フィリピンにコロナ避難しようと思った4つの理由
こんにちはMarikoです。
コロナ避難の為、2020年3月10日に東京からフィリピンのセブ島にやって来ました。
なぜ私がフィリピンにコロナ避難しようと思ったかを説明します。
1:昔住んでいたので土地感があった
2007年から2014年まで、海外に住んでいました。
マカオに5年と、フィリピンに2年ほどです。
フィリピンは首都マニラに語学留学と知人が経営する不動産会社の手伝いの為住んでいました。
その為フィリピンの文化や風習も慣れ親しんでいましたし、セブ島を含むフィリピン各地へ旅行に出かけた事もあったため、土地勘があり、南の島でのんびりできるかなと思いました。
出産の事もあったので病院の事も考え、首都マニラか、フィリピン第二の都市セブ島か迷ったのですが、彼が釣り好きな事もあり、セブ島ならアイランドホッピングとかもできるし海も綺麗だから良いかなと思い、都市機能とリゾート感がちょうどいいバランスのセブ島を選びました。
2: フィリピンの永住権を持っている
フィリピンは観光目的であればビザなしで30日間滞在可能で、その後も到着してから延長手続きを行えば最長3年間延長可能とされていますが
私は2012年にクォーターというフィリピンの永住権を取得していた為、こう言う時こそ気兼ねなく入国、滞在できるなと思いました。
この永住権があることの主なメリットとしては
・観光ビザ(ビザなし)と違い、復路のエアチケットが無くても入国できる
・銀行口座、証券口座など金融機関の口座がすぐに開設できる
・就労が可能
・永住権なので、滞在の為の延長申請をしなくて良い
というところです。
あとフィリピン永住権のすごいところをあげておくと
・他の国に比べて取得費用が圧倒的に安い
・取得後は半永久的に保持する事ができ、フィリピンにいなくても大丈夫
(他の国、例えばアメリカなどは、永住権を取得したら1年の半分はアメリカに滞在していないと失効してしまいます)
取得した当時は、特にありがたみもなく
「まぁ日本で災害とか、戦争とか、何かあった時避難できるように、お守りだと思って持っておこう」
という感覚だったのですが、まさに今そのお守りが効力を発揮してくれたと言っても過言ではありません。
あまり喜ばしいことではないですが、、
3:友人知人がいるので安心感がある
私は以前海外に住んでいた事もあり、私はアジアを中心に世界中に日本人、外国人含めて友人がいます。
フィリピンもマニラやセブ島に友人知人がいたので、こっちに来ると決めた時にすぐ連絡を取りました。
セブ島で語学学校を経営している日本人の方や、フィリピン人のドクターなどです。
滞在するコンドミニアム(マンション)は知人がセブ島に所有していて使ってなかった別宅を使わせていただける事になりました。
ありがたいです。
4:大統領制の為トップダウンで政治的な決断から実行までが非常に早い
フィリピンの政治システムはアメリカと同じ、大統領制です。
大統領が変わると、政府機関の組織、人事がガラッと変わります。
良くも悪くも、大統領の意向がトップダウンで即反映されるのです。
私も以前永住権を取得した時期がちょうど大統領選挙の時期で、大統領が変わり、入国管理局の人事が総入れ替えになった為、根回ししていたコネクション関係が全部ダメになり1年棒にふった経験があります。
現在のフィリピンのトップ、ドゥテルテ大統領はなかなかの手腕を発揮しています。
当選直後は、汚職や麻薬組織撲滅といって、麻薬の売人は即逮捕、場合によっては警官が即射殺するなんて事もあり、刑務所はパンパン、誤認逮捕問題など、当時は大統領の剛腕手法に賛否両論ありました。
しかし今回のコロナ問題に関しては、素早い対応策を次々に実行しており素晴らしいなと思いました。
フィリピンは1月の段階で中国人と韓国人を入国拒否、武漢から既に入国していた中国人を強制送還させるなどしていて、
私がフィリピン渡航の検討を始めた3月上旬はフィリピンでのコロナ感染者は3人だったこともあり、安心感がありました。
というこれらの理由から、最終的に「セブ島に行こう!」と決断をし
それからはエアチケットを購入し、都内の病院で英訳の診断書と飛行機搭乗許可証を出してもらい、東京の家の片付けや、持っていく物の買い出しや準備を急ピッチで行い、
次の週の3月10日のフライト(成田ーセブの直行便)
でフィリピンのセブ島にやってきました。
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