シングルハーブティー第2弾は【レモンバーベナ】
こんにちは。中の人です。
シングルハーブティーを販売する活動の第2弾は、【レモンバーベナ】です。
レモンバーベナの栽培をはじめました
レモンバーベナは3年前に500㎡の面積でハーブ畑をはじめたころから栽培をはじめました。
このころは、もちろんレモンバーベナを育てたことがないので、インターネットの情報をもとに育て始めました。
ネットの情報によると、南米原産で、現地では2~3mになるという情報をみて、1苗1苗の栽培間隔を広げて植えつけたのを覚えています(笑)
日本で育てると実際は、1~1.2mぐらいにしかならないんですけどね(笑)
当時は、とにかく経験だっ!ということで、興味のあるハーブを片っ端から植えました。
まあ、本当のところMARIKOさんからあのハーブが欲しい、このハーブが欲しいという「お願い」という名の「強制」でハーブの苗を購入して植えていたんですけどね。
そして、うまく育てられるハーブと育てられないハーブが出てきて、そこから原因を予測して対応していくという風にハーブの育て方を学んでいった感じです。
レモンバーベナはうまく育てられないハーブの一つでした。
レモンバーベナの夏
南米原産で暑さに強いということで、夏は除草もせずほったらかしにしていました(笑)
今考えると笑えるのですが、当時は、「暑さに強いから夏はなにもしなくてよし!」となぞの理論で育てていました。
そうすると、夏場にレモンバーベナは見事に枯れたのです(笑)
どんなに暑さに強くても、蒸れには弱かったのです。
けっこうこの「暑さには強いけど、蒸れには弱いハーブ」って多いんですよね。日本も含め、アジア原産のハーブでない限り、だいたいそうです。
南米原産のレモンバーベナのそうでした。
レモンバーベナの冬
そしてさらに、生き残った一部のレモンバーベナは、冬もほったらかしにしました(笑)
レモンバーベナは、基本耐寒性は低い。
だけど、ここは南国鹿児島だっ!鹿児島の冬ぐらい大丈夫!というなぞの自信により、冬もほったらかし。
なぞの自信もあったのですが、本当は夏に一部枯れてしまったことがショックで、あまり手をかける気にならなかったのが正直なところです。
これは、冬を越えられなくて枯れる直前のレモンバーベナ。12月頃です。この画像からもわかるように、いかに除草をしていなかったかがわかります(笑)
訳が分からないで育てていた素人でもショックは受けるんです(笑)
鹿児島の冬の寒さでも、やはり越冬できませんでした。
そもそも苗が小さかったというのもあります。
耐寒性が低いハーブでも、ある程度のサイズになると、冬の寒さに耐え、冬越しできるハーブもあります。
1年目のレモンバーベナの栽培は、見事に全滅(笑)
2年目の春にもしかしたらと思い、芽が出ることを期待していたのですが、だめでした。
レモンバーベナは落葉樹なので、冬になると全部葉を落とすんです。
そして春になってまた芽が出てくるという感じです。
ショックというより、ショックで(笑)2年目はレモンバーベナの栽培を見送りました。
そして3年目。
MARIKOさんから、やっぱりどうしてもレモンバーベナが欲しいという「お願い」が届きました。
それで3年目の春にレモンバーベナの苗を植え付けました。
3年目には、夏しっかりと除草して、レモンバーベナが蒸れないように。
冬は不織布で株全体を覆い、越冬させました。
すると4年目の春には、しっかりと芽を出してくれて、さらに大きな株になってくれました。
今年の5月頃のレモンバーベナの画像です。1年目の画像とは違い、しっかりと除草しているし、イキイキしてますね。
ということで、4年目から栽培のやり方がなんとなくわかってきて、収穫量も安定してきたので、シングルハーブティーを販売することができるようになりました。
あまりにうまくいったものですから、MARIKOさんが植物エキスも抽出してみたいという「お願い」も来ています。
こちらは、今年の秋に抽出をしてみる予定なのでお楽しみに。