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2020年3月26日コロナ避難日記17「最後の釣り」

3月26日(木)
フィリピンコロナ感染者707人
日本コロナ感染者1,253人(東京259人)

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彼がストレスが溜まってるように見えたので、釣りに行く事にした。
彼が起きたのがお昼頃だったので、軽く食事をしてから出かける事にした。
銀行のATMでお金を引き出して、グラブ(配車アプリ)で車を呼び出す。
行き先はラプラプ市のマクタン島。空港の先のリゾートエリアで、海沿いなのでここなら魚が釣れるかなと思い。

しかし車が全く見つからない。というか、外を見てもいつものようにタクシーが走っていない。なぜだ。
グラブには片道乗り捨てのいわゆるタクシー機能と、時間で貸し切るハイヤー機能があったので、ハイヤーの方で探してみたところ、1人コンタクトが取れた。
しかしそのドライバー曰く、マクタンはセブ市外だから行けないというのだ。
なぜだ、、

で、結局前回釣りをした場所がギリギリセブシティだったので、タクシーを見つけ、前回と同じ場所へ行く事にした。
ドライバーに、なぜマクタンへ行けないのか聞いてみたところ
明日か明後日からロックダウンになる、そうするとセブ市とマクタンのあるラプラプ市の境界にはチェックポイントがあって、行き来できないというのである。

マジか!それは知らなかった、、なんならマクタンに1泊しようかなと思ってたくらいだったので、行ったら帰って来れなくなるところだった、、

で、海沿いのポイントに行き釣り開始。
子供達が楽しそうに泳いでる。確かに暑い。気持ちよさそうだ。
2-3時間粘ったが、残念ながら1匹も釣れなかった。
だけど、海で釣りが出来たので少しは彼も気晴らしができたようで良かった。


埼玉のかあちゃんからLINEが来て

昨日とーちゃんと近くの公園に行って桜を見てきたと写真を送ってきた。
とーちゃんはもう80才過ぎている。数年前に脳梗塞やって、治って元気にしてはいるが、今だに毎日3回、食前食後と物凄い数の薬を飲んでいる。
コロナにかかったら一発でアウトだろう。
送られてきた写真のとーちゃんは元気そうだ。よかった。

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どうにかこの危機を乗り越えて、子供を連れて弟一家とも一緒に家族全員で集まれる日が来ることを祈っている。

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