(仮称)上ノ国湯ノ岱風力発電事業に対する意見書作成
風力発電機の単機出力は最大4MW:最大16基
最大高さは182mになります。この近辺に397基の風力発電機を設置予定です。
「(仮称)上ノ国湯ノ岱風力発電事業 環境影響評価方法書」の公表及び縦覧について | Invenergy
閲覧は16日まで提出は31日です。以下全文です。
提案1
表3-2(1)によると鳥獣保護区、北海道自然環境保全指針の
「すぐれた自然地域、身近な自然地域」に指定されていて
山頂部が改変されると環境への負荷が懸念されますし、
また将来の現況復帰時に山頂部の基礎の撤去時に
山崩れの起点となります。それはどのように実施されますか。
また富士山の大沢崩れのように回復不能の状態になる事もありますが
その復帰費用のプールも環境省の指針により必要となりますが
その計画の明細を提示してください。1基あたり2億円以上かかる
実績があります。
表3-2(1)によると上ノ国町は「急傾斜地崩壊危険区域、
地すべり防止区域、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、山地災害危険地区」にあたります。
既に2箇所のがけ崩れがありますし、リスクの高い場所ですので、
災害が起こらないよう建設時、撤去時の計画を明示してください。
提案2
水源地であり、改変が影響あったときの被害が甚大です。
土砂崩れや降雪の影響も未知数ですので
施設の稼働後も水環境への影響調査が必要です。
提案3
図4.2-17 生態系の影響予測及び評価フロー(上位性注目種:クマタカ)
評価の後のフローが全く無いのはなぜですか?
一番大切な所です。
提案4
ギアの交換が7年毎また火災や災害時の対応も
環境に影響ない実施ができるか不明です。
対応を具体的に示してください。