。

✓ラテ (Latte)
⇒ Espresso + steamed milk + a little bit foam (1~1.5cm)
エスプレッソショットにスチームして温めたミルクを注ぎます。フラットホワイトよりフォームの厚さが少し増え、ミルクベースのコーヒーの中では一番定番のメニューです。また、オーストラリアではラテはグラスで提供されます。

marikuroが実際に作ったラテ

✓カプチーノ (Cappuccino)
⇒ Espresso + steamed milk + milk foam (1.5~2.0cm) + chocolate powder
エスプレッソショットにスチームして温めたミルクを注ぎ、最後にチョコレートパウダーをかけて完成です。フォームが一番厚いので、飲んだときの口当たりの滑らかさやふわっとした味わいが楽しめます。

✓モカ (Mocha)
⇒ Espresso + chocolate powder+ steamed milk +a little bit milk (1~1.5cm)
エスプレッソにチョコレートパウダーを混ぜ、ミルクを注いだコーヒーです。

✓ピッコロ (Piccolo)
⇒ Espresso+steamed milk+ a little bit foam
オーストラリア発祥のコーヒーメニュー。作り方はラテと同じですが、グラスのサイズが小さくなります。Piccoloとはイタリア語で「小さな」という意味があるように少量のサイズで提供されます (4oz cup)
ラテよりもエスプレッソの苦みやコクを強く感じることができるため、「エスプレッソは飲みにくいので少しミルクの混ざったコーヒーが飲みたい!」という方にオススメかもしれません。

カモメロースタリ東京さんの写真引用


~アイスドリンク編~

オーストラリアのアイスコーヒーは甘い!?

日本で「アイスコーヒー」と頼むと、一般的には冷たいブラックコーヒーにお好みでシロップやミルクを注ぐタイプを想像すると思います。しかし、オーストラリアで「アイスコーヒー」と注文すると…

これが出てきます!笑
オーストラリアのアイスコーヒーは上にホイップクリームとチョコレートパウダーが乗るのが特徴で甘い味わいになります。(アイスココアも同様)
もしみなさんがイメージする「アイスコーヒー」を頼みたい場合は、
Iced Long Black「アイスロングブラック」Iced Latte「アイスラテ」と注文すると頼めます。
本場のアイスコーヒーを試すのもオススメしますが!笑


これまでに紹介してきたコーヒーの他にも「マジック (Magic)」や「コルタド (Cortado)」「ベビチーノ (Babyccino)」など日本ではあまりなじみのないメニューやオーストラリア特有のコーヒーがあります。オーストラリアに行くとコーヒーに対する舌は確実に肥えます笑
オーストラリアに行く際はぜひローカルのコーヒーショップに立ち寄ってみてください☕

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!
See you soon, cheers☺









いいなと思ったら応援しよう!