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ところかわれば木も変わる

先日、仕入れ先の温室を訪ねました。

さすがに今は一年でいちばん植物の入荷が少ない時期とあって、温室はやや閑散としていました。

ただ、この時期は植物がなくなっているわけではなくて、成長が遅くなるので自然とマーケットの動きがゆっくりになるそうです。出荷の大きさには満たないけれど熱帯性の苗たちは時間をかけてこの時期を過ごす事によって少しずつ寒さにも強くなっていきます。

そんな温室の中で目を引いたのがこのスキッとしたオシャレな木。

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これぞ「木」というわかりやすい形と熱帯性の植物っぽい肉厚な葉が美しくて…でも見慣れないこの木

名前を見てみると「フクギ」

あの沖縄の垣根によく見られるフクギです。沖縄ではこの肉厚な葉が防風、防潮、防火に適し、また狭い場所でも生育する事から家の周りを守る木として親しまれているそうです。

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そして何より「福木」名前が良いですよね。

シーサーと並ぶフクギも良いですが、白いスッキリした鉢に植えたら、家の中にいてもお家を守ってくれそうな気がします。

人の生活に密着した植物を改めて都会の生活に取り入れたいと思います。

万里子

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