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絵と愛と南米とLove makes the world go round and change.南米体験記Vol.2
絵と愛と南米と
Love makes the world go round and change.
誰かが、ふと見た絵が、誰かを繋ぐ。
もしその絵が、日本と反対側にいる子どもたちが、描いた作品だったら?
地球の反対同士である、遠い国の誰かと誰かを、絵の光が繋ぐ。
画家たけおまりこ 南米体験記
Vol.2 マチュピチュへ
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マチュピチュに訪れるために、クスコという街へ向かった。
クスコは標高4000メートルもある街で、富士山よりも標高が高い。
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そういうビジネスもあるのか。と学びであった。南米のお姉さんは、なかなか面白い。
クスコの街で、マチュピチュへのチケットをゲットし、
(旅行ツアーに応募した。)
いざマチュピチュへ。
バスで7時間かけて山を越え、その後、およそ8時間かけて長い長い道を歩いた。
歩きながら寝てしまいそうな道のりだった。
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マチュピチュ近くには、
マチュピチュ村という村があり、その村で1泊。
観光客で賑わっていた村は、様々な出店が並んでおり、
出店の周りではしゃぐ子どもたちに、
「Hola!」(こんにちは!)と話しかけられた。
僕たちをつかまえて!とばかりに、ハイタッチをしては逃げる子どもたち。
追いかけっこの後、別れ際にぎゅっとハグをした。
言葉は伝わらなくても、心は繋がるよ。と、
子どもたちは伝えてくれた。
そんな風に感じた。
翌朝、遺跡へと向かい、マチュピチュへ。
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マチュピチュを訪れた瞬間、
自然の広大さに言葉が出なかった。
鳥たちは歌い、
蝶たちが踊るよう。
まるで、童話の中にいるような、そんな気持ちになった。
マチュピチュからの景色は圧巻だった。
太陽の神様をはじめ、沢山の神様がマチュピチュにはいた。
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のちに豚や牛、羊などが他の国から連れてこられた。
リャマやアルパカは食用ではなく、運搬や毛皮用として飼われていた。)
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段々になっているのは、段々畑として、作物の栽培を行なっていたのではないか。
と言われている。
この都市だけで完結する。美しい都市であった。
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マチュピチュからクスコへ戻り、
ペルーでワークショップを一緒にする、
※NPO法人LESWORLDのメンバーと合流した。
(詳しくはぜひHPを参照してほしい。)
ワークショップを行う街、トルヒーリヨに行くまでには1日の余裕があり、
クスコの街にある、インカミュージアムを訪れた。
インカミュージアムでは、マチュピチュという土地の神聖さ、
クスコという街の成り立ちなどが展示されており、
太陽と月を大切に、インカ帝国の人たちは生きていたこと。
文字は残されておらず、紐の結び目で、物事を伝達していたこと。
彼らは自然を愛し、人を大切に生きていたこと。
残された絵や衣服、食物から見て取れた。
インカ帝国は16世紀に滅び、
首都であったクスコもスペインの植民地になった。
街の建物のほとんどは、
建物の土台となる部分だけインカ帝国時代のもので出来ており、
途中からは、ヨーロッパ式の建造物に変わっている。
不自然にくっつけたような跡がどの建物にも存在する。
クスコの街を歩く中で、なぜか感じた悲しさは、インカ帝国の人々の悲しみが、
残された壁にあるように感じたからだった。
もちろん今は植民地では無いが、
インカ帝国の人々が大切にしていたこと、
自然と共に生きること。
私たちも自然の、地球の一部であること。
ずっと忘れずに、大切にしていきたい。
そう思った。
→vol.3 トルヒーリヨにて、いよいよワークショップが始まる。
この体験記は、
クラウドファンディングの返礼品としてお渡しした冊子を、
再度編集したものです。
ぜひ、多くの方にも楽しんでいただければと思います。
今振り返れば、本当に貴重な体験をいただいた日々でした。写真を3年ぶりに振り返ると、あの時の記憶、空気、匂い、出逢った沢山の人のこと、鮮明に蘇ります。
今は今しかなく、
全力で駆け抜けた南米の日々でした。
過去を考えることも未来を考えることもなく、
今に向き合い続けた、
そんな記録を、
楽しんで読んで頂ければと思います。
人と人のご縁で繋がる、
人の生きる道。
関わってくださっている皆様に、
沢山の感謝と愛を込めて。
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