(仮称)檜山陸上ウィンドファーム事業に対する意見書作成
https://j-windservice.com/(仮称)檜山陸上ウィンドファーム事業に係る計/#content
道南東部の設置になります。
4MkW~6MkWで30~40基 程度の規模になります。
ここも保安林で鳥獣保護区の地域です。
会社の規模に合う開発に見えません。意見書は8日までです。
①北海道檜山郡上ノ国町、北海道松前郡松前町
図2.2-6環境保全上留意が必要な場所の分布状況(自然環境)
より全域が保安林や鳥獣保護区になっています。
保安林の役割を保全するために、「工事中の負担の軽減と稼働中の保全」と
20年後の現況復帰の費用の保全が必要です。
②10page(3)(d)「事業実施想定区域(案)から生活環境への影響を可能な限り回
避低減するため、北側及び西側の住居から500m の範囲を風
力発電施設の設置対象外とした。」とありますが、現在500mでなく
2kmを基準とする事が勧められています。
図2.2-7で2km以内の現在の健康調査と継続的な影響調査が必要です。
③表 4.1-2 計画段階配慮事項の選定
丘陵地の尾根を切土、盛り土しますので災害リスクが高く
水質の長期的な観測が必要です。水源地での雨水の流れも変わります。
稼働後の監視対象としてください。
④重要度の高い海域(沿岸域) 図 4.3-6 動物の注目すべき生息地
烏戦保護区になっていますし、生物多様性の観点から
保護活動が必要です。特にブレードの先は時速200kmの速さを越しますので
どんな材料であっても凶器となります。
稼働後の保護活動を具体的に実行してください。
⑤P89事業者の対応が不適切です。
「方法書以降の手続きにおい
ては、ご意見を踏まえて調
査の手法を検討し、生息状
況の適切な把握に努める。」とありますが
努めるだけでは回答として無責任です。
具体的な評価方針と解決策が必要です。
現況復帰の予算を自治体に預け、鳥類の生息維持や環境保全を目的とした
責任ある事業を進めていただきたいです。