【風の声を聴く】'23.3②~菜種梅雨と寒の戻り~
桜が咲きました!
3月14日、全国のトップを切って、東京・靖国神社のソメイヨシノが開花しました。2020年、2021年と並び観測史上最も早い開花です。平年の開花日が3月24日ですから、10日も早い発表でした。
ところで、ソメイヨシノの生物季節観測といえば、全国的に11時ごろと14時ごろ、1日2回が定例でしたが、東京の開花発表は、一日に1回、14時のみになったのをご存じでしょうか。たとえ11時に、5~6輪開花していたとしても、午前中に発表されることはありません。14時に東京管区気象台による記者会見のような場で、発表が行われるのです。
このため、14日昼のニュースは、各局「東京、午後にも桜開花の発表が!」という内容になっていました。
記録的に早い桜の便りとなり、春本番へと加速を続けている3月ですが、例外なく訪れるのが、寒の戻り。今回は、急に訪れた真冬並みの寒さについてみていきましょう。
==== 目次 ~2023.3.19~ =====================
◆できごと【3月5日(日)~3月18日(土)】
◆解析のポイント『菜種梅雨と寒の戻り』
◆旬のキーワード『早期注意情報(警報級の可能性)』
◆今後の見通し・編集後記
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