オリパラが終わってどこへ行く、じぶん。
パラリンピックの閉会式が9月5日だったので、もうそれから2ヶ月半たった。
Field Cast(ボランティア)としてオリンピック、パラリンピックにがっつり参加したあとの
この2ヶ月半が自分にとってどんなだったかというと
一言で言って冴えない日々でした。
何かが終わると切り替え大好きマンの私は終わった瞬間に次に行きたかった。
なので、意外と大量になったオリパラ関係の荷物(もらったりするものが意外と多い・・・!)もサクサク片付けたかったし、気持ちも切り替えてよ〜〜し!次の目標!みたいに行きたかったけど本当にびっくりするぐらい行けなかった。
なので、切り替えがしたくてしたくて仕方なくて、9月後半にはあえてオリパラで自分が勤務した3箇所の活動場所に行って
「はーい、これであなたのオリパラ終わりです!次頑張ってね!」
と言い聞かせたりもした。
けど、なかなかなかなか切り替えができなかったのです。
オリパラが終わって、はたと、
「これは自分の人生の区切り、昔から家にあるもので捨てづらかったものも全部捨てて人生を1からまた立ち上げるぞ」
と思い片付けまくりました。結構捨てたぞ。お金にならないものばかり捨てた。ちょびっとお金になったのはカメラぐらいかな。PS3は150円ぽっちで売る手間の方がよっぽどかかってるw
でも、
「写真、撮らなくなったよね、このカメラだとそんな撮れないって思ってるよね、自分」
と冷静に言い聞かせて売らせるぐらいの自分の思い切りがあった。
※カメラ屋の娘と言ってカメラを手元に置きたがるタイプなもので。
そんな冷静さを持ちながらもモヤモヤがずーっとずーっと引きずり続けている。多分まだ進行形?
うちのキッチンにはダイニングにつながるところに窓があって、ここ数年の間に行った旅行のキーホルダーが吊るしてある。
それからサンドバックと、フィギィアスケートのブレードカバーのキーホルダーと。
はたとそのキーホルダーたちを全部外した。分からないけど全部外した。
そしたらそこにエッフェル塔があって、パリなのかなぁ〜〜などと思ったり。
実は私は1年ぐらい前に本当に本当にアホみたいな夢があって、そこに向かって勉強もしてたんだけど、ふわっとその夢は昇華してしまった。
オリンピックで国技館のリングの周りをフラッグを持って回った時に、客席はお客さんはいなくて、メディアとナショナルチームの応援しかいなかったんだけど、それを見上げた時に擬似的に自分の夢がちょっと叶ってしまった。
とにかくオリンピックもパラリンピックも衝撃的すぎて、それを体験できたのはこれまで自分がボクシングやってきたことや、見に行ってたことや国外まで足を伸ばして見に行ったことや、そのいろんなことの結果として衝撃が受けられたんだろうけど(きっと準備があるから充実できた)どこかで区切りがついてしまった。
なので今どこに行っていいか分からず、ちょっとたたずんでます。
日々を淡々と一生懸命過ごすこと、目の前の仕事もうちょい勉強しようぜ、自分とか。
あんなに出たかった国外も口では
「CUBA行きたいです」とか言ってるけど果たして本気なのか、とかw
NY公共図書館には行って見たいんだけど、自分がそこで感動を受け入れる準備ができてるのかとか。
とにかく自分の中でかっちりした目標ができていないのです。
でもこういうときは動けることを淡々と動くしかないんですよね。