保育園からの帰り道、700メートルの道のりを1時間以上かけて歩いていたなぁ
新緑が眩しくて、お散歩にいい季節になりましたね。
「お散歩したーい」と思ったら、ふと長女の保育園のお迎えを思い出しました。
私が電車通勤のため、長女は通勤路線の沿線の保育園に通っていました。
最寄り駅から家までは、約700メートル。
保育園児の歩みでも30分あれば帰れる距離でした。
長女が歩けない頃は、抱っこ紐で長女を抱いて歩いていました。
最寄り駅から家までを30分くらいで歩いていた記憶です。
いつも「早く帰ろう」と思い、一生懸命歩いていました。
あの頃は、
「早く帰って、早くご飯を食べさせて、早くお風呂に入って、早く寝かせないと!」
と思っていました。
「〇〇しなきゃ しなきゃ の ”きゃっ きゃっ星人”」でした。
そんな長女が歩けるようになり、一緒に歩いて帰る
と
最寄り駅から家まで、なんと「1時間以上」かかる。
「子供は好奇心がいっぱい」ですよね。
そして、長女の好奇心は多めだったのだと思います。
歩道の「ごみ」、道端の「お花」、縁石の塗装、落ちている石、
目に付くもの全てに反応し、
立ち止まる。
眺める。
そして進む。
さっき気になったお花のところに戻る。
お花を眺める。
満足してまた進む。
すると、ゴミを見つける。
立ち止まる。
眺めて、触ろうとする。
「おっと、ゴミは触らないで」
眺める。
満足して進む。
またゴミが気になって戻る。
こんな帰り道でした。
こんな歌がありましたね。「3歩進んで、2歩下がる」
まさに、そんな歩み。
「3歩進んで、2歩下がる」ジェネレーションギャップ出そうだな。。
やだぁ~ だけど、これが現実(笑)
あの頃の心境
①気になるモノは気になるよね。しょうがない。
無理やり離すのは したくないなぁ。
好奇心溢れてる長女が面白い。ちょっと自慢。
②好奇心むき出しの長女を観察するのが楽しい。
③帰る時間が遅くなったら、ご飯を食べるのが遅くなっても
「長女がなかなか進まなかったから」って、自分に言い訳ができる。
いやらしけれど、
「早く〇〇しなきゃ」をしなくても許される。
って思っていました。
長女を言い訳にしていました。
自分で自分に、「今日は寝るのが遅くなってもいいの」って許可を出せれば
いいのでしょうが、あの頃は自分に、「ゆるむ許可を出す」という事が出来ませんでした。
というよりも、
「やれなくてもOK、やらなくてもOK という許可を出す」という考えがそもそもなかった。
今振り返ると、もっと気楽でよかったのに
と思います。
寝るのが遅くなっても、翌日の保育園のお昼寝でカバーできる。
時間がなくて、疲れちゃって、ご飯をたくさん食べられなくても
明日、いっぱい食べられればいいよね。
1日という単位ではなく、
1週間という単位で「できたか、できなかったか」を見る。
そんなところから
ゆるむことを覚えていった私です。
毎日きちんとできなくても、子供の調子は狂いません。
元気です。笑顔です。
大丈夫だよ~
頑張り屋さんのお母さん
そんなことより、ゆるんでゆっくり寝てみてください。
まずは、「月に1日ゆるむ」からやってみませんか。
頑張っているみなさん
頑張ってきたみなさん
頑張ってるお母さんを見ている方
頑張ってるお母さんを知っている方
それでいいんだ って思えた方
「スキ」を押してもらえると嬉しいな ♪