「友達関係が”しんどい”時期があり、私立中学を選んだ次女の入学式は泣けた」
自分でも驚きました。
まさか、入学式で泣くなんて!
春休み後半から落ち着かない次女。
「友達の作り方を忘れてしまった」と何度も口にする。
1学年1クラス、しかも、クラスの3分の2が女子という小学校生活。
お母さんなら「それは大変かもしれない。大変だったでしょう。」と
思う人も多いのでは?
小学生女子は「グループでいることが好き」な子が多く
「グループのリーダーのマウンティング」は学年が上がるほど加速していきます。
定期的に起こる「仲間外れ」とさよならをしたくて、
また、「たくさんのお友達と話をして、いろいろな考えを知りたい」
「同じ趣味の友達が欲しい」「いろいろな経験をしたい」
という理由で私立中学に行くことを決めた次女です。
そんな次女は、4月に入ると「夜眠れない」と言ってきました。
「眠るまで、子供部屋にいて欲しい」と言う様になりました。
緊張しているのでしょう。友達ができるか心配なのでしょう。
「わかったよ~。」と毎日、深い寝息が聞こえるまで、次女の部屋で過ごしました。
そして、入学式当日。
駐車場から校舎へ向かい、クラスを確認して、次女は教室へ、保護者は体育館へ移動をしました。保護者席に座ると、「ライトアップされたステージ」「大きく華やかに活けられた花」「校旗」が映画のワンシーンの様に見えました。
それらを、目にすると、「学校に行けなかった日」「友達が怖くなって苦しくて早退した日」「どうしても着替えができなかった日」が思い出され、「苦しかったよな。頑張ってきたよな。本当に頑張ってきたよな。」という気持ちが込み上げてきて、同時に涙が流れました。
鼓動が早くなり、次々と涙がこぼれました。
学校見学をして、授業を見て、「あの先生の授業を受けたい。楽しそう!」
「友達増えるよね!」「いろんなジャンルの話をたくさんできるよね!」と
選んだ学校です。
楽しい中学校生活を思い描いて頑張った受験でした。
次女に、「いい風が吹いてきますように」「きっと、この学校で自分らしく穏やかに日々過ごしていける」と思うと、泣けて泣けて。小学校の卒業式より泣きました。
たくさんお友達ができて、「好きな事」がどんどん増えて、「楽しい事」もどんどん増えていく、そんな中学校生活になるよ!
毎日いい風が吹くよ!!
麻里子さんのつぶやき
行きたくない日は無理に学校に行かなくていいのよ。行かせなくていいの。学校に行かない日があっても、きちんと考えてる。大丈夫。