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モンテッソーリ教育の「はじまり」に想いを馳せて

こんにちは、くわばらまりこです。
今から118年前の本日 1907年1月6日、マリア・モンテッソーリがイタリア・ローマに『子どもの家』をオープンしました。この日は、モンテッソーリ教育が世界に向けて第一歩を踏み出した、記念すべき日です。
彼女が当時、子どもたちに自主性を尊重する環境を提供した試みは、時代を超えて今もなお世界中で支持され、多くの人々に影響を与えています。


モンテッソーリ教育がもたらした影響

モンテッソーリ教育が注目される理由の一つは、子どもたちの自主性や好奇心を大切にし、彼らの内なる力を引き出す点にあります。
私がこの道を歩み始めたのは、子どもたちの内側から溢れるエネルギーに気づき、その純粋さをリスペクトしたことがきっかけでした。彼らの可能性を信じて、時には学び手として、時には伴走者として向き合っています。そして、この教育は学べば学ぶほど奥深く、どこまでも続く「心地よい沼」に引き込まれるような魅力があるのです。


私にとってのモンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育の「子どもの本来の力を信じる」という理念は、大人になった私自身の心に深く響きました。
しかし、学びを進める中で、自分自身の中に「教えよう」とか「(私が)よいと思う方向に導こう」という思考が顔を出していることに気づく瞬間もありました。モンテッソーリ教育は、そんな私の姿勢を映し出しながら、逆に問いかけてくれているのだと思います。

「本当に子どもの力を信じているのだろうか?」
この問いが、自分の学びをさらに深め、教育者としての成長へと導いてくれています。今では、この理念を自分自身の活動の中でどのように広めていくかを日々模索しています。


これからも「子どもの力を信じる」教育を

2025年という新しい一年を迎え、改めてモンテッソーリ教育の歴史に想いを馳せながら、この理念を現代にどう活かしていけるのかを探る一年にしたいと思っています。
モンテッソーリ教育が教えてくれるのは、子どもたちの力を信じ、彼らに適切な環境を用意すること。その実践が、彼らの未来をより豊かにしていくということです。

私たち一人ひとりが、子どもたちにどんな未来を贈ることができるのか。そんな問いを持ちながら進む一年にしたいと願っています。
モンテッソーリ教育がはじまって118年。皆さんにとって、「子どもたちの未来を信じる」とはどんなことを意味しますか?ぜひ、あなたの考えをお聞かせください。


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