【風の声を聴く】'21.8②~前線活発化による日本海側の大雨~
度重なる台風や熱帯低気圧の襲来があったかと思いきや、異例の前線停滞。通常なら、夏真っ盛りの時期です。かつてこんな盛夏はあったでしょうか。気象庁は、今回の前線を当初は、資料内で「秋雨前線」と呼んでいました。たとえ、立秋が過ぎていても、本州は40℃前後の猛暑で「秋雨前線」という言葉を使うことが躊躇される状況、むしろ戻り梅雨を思わせる気圧配置。そうしたなか、11日の気象庁会見で使用されたのは、「梅雨末期のような大雨」という言葉でした。まだまだ長引きそうな大雨リスク。命を守るため、呼びかけたい情報とは…。
==== 目次 ~2021.8.15~ =====================
◆できごと【8月1日(日)~8月14日(土)】
◆解析のポイント『前線活発化による日本海側の大雨』
◆旬のキーワード『複数の熱帯擾乱と藤原の効果』
◆今後の見通し・編集後記
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