【風の声を聴く】'21.1②～押し引き混合の冬型による荒天～

11都府県に対して、2度目の緊急事態宣言。みなさん、いかがお過ごしですか。
職種によっては、なかなか働き方を変えられず、通勤電車を余儀なく利用されている方もいることでしょう。お疲れ様です。
私が勤務するNHKでは、年末、全国の気象キャスターが集う恒例の会議が、初めてリモートで開催されました。私は、表現の選び方や構成の立て方、予想に迷ったときの選択方法など、気象解説について講演を行なったのですが、子どもの預け先がなかったため、初めて自宅から発表しました。資料説明のスムーズさはさておき、新しい時代が来たなと実感しました。
近い将来、自宅から気象情報を伝えるのがスタンダードの時代がやってくるかもしれません。
さて、1月前半も、寒波の襲来で、広く大雪や暴風の被害が出ました。前号でご紹介した冬型とはまた違うパターンです。詳しくみていきましょう。

＝＝＝＝ 目次 ～2021.1.17号～ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
◆できごと【1月3日（日）～1月16日（土）】
◆解析のポイント『押し引き混合の冬型による荒天』
◆旬のキーワード『南岸低気圧』
◆今後の見通し・編集後記
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