釜ヶ崎から京都へ移動し自学自炊コミュニティnalbaへ 卒論リサーチの旅(関西編3日目)
東京中野の戦後間もなく建てられた古民家を借りて、DIYでコツコツリノベした秘密基地を、みんなの秘密基地にしたい!
そんなことを在学中(2022年現在4年生)のBBT大学の卒業論文でも研究中です。様々な取り組みを知るために、6月末に関西へ旅してきました。
3日目は、釜ヶ崎〜〜友人とランチ〜自学自炊コミュニティnalbaの見学のため京都へ。
チェックアウト後は少し大阪観光へ。
待ち合わせたランチの場所の近くに、こども本の島中之島があったので行ってみたら、たまたま予約なしでも入れました。
友だちとランチをした後、京都へ移動し、自学自炊コミュニティnalbaへ。
nalbaは子どもたちと一緒に自炊をし、食から生きる力を学ぶというコミュニティの場。BBT大学の女子大生仲間の楠本さんが経営されていて、大学の事業構想ラボという各自の事業アイディアをプレゼンする場でお話を伺ってから、ずっと見学に行きたかった場所のひとつでした。
楠本さんとはいくつかの講義でも一緒で、エアーキャンパス(大学の講義を受けるオンライン上のキャンパス)オンラインでディスカッションも何度もさせていただき、こんなにすごい人がいるのかぁ、とずっと思っておりました。
今回は他の大学の仲間も誘って一緒に見学。
見学時にも子供たちがキッチンに立って手際よく仕込みをしていました。写真撮影はできませんでしたが、様子はnalbaのフェイスブックページからご覧いただけます。
この日は楠本さんの下鴨ハウスに泊めていただき、nalbaへの想いや経営的な課題などをお酒を飲みながら伺いました。想いだけでは難しいこともあるけれど、想いがあるから経営をやっていける。
私もどこでバランスをとっていくのがいいのかなぁ、なんていろいろ考えてしまいます。
私は愛知県出身で、子供時代の日曜日は喫茶店のモーニングで始まっていたので、モーニングが大好き!モーニングに行けるというだけで、ワクワクします。
3日目は念願のnalbaへの訪問ができて、前日の団欒長屋と合わせて、子どもたちへの取り組みについて知ることができました。
私自身は子供がいないので、子供向けの活動というのがイメージできないのですが、自分の子供時代を思い返した時、多世代がふわっといる場にいつも身を置けたことが、ありがたかったなと思います。
食は人を育てる基本。
日本はこんなに豊かに見えますが、きちんと食べることができない人、子どもたちもいるという話は、最近のリサーチでもよく聞きます。たくさんの人たちが、子供食堂などの取り組みをされていますが、それだけでは追いつかないこともあるのではないかなぁと。根本的な構造の問題。
とはいえ、我々ができることは、目の前のささやかなことなんですね。