(仮称)八峰能代沖洋上風力発電事業 に対する意見書
15MWの風力発電機を25基設置です、秋田県能代市沖海域 面積:約3,230ha
水深15~30mのラインに沿って設置 準備書で環境影響の評価の最終になります。以下意見書文面です。少し文面がきつくなってしまいました。
環境省 環境影響評価情報支援ネットワーク (env.go.jp)
1-表4-1-1で水環境の影響が評価の選定項目の存在や稼働時に
入っていません。しかし施設からの汚染の可能性が残るので
環境保全の立場から継続的に観測の必要があると思います。
大型風車25基を設置後に風車が海域に対してどのように
影響を与え、その結果環境保全や現況復帰を将来どうするかを
対象と比較する具体策が不明です。明確にして海域の自然保護
に努めて頂きたいです。
ハタハタへの影響を水深が違うので影響が少ないだろうと予測し
影響なしと判断するのは無責任です。
2-福島県で早々に撤去した洋上風力発電機の撤去費用は
3基で50億円かかっています。環境省の進める
環境保全のための現況復帰の費用を自治体で管理する
体制を具体的なプランを計画お願い致します。
3-台風・暴風の対策ですが、海上であると部品や本体の離散範囲
が広く回収や復旧が困難になります。
タワーやナセル部に使われるグラスファイバーは
塩水に弱く劣化/破損し海中に飛散すると甚大な被害が出ます。
海産物の汚染や現況復帰不可能な状態となり
日本海に広く被害が拡散する可能性があります。
どう対応されるのでしょうか。
大型風車の暴風時の風洞試験は済んでいますか。
大型風車の大規模の稼働実績がありませんし
稼働後の防災対策として含めて予想と対策して頂きたいです。
4-バードストライクの対策が具体的でありませんが、死骸が
海洋に離散します。生息数の不足分を補う具体的なプランを
追記お願い致します。
5-水深15~30mの設置ですが藻場として
水産資源のバックグランドになっている重要な地域です。
潮流の動きにも影響が少なからず出てきますがそれが少ないか
多いいかは調査しないとわかりません、工事前と
工事後の藻場の変化を公開して下さい。